基本的に雨の日は自転車には乗らないのですが、時々「小雨だし平気だろう」という判断をしたところ、出先で普通の雨天になってしまうことがあります。
路面が水が浮かない程度にウェットでポツポツ雨が当たる程度だと、運動で加熱した体に雨が当たって逆に気持ちが良いくらいなのですが、完全に雨になってしまうと話は違います。基本的なところですが、ブレーキが効かないのが困るのです。
ロードバイクではまだリムブレーキが多数派だと思いますが、ブレーキシューがドライ用だと本当にブレーキが効かなくなります。どうもリム面が濡れていると制動力が得られないようです。効き始めが明らかに遅くなるので、自動車の運転などで言われるように余裕を持った早めのブレーキングで対応します。
これは雨天走行後、清掃前に前輪を外してひっくり返したところです。
しかも、ブレーキシューの削りかすが水と混じって、飛び散ってきます。前輪のものは割と自分の体の方にも飛んでくるので困りものです。ディスクブレーキだとこういう心配は少ないのかもしれません。足下でローターが回っていることの危険さを心配する声もありますが、ビジュアル的な部分も含めてディスクブレーキは良さそうだな、と思うことがあります。
どうしても雨になってしまうことが年に数度はありますが、こういう時こそ道路交通面でも、自分の体調の面でも安全第一で行きたいものです。