善光寺平のメジャーな自転車ルートであると思われる千曲川サイクリングロードの様子を撮影してきました。
千曲川サイクリングロードの範囲
まず”どこからどこまでが千曲川サイクリングロードなのか”という点が微妙なところです。千曲川サイクリングロードは県道462号として指定されていますが、その範囲に従えば国道18号の篠ノ井橋から県道65号の古舟橋までとなります。
しかしながら、実際にはもう少し下流まで自転車道として利用できる区間があります。今回のエントリでは県道372号の五輪大橋付近を起点に調査をしています。
五輪大橋付近-篠ノ井橋
五輪大橋の南詰からスタートします。これよりさらに下流部にも堤防天端を走る道路があるのですが、そこは完全に車道で幅員も十分でないので、ある程度安全に走ることを考えてここからのスタートとしています。
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五輪大橋は犀川に架かる橋で、写真の正面側に千曲川が流れています。500mも走ると千曲川左岸に出られるので、そこから早速川沿いを走れます。
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区間全体を見てもこの下流部がもっとも路面状況が良いです。しばらく快適な走行が楽しめます。
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橋梁との交差は平面交差処理が多いですが、橋梁の交通量が少ないので、特に厳しいタイミング勝負は要求されません。
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快適な道が続きます。
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途中、県道385号と合流するところで一時的に車道に合流します。写真遠くに見える信号が消防学校東交差点です。写真中央のビルのような建物は消防学校の訓練用の建物で、珍しいコンクリート打ちっぱなしの外観をしています。高さもあるので走行時にはランドマークになってくれる建物です。
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ここで国道18号の篠ノ井橋に出ます。本来の千曲川サイクリングロードの起終点です。ここはさすがに平面交差ではなく、右に曲がると国道の下をアンダーパスで通れるようになっています。
篠ノ井橋-千曲川水辺の楽校
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すぐ先にJR信越本線・しなの鉄道と北陸新幹線が千曲川と交差する箇所があります。荒川サイクリングロードに川越線の踏切があるのと同じで、信越本線の踏切がサイクリングロード上にあります。千曲川橋梁を渡る電車は迫力があるので、ここで休憩しつつ電車見物もオススメです。
千曲川橋梁を過ぎてしばらく進むと、道が完全に自転車歩行者専用になるので安心です。この先にはちょっと道を間違いやすい箇所があります。
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1つ目が聖川が千曲川に合流するところです。そのまま直進すると聖川沿いに入ってしまうので要注意です。一応看板は出ているので大丈夫だとは思いますが、青線の通り橋を渡って渡った先を左折することになります。
千曲橋とその近くの運動場を過ぎるともう1回同じような箇所があります。
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こちらは佐野川との合流地点で、やはりまっすぐ走っていると佐野川に入ってしまいます。先ほどの聖川に比べると規模の小さい川なので間違いづらいと思いますが、こちらも注意です。上田方面を示す看板があるのでそれに従います。
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佐野川との合流地点を過ぎると再び見通しの良い道になりますが、この区間は一定間隔でカマボコ状の段差があるのであまり走行感が良くありません。抑速のためなのか、何らかの埋設物があるのかは不明です。
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写真で見るとそうでもないですが、乗り越えると結構なショックがあります。
道はこの後”千曲川水辺の楽校”という親水公園に向かいます。