月別アーカイブ: 2024年8月

Raspberry PiでPythonスクリプトを自動起動する

Raspberry Piで特定のスクリプトを動かすだけの場合、本体に電源が入った際にスクリプトが自動的に実行されると便利です。Windowsではスタートアップという方法がありますが、Raspberry PiのOSはLinux系なので今回勉強のために調べてみました。

systemd のユニットファイルの作成および変更

[Red Hat documentation]

systemdを使用したシステム・サービスの管理

[Oracle]

大ざっぱに言えば、/etc/systemd/system 内にスクリプトをサービスとして登録するためのユニットファイルというファイルを作成します。実行するスクリプトや実行ルールはこのファイル内に定義するようです。

そうするとファイルがサービスとして実行可能になるので起動時に実行されるように設定すれば良いようです。さっそくやってみました。

ユニットファイルの作成

ユニットファイルはそもそも存在していないので、新しく作成します。今回はhoge.serviceというファイルを新規に作成します。

<ターミナル>
cd /etc/systemd/system/
sudo vim hoge.service

Vimが入っていない場合は以下のコマンドでインストールできます。

<ターミナル>
sudo apt-get install vim

そうすると空の状態のhoge.serviceがエディタで開くので以下の内容を入力していきます。

[Unit]
Description=hoge

[Service]
ExecStart=/usr/bin/python3 /home/pi/hoge.py
Restart=Always

[Install]
WantedBy=multi-user.target

それぞれの項目の説明です。

Unit部については単なる説明書きです。

Service部でユニット開始時に実行するスクリプトの場所を指定します。今回はスクリプトがPythonなのでPythonのパスとスクリプトのパスをあわせて記述しています。Restart=Alwaysを記述しておくことでスクリプトが終了してしまったときに自動的にスクリプトを再起動することができます。

最後のInstall部がちょっと分かりにくいところです。”multi-user.target”にすることで ネットワーキングを使用するが、ディスプレイマネージャーは使用しない という設定になるそうです。画面表示のない電子工作用のスクリプトであればこれで問題ないと思います。

入力ができたら保存してエディタを閉じます。

起動時に実行する設定

サービスが登録できたので後は起動時に実行されるように設定をします。

<ターミナル>
sudo systemctl enable hoge.service

これで起動時にhoge.serviceが実行されるようになります。

ピーマンの炒め煮

暑いのであまり火を使う料理をしたくはないのですが、この料理はおいしいのでひんぱんに作っています。

ピーマンを適当な大きさに切って鍋やフライパンで焼きます。大きさはピーマン1/2から1/3くらいの大きめがおすすめです。ピーマンは焼くと甘味が感じられるので、あまりコロコロ転がさずに弱火でじっくり焼いた方が良いと思います。

ピーマンに火が通ったら油揚げとちくわを適当に切って加え、かぶる程度に水を入れます。

水に続いて醤油・みりん・酒を同量加えます。ピーマン4個くらいであれば大さじ1ずつで良いと思います。

後は弱火から中火で加熱し、多少煮汁を煮詰めて完成です。ちくわが入っているので出汁を別途取る必要がなく、味のまとまりが良くなります。あっさり目に味付けしてもおいしいですし、濃いめに味付けすればご飯のおかずとしても行けるメニューです。

IRC ASPITE PROの寿命

今シーズン初めて使ってみているIRCのASPITE PROなのですが、最近点検していると後輪側はかなり摩耗が進んでいることが分かりました。

トレッド部分に円形にくぼんだスリップサインがあり、これがなくなったら交換目安ということなのだと思いますが、かなり目立たなくなってきてしまっています。

現時点での走行距離は2,500kmくらいだと思いますが、この感じだと後輪は5,000kmまでに寿命になってしまいそうです。前後でローテーションをすればトータルで5,000kmくらい使えるかもしれません。

性能は良くて非常に気に入っているタイヤですが、寿命については今まで使っていたVittoria Corsa G2.0に比べて短めのようです。

Ryzen9600・9700は日本国内で8/10に発売

Zen5コアを搭載するRyzen9000シリーズのミドルレンジクラスにあたる9600と9700が日本国内では8/10に発売されるということです。上位モデルも元々同時発売の予定だったようですが、製造上の問題により上位モデルは遅れて発売される予定です。

発売に先んじてベンチマーク記事も公表されています。

Zen 5採用の最新鋭CPU「Ryzen 7 9700X/5 9600X」の実力を試す

[PC Watch]

今回採用のZen5アーキテクチャはシングルスレッド性能が高まっているということでしたが、テスト結果からも性能向上が読みとれる結果となっています。

基本性能が向上した上で注目したいのは消費電力の低さと発熱の少なさです。今回の9600と9700は電力リミットが88W、熱リミットが95℃となっています。テストでは熱よりも先に電力リミットに到達してCPU自体の温度は60℃台でテストを終えています。

