7sPlusのキー付け替え

組み立てて以来楽しく使っている自作キーボードの7sPlusなのですが、使っていて1点だけ悩みがありました。それは、最下段のキーのうち親指で押すキーについて、押しているうちに親指の側面が痛くなってくるというものです。

縁の鋭いキーキャップ

これはキーボードそのものの設計に問題があるわけではなく、私が選択したキーキャップに問題があるように思います。私が選択したキーキャップはOSAプロファイルというもので、このプロファイルは最下段のキーの縁が結構鋭くなっています。意味なく鋭いわけではなく、これはキーボード表面に角度を付けるためにそうなっているようです。

最下段のキーの角は結構鋭角です。

しかしながらこの縁の尖ったキーを親指の側面でたくさん押した結果、長時間の利用で痛みを感じるようになってしまいました。キーキャップの残りは処分していなかったので、残っているキーの中から何か使えそうなものはないか探してみました。

探してみたところ、右側の親指キー用にスペースバー的なキーを1つ見つけました。これはキーがカマボコ状になっていて縁を指で押しても痛くありません。右の長いキーはこれでいくことにしました。

中央の2つのキーについては、手持ちのDSAプロファイルのキーでどうにかならないか試してみました。装着してみるとタッチ自体は良かったですが、さすがに高さに違いがありすぎて違和感がありました。この案はお蔵入りとなりました。

何かちょうどいいキーを別途買わなければいけないのかと思っていましたが、ふとデザイナーの方の作例に変わった点があることを思い出しました。今回私が悩んでいた最下段の親指で押すキーの刻印が上下逆だったのです。

これはもしかすると同じトラブルに対処するために逆向きに装着しているのではないかと思い、真似して同じように逆向きに取り付けをしてみたところ、嘘のように違和感のない打鍵感が得られるようになりました。パッと見では隣のキーと表面に食い違いがあるのでおかしな感じもしますが、実際に打ってみるとこの設定がベストに感じました。

見た感じは奇妙ですが、これが非常に押しやすいです。
正しい向きでついているキーと比較するとかなり違和感があります。

というわけで右側のスペースキー的なキーはキーキャップセットに入っていたものを、そのほかの親指で押すキー3つについては上下逆に取り付けてしばらく使ってみることにしました。こうやって試行錯誤しながら使い勝手を良くしていけるのも自作キーボードの楽しさだと思います。

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