先日行って来た長野の自転車旅行の話です。
今回はまた鬼無里に行こうと思っていたので、奮発して新幹線で長野入りしました。長野駅からのスタートです。
ルートはこんな感じです。
前にも通った県道76号で芋井の集落を抜けていきます。途中、地元風のサイクリストの方と遭遇し、我ながら渋いルート選択をしているんだろうな、と思いました。
今回は県道76号から外れて、飯綱高原方面に向かいました。途中に神代桜という桜の巨木がある素桜神社という神社があります。
こちらが神代桜です。推定樹齢は1,000年を超えるそうです。
素桜神社です。お参りして行きましたが、辺りが静かなので柏手の音がよく響きます。
芋井の集落の道は勾配8-10%の区間が多く、なかなか厳しいルートです。幸い車はほとんど通らないので、ペースを守ってゆっくり登ります。登って行くと、戸隠バードラインという道路に出ます。これが今回の旅の目的の一つです。
戸隠バードラインは長野市街から地附山を経由して飯綱高原と戸隠を結ぶ観光有料道路だったそうです。しかし、地附山が大規模な土砂崩れを起こしたため長野市街から飯綱高原まで上がることができなくなってしまいました。
結果、現在は地附山付近を除いて普通の道路として通行できるようになっています。元が有料道路なので幅は広いですし、横方向の線形はかなり良いです。縦方向については飯綱高原までは結構きつい登りです。先が見通せてしまうので、精神的に疲労します。
飯綱高原につきました。大座法師池という大きな池があります。大座法師というのはダイダラボッチとも言われる想像上の巨人です。大座法師池付近には公衆トイレがあります。
大座法師池から戸隠の宝光社付近までは登りと下りが交互に出現します。下りがちょっと多めなので休めますが、標高が高いだけあって汗冷えします。ウインドブレーカーの着用がオススメです。
道路は林間の道といった雰囲気で、変わらず走りやすいです。車のナンバーを見るとやはり地元の方が中心ですが、県外ナンバーのいかにもドライブに来たぞという感じの車も通ります。
宝光社の手前を左に折れて、県道36号に入ります。ここからはよく知っている道です。
戸隠高原浄化センター前の看板です。まもなく鬼無里!と毎回非常にテンションが上がる地点です。
そしていよいよ鬼無里の入口である大望峠です。今回は雲が多かったですが、これはこれでいい雰囲気です。新緑と言うにはもう遅いですが、真夏と比べて少し緑のトーンも明るい感じです。
(2)に続きます