新年恒例のCESが今年も開催されています。AMDは直前にイベントを開催し、2018年の新製品発表とロードマップの更改を行ったそうです。
デスクトップ向けVega GPU統合型Ryzenは99ドルで登場
[PC Watch]
Zen+の登場
まずRyzenは早くも今年の4月には第二世代が登場するそうです。単なるリナンバーではなくプロセスルール自体が異なるので、パフォーマンス面も向上が見込めるそうです。
新しいチップセットであるX470もあわせて登場予定とのことなので、思ったより色々変わるようです。
Zen+Vegaのデスクトップ用APU
Zenコア採用のデスクトップ版APUもついに発表となりました。2種類がラインナップされています。価格は上位の2400Gが$169、下位の2200Gが$99とのことで、攻めた価格設定となっています。
Ryzenは全体的にハイエンド~ミドルレンジ帯の製品展開でスタートしましたが、今回のデスクトップ版APUはローエンド側を埋める製品となりそうです。安価な価格設定ですがCPU部はZenに、GPU部はVegaにとそれぞれ大幅に進化しているので、期待大の製品です。
既存製品の値下げ
今回の情報公開にあわせて既存のRyzenが値下げになるそうです。特に上位製品ほど下げ幅が大きいので、Zen+を待たずにRyzenを導入しようという方には良いニュースとなっています。
2017年はAMDが目立った年だったと思いますが、今年も勢いそのままにガンガン攻めている雰囲気です。2018年のAMDにも期待したいです。