最近のCPUは簡単に80℃や90℃に達してしまうような高発熱なものが多い中、この発熱の少なさはかなり取り扱いが楽そうです。ハイエンドラインの製品の性能にも注目したいと思います。

夏場の就寝時室温を考える

以前冬場に体調が徐々に悪くなるのは就寝時の室温が低すぎるのではないかと考えて、冬場の就寝時もしっかり目に暖房をしてみたところ、いわゆる睡眠の質が改善したように思いました。

夏場も同様に室温が高すぎると睡眠の質が悪化するのではないかと思い、最近就寝時に常時冷房を使う実験をしてみています。

長野県は関東地方に比べれば夜間も涼しい方ですが、それでも市街地は25度前後までしか下がらないことが多いように思います。

室温が外気と同じ25度になってくれればまあ快適と言えそうですが、屋内はPCを筆頭に熱を発する機器が色々あるので、冷房を止めて窓を開けたとしても外気より気温が高くなってしまうことが多々あります。

そんなわけで、冷房の設定温度を仮に26度として冷房を運転し続けたところ、朝まで比較的快適な室温が維持できることは確認できました。後は体調にどう影響が出るかですが、これは主観的な情報に加えてVivosmartで取得した睡眠時の情報も含めて検証してみたいと思います。

シマトネリコの挿し穂を鉢に移す

今年もダメ元でシマトネリコの挿し穂を作ってみたところ、意外なことに3本中2本が水栽培状態で発根しました。

残る1本も発根はしていませんが青々としていて元気はありそうなので、いずれも鉢に移して定着するかどうかを確かめてみることにしました。

今までの経験上、水栽培で長期間耐えられる個体は鉢に移してもそのまま定着しやすい傾向にあります。どのような結果になるか楽しみです。

建設中の信濃町立信越病院

先日信濃町のアメダスのエントリを書きましたが、アメダスのある敷地は現在信濃町立信越病院の移転新築工事が進められているということでした。

現在工事中の場所は2012年までは信濃町立柏原小学校の敷地だったそうです。信濃町では2012年に町内の5つの小学校が統合され、現在は信濃小中学校という小中一貫の公立学校として運営されているということでした。

現在の信越病院は信濃町役場のすぐ近くにあります。現在の建物は築50年以上にも達するということで、老朽化から建て替えは必ず必要な状況ということです。また、信濃町内には信越病院を除いて医療機関が存在しないため、信越病院がない場合は長野市内や中野市方面の医療機関を頼ることになります。

こういった面からもまさに頼みの綱的な存在の病院ということでした。今回色々と調べ物をしましたが、幸いなことに信越病院は公立病院だったので、新病院検討の経緯や病院の基本的な状況も含めてほとんどWebで調べることができ、助かりました。

サイクリング中の虫刺され

先日戸隠周辺の道路を走行していたところ、急に腰からお尻のあたりに刺すような痛みがありました。ちょうど急勾配の登坂中だったので最初は肉離れなどの外傷かと思って慌てましたが、どうもやはり何かに刺されたようでした。

とりあえずその日は無事に帰宅して刺されたと思われる場所をチェックしてみたところ、思いのほか広い面積がパンパンに硬く腫れていたので驚きました。蚊にしては刺されたときにかなり痛く、痛みも長く続いたと思ったのですが、どうも蚊ではなく違う虫のようでした。

結局背後だったこともあって何に刺されたのかは分からずじまいなのですが、山の中なのでアブかブヨといったところではないかと思います。特にアブは黒いものに集まってくるらしいので、黒いビブタイツに反応して刺しに来た可能性はあるように思います。

薬局等で売っている虫除けスプレーや、ハッカ油のようなものでもある程度防除できるということなので、夏場は虫対策も多少はしていった方が良いのかもしれません。

アメダス(信濃町)

野尻湖のある信濃町のアメダスです。信濃町は長野県内でも冷涼なことで知られており、2024年時点でも信濃町の住宅には冷房がないこともあるそうです。

アメダスの場所は北しなの線の黒姫駅近くにあります。盛土された土地の上にあるので道路からは目視しにくいですが、風力計を確認することができます。

工事中の土地の一角にあるのですが、何の施設の一角なのかが気になります。この辺は追って調べてみたいと思います。

旧畦田橋

長野県道153号を走行しているときに発見しました。本線上にはないのですが、近くに古そうなローゼ橋があったので見に行ってみたところ、県道153号の旧橋と思われる橋でした。

昭和34年8月竣工ということです。

面白かったのは橋のところどころにコンクリートを盛り上げるような独特の補修がなされていたことです。

風化のような形で剥落してしまったところを補修しているのかもしれませんが、他で見たことがないので面白い工法だと思いました。