埼玉県自転車見どころスポットを巡るルート100#64

今回は64番の 「のぼうの城」の歴史と利根の自然を満喫するルート を走ってみました。忍城の水攻めを扱った映画「のぼうの城」で知られる行田市のルートですが、最近は「陸王」の舞台という方が知名度があるかもしれません。

行田は埼玉県の県名発祥の地と言われています。現在も”埼玉(読みは さきたま)”という地名が存在しており、本ルートのスタート地点も埼玉古墳群という名前です。写真は埼玉交差点です。住所は埼玉県行田市埼玉…になるので、文字にしてみると面白いです。

埼玉古墳群です。大小様々な古墳が密集しており、大きいものは写真のように山のようなスケールです。

小ぶりなものもあります。ルート全図はここにあります。

近隣には前玉神社という神社があります。

古墳時代の創建と伝わる歴史ある神社です。この神社の名前も”さきたま”と読みます。幸魂が変化したものという説もあるそうです。

ここから行田の中心市街地に走って行きます。行田の中心市街地は古くは忍城の敷地であったと考えられているそうです。現在も忍城跡には公園が整備されていますが、実際の城の面積は周辺の池や沼も含めるとかなり広大だったようです。

忍城から見て南東方向にある佐間天神社です。忍城築城の際に創建されたものと考えられているそうです。

こちらは少し北にある清善寺です。熊谷にある成田龍淵寺の末寺ということです。やはり建立のきっかけは成田氏だったようです。

こちらが水城公園です。忍城は当地の元々の地形であった沼や池を防御に活かした城だったそうです。広い池は当時をしのばせます。

こちらが忍城址です。お城の周りにも堀があります。奥に天守閣が見えますが、実際の忍城は屋敷のような構造だったと考えられているそうです。

ここで秩父鉄道の線路を北に渡って春日神社に立ち寄ります。こちらもやはり成田氏の創建によるものということです。このように、行田の中心市街地には成田氏の活動の痕跡が多数残っています。見るところがとても多いので、市街地だけでもかなり充実した散策が楽しめます。

ここからは割とサイクリング要素が強くなってきます。水路の横の直線的な道路を北へ向けて走ります。

行田市総合公園です。駐車場からトイレが多少遠いですが、大きい公園なので一通りの設備は揃っています。

更に北進し、県道128号との交差点で左折します。その少し先で右折すると、キタミソウの自生地があるそうです。写真の辺りではないかと思うのですが、看板などは出ていなかったので違うかもしれません。キタミソウは湿地のような地形でないと生育できない植物で、絶滅危惧種に指定されているそうです。

利根川の堤防に向けて走って行きます。この付近はかつて南河原村と呼ばれていたエリアです。現在は行田市に合併されていますが、道ばたの看板などに痕跡を確認できます。あまり交通量もなく、走って楽しい道路が続きます。

利根川の堤防手前には切所沼という沼があります。ヘラブナ釣り師と思われる方々のパラソルが多数開いています。

ここからは利根川のサイクリングロードを走ります。いつもながらあまり自転車の走っていない道です。

熊谷方面から流れてくる福川の合流点がちょうどここです。大きな水門があります。

しばらく走っていくと武蔵水路の取水口である利根大堰があります。そのすぐ近くに行田サイクリングセンターという施設があります。

トイレ利用・休憩ができるほか、無料のレンタサイクルがあります。当日17時までに返せば良いそうなので、気軽に利根川サイクリングロードを走ることができます。多少年季は入っていますが、純粋なサイクリング用途でこの設備は驚きです。

改めてルート全図もあります。

利根川自転車道の案内図です。

ここからは緑のヘルシーロードこと武蔵水路沿いを走って行きます。利根大堰すぐ近くに見沼元圦公園(みぬまもといりこうえん)があります。

珍しく風車があるのですが、長らく内部には入れなくなっているようです。

緑のヘルシーロード沿いはこのようにとても走りやすくなっています。下流部同様のおなじみの光景です。

途中の見沼公園です。新品と見まごうばかりのきれいなトイレがあります。

秩父鉄道の武州荒木駅付近にある天州寺です。聖徳太子像が有名なんだそうです。

まだまだ緑のヘルシーロード沿いを走って、県道364号と交差するところで県道に入ります。遠くに古代蓮の里の展望台が見えるので、これを目印に古代蓮の里へ向かいます。

中央のタワーのようなものがそれです。

こちらが古代蓮の里です。古代蓮とは何かというと、当地で工事を行った際に地中から出土した蓮の実が自然発芽したものだそうです。1,000年以上も前の種子が発芽したものとのことです。現在はその種子から増えた蓮が園内で見られるようになっています。

古代蓮の里付近からは、写真のようなカラー舗装の遊歩道を通って埼玉古墳群に戻ることができます。カラー舗装にしてはなめらかで走りやすい道です。

埼玉古墳群に戻ってゴールとなります。

まとめ

行田市中心部の歴史の色濃い区間と、旧南河原村の比較的しっかり走れるルートがどちらも味わえるよく考えられたルートです。距離は30kmくらいですが、ルート2つに分けてもいいくらいのボリューム感があります。

旧南河原村は今回初めて訪ねたエリアですが、のんびりした雰囲気がかなり気に入りました。埼玉県の北縁サイクリングのルートパーツに使っても良さそうに思いました。

 

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