JR東日本が販売している週末パスというフリーパス方式の切符があります。これは任意の土日の2日間でJR東日本の大部分と一部私鉄が乗り降り自由になるという切符です。今回山形方面へはこの切符を利用して出かけました。
週末パスの良いところ
週末パスの良いところとして以下のような点が挙げられます。
乗れる範囲が広い
青春18きっぷのようにJR全線とはいきませんが、おおよそ宮城県・山形県を北限としてJR東日本路線の大部分に乗車可能です。また、地方私鉄についてもかなりの路線が乗り降り自由の対象になっています。
長野県内についてはしなの鉄道・北しなの線・長野電鉄・上田交通別所線・アルピコ交通上高地線のいずれも乗車可能です。
週末ならいつでも使える
その名の通り、最繁忙期を除いては年間を通して週末限定で利用が可能です。1点だけ注意が必要なのは、利用開始日の前日までに購入しておく必要があるということです。Web版のえきねっとで購入して、駅の指定券券売機で受け取ることもできます。
特急券の運賃として使える
週末パスは特急に乗る際に運賃部分としての利用が可能なので、必要に応じて特急券を別途購入して新幹線を含む特急に乗ることができます。自宅近所のよく知っている区間を飛ばしたり、列車同士の接続が悪い区間を特急でつないだりと便利に使えます。
自動改札を通れる
切符のサイズが紙の特急券などと同じなので自動改札を通れます。自動改札を通せない切符の場合、改札のために奥から出てきてもらうこともあるので少々気を使います。この切符は普通に自動改札を通れるので、気軽に出入りができるのが良いと思います。
長野県はJR東日本の営業エリアの中では最西端に当たるので、週末パスを使うと結構お得な旅ができます。また行ったことのないところの探検に行ってみたいと思います。