今回は39番の 日光街道杉並木歴史に触れるルート を走ってみました。圏央鶴ヶ島IC付近を回るルートになっています。
スタートは通算4度目の登場になる東武東上線の若葉駅です。鶴ヶ島市側の南口は初登場となります。
駅前の広場にルート図があります。
さっそく駅前の大通りを走っていきます。若葉駅の南口から延びる大通りは非常に走りやすい道路になっています。
大通りを一本外れて圏央道に沿って走って行きますが、こちらも大通り同様走りやすい道路です。
陸橋の上まで自転車レーンが整備されています。
鶴ヶ島JCTすぐそばにあるのが高徳神社です。広い境内を持つ神社です。
圏央道沿いを圏央鶴ヶ島IC方面に走って行くと、鶴ヶ島市運動公園があります。
かなり広い公園です。
公園前の道路は並木もあってとても走りやすい道路です。
圏央鶴ヶ島ICに接続する道路に入り、国道407号と交差します。
圏央鶴ヶ島IC交差点です。写真に写っているのが国道407号です。
このルートの日光街道杉並木の由来はこの国道407号沿いの杉並木です。日光街道というと一般的には越谷や草加を通る国道4号の方を指しますが、この国道407号も日光街道と呼ばれる場合があります。古くは国道16号を経由して日光~八王子間を結ぶ街道の一部だったそうです。
圏央鶴ヶ島ICに流出入する車の影響でこの区間はとんでもなく路面が荒れています。路面状況は注意した方が良いです。
圏央鶴ヶ島IC交差点の先にあるのが池尻池です。あまり人気が無く静かな公園です。
県立鶴ヶ島清風高等学校の横を通った先にあるのが高倉菜の花畑です。
時期的に菜の花畑ではないですが、ルート100らしい静かな道です。
菜の花畑を抜けるとJAいるま野の直売所があります。
直売所の隣は家庭菜園になっており、休日は賑わっています。
JAいるま野の直売所を右折して、若葉駅方面に戻ります。
途中にあるのが日枝神社です。写真に撮っていないですが神社の入口に年代物の日産のトラックが置いてあったのが印象的でした。
高倉派出所交差点を右折して、その後すぐに左折します。鶴ヶ島浄水場の隣を走りますが、ここは未舗装路です。警告無く未舗装路になるのでご注意下さい。
割合締まった感じのダートなのでロードバイクでもどうにかなります。
未舗装路を抜けると大きい通りにぶつかります。ここを右折して走って行くと左手に白鬚神社があります。
なんでも高麗系の人々が崇敬していた神社とのことです。高麗とのつながりが残っているのはこのエリアならではの特徴です。
白髭神社の先を左折すると雷電池があります。
最初「かみなりでんち」って何だ?と思ったのですが、「かんだちがいけ」です。よくある池がある公園に見えますが、池自体の歴史は古く、脚折雨乞(すねおりあまごい)と呼ばれる雨乞いの儀式が伝わっているそうです。現在は降水状況に関わらず、4年に1回雨乞い神事を行っているそうです。
雷電池の先を右折すると最初の若葉駅から延びる大通りに出ます。
まとめ
このルートの特徴として、ほぼ全ての交差点に案内板が出ていることが挙げられます。スマートフォン等でナビゲーションしないと確実に迷うようなルートもある中、これは貴重な存在です。道に迷いにくいので、走った後の印象もかなり良かったです。
ルート自体も神社や池が多く組み込まれており、ニュータウンのような印象を受ける若葉駅周辺にも歴史的な見どころがあることが発見できます。距離や勾配も全く厳しくないので、万人向けの好ルートだと思います。