ウォーキングの時に北しなの線の牟礼駅から電車に乗りました。牟礼駅には鉄道関連の面白い設備がいくつかあります。
ホーム先端の方には今はもう使っていないと思われる14両の停止位置目標などもあります。
ホーム間を結ぶ跨線橋には”長野東京方面”の表示が今も残っています。
階段の蛍光ステッカーはJR東日本時代のものです。
色々ある中で特に興味深いのが跨線橋の支柱です。
鉄道作業局 新橋工場製造 明治三十三年 と書いてあるように読めます。明治33年と言えば1900年なので、この柱は製作されてから120年以上経っていることになります。なかなかこの古さで現役の跨線橋は少ないのではないかと思います。
しなの鉄道の駅は要所に信越本線時代の面影が感じられて興味を引きますが、牟礼駅は中でも貴重と思われる鉄道遺産が現存する駅でした。