ER-4XRについて
ER-4Sが故障してから新しいイヤホンを探していたのですが、結局同じEtymotic Research社のER-4XRを購入しました。
ER-4XRは2016年に発売となった比較的新しいモデルで、ER-4シリーズの上位機種という位置付けです。低音域を目立つようにしたというのがこのER-4XRです。ER-4S直系のフラットさが売りのER-4SRもあわせてラインナップされています。
パッケージ
パッケージはこんな感じの縦長の箱です。
カバーを外すと箱はスライドして開くという凝った作りです。中から見えている白い紙は左右のドライバのマッチングを完了した証明となるコンプライアンスグラフです。従来からのER-4シリーズ同様、ドライバごとのわずかな品質の差を極力低減するべく左右のドライバのマッチングが行われています。
本体
本体はER-4S比でケーブルがずいぶん柔らかくなり、使いやすくなりました。本体はアルマイト加工されており、ER-4Sに比べるとかなりかっこいい仕上がりです。本体にはドライバごとのシリアル番号も記入されています。
左右の表記はケーブルと本体の接続部に小さく記載されていますが、目立たないのでよく見ないといけません。
ケーブルはMMCX規格で着脱可能となっており純正の交換ケーブルが用意されています。MMCX規格であれば他社製ケーブルを使ってカスタマイズすることもできます。ケーブルが断線しても本体部分が無事なら引き続き使えるので、これはありがたいです。
付属品
付属品としてフォン変換プラグ、シャツクリップ、交換用フィルタ4個とフィルタ交換ツール、イヤーチップ3種2ペアずつ(いわゆる三段キノコタイプの中サイズ・小サイズとフォームタイプの中サイズ)、そしてキャリングポーチが付属します。
使ってみて
ちょっと使ってみたのですが、やはりERシリーズの音という感じで安心感のある明瞭さです。先入観を持って聴いているとは言え、触れ込み通り低音域の迫力はなかなかのものです。明瞭かつ元気の良い感じで発音されるので、私がメインで聴いているクラブミュージックにはとても良く合っていると思います。
あとインピーダンスが45オームに設定されているので、ポータブル機器での運用がしやすいのもメリットです。これはER-4SRでも同様です。
相変わらずちょっと変わったイヤホンという感じではあるのですが、見た目も大分かっこよくなりましたしオススメです。音楽を聴くのが楽しくなるイヤホンという印象です。