長野市大岡と大町市八坂の間を結んでいる県道469号を走ってきました。犀川沿いから大町方面にはいくつか接続している道路があります。今回の県道469号はその一つです。
道は大姥山という山の南斜面を走ります。この大姥山には金太郎伝説が伝わっているそうです。登山道がある様子でした。
道の方は峠道で、前半2kmは5%前後の坂が続きますが、後半は平均9%弱の急勾配が2.3km連続します。後半の攻撃力はなかなかの峠です。
路面は荒れ気味ですが、自動車もオートバイも全く通らないので登りを集中して楽しめるという点では楽しい峠道です。頂上は布川峠というそうです。
ここから2kmほどは下りの道が続きますが、八坂の町に入ると改めて登りが始まります。布川峠ほど急勾配ではありませんが、6%弱の勾配が5km少々連続します。
唐花見 (からけみ) 湿原の付近まで来ると登りは終わりで、そこからは大町市街に向かって下りになります。
途中に下り区間があるとはいえ、300m位の標高差のある坂を2連続でこなすことになるのでなかなか大変です。国道19号方面の大岡付近から大町市方面に抜ける場合は、山清路くらいまで国道19号で移動して県道55号を使うのが楽だと思います。
今回の県道469号は静かで交通量が少ないところが魅力です。10%を超えるような急勾配のセクションも何カ所かあるので、急勾配がお好みという方には特にオススメできるルートになっています。