対向車への光害問題
自転車のフロントライト用の防眩シェードを購入しました。私は普段VOLT800を使っているのですが、非常に明るいライトなので街中を走行するときに対向車にライトが迷惑になっているのではないか心配でした。そこでこのシェードを付ければ上方向の配光がカットされるのではないかと考えました。
パーツ自体はプラスチック製で、肉厚で強度がありそうです。ライトへの装着はテープまたは結束バンドで行います。結束バンドで装着した場合はテープに比べて固定力では劣りますが、万が一衝突事故が起きた際にポロッと外れてくれるというメリットがあります。そこで私は結束バンド装着を選択しました。
取り付け向きはどの方向でも問題なく行えます。
実際に使ってみると
実走に投入してみたところ、確かに光が前方の地面に集中し期待通りに配光がカットされていることが確認できました。点灯状態で自転車を正面から見てみても、ライトが付いているのは分かりますがそこまでまぶしさは感じません。この点は狙い通りでした。
誤算は私が自転車を運用している環境で、地方ゆえに市街地でもそれほど街灯の数が多くなく、ライトの配光が下方向のみだと歩行者や自転車の発見が遅れ気味で危ないことが分かりました。あまり真正面に向けてしまうのは良くないと思うのですが、若干ハイビーム気味にしないと個人的には心配な感じでした。
そんなわけで残念ながら常用はしていないのですが、製品のアイデアや狙い自体は非常に良いと思います。都市部の市街地走行が多い方にはオススメできます。