今回は埼玉県の東端部を走行する”なまずの里吉川ルート”を走ってみました。
まずはJR三郷駅にほど近い早稲田公園からスタートです。早稲田というのはこの辺の地名だそうです。
続いてJR三郷駅に向かい、南側に線路をくぐります。三郷駅のロータリーは道路で北口と南口がつながっているのでそのまま通れます。
そのまま武蔵野線に沿って立派な道路を新三郷方面に走っていきます。道路と右側のショッピングセンター群はかなり立派ですが、これはこの付近が元々武蔵野貨物操車場だったからだそうです。
新三郷駅前を左折します。右手に見えるららぽーとも操車場跡地を活用したものだそうです。
ここからはURのみさと団地を抜け、県道67号にぶつかったところで右折します。
元のルート案内だと県道の手前で右折し、その先で県道と合流するようになっていますが、最近当該ルートが閉鎖されたようです。
県道67号を走っていくとここでルート100の案内看板が登場です。ここは左折です。
すぐに右折し、しばらく直進するとJR吉川駅です。吉川駅前には黄金のなまず親子像があります。
北口にはラッピーランドという売店があります。隣に改めてルート案内図もあります。
再び県道67号に戻り、関小学校を右折します。ここは交差点名もないので、小学校に注意しておいた方が良いと思います。ここから急に幅員が狭くなるので、”狭くなったら右折”と覚えておくのも良いです。
しばらく直進して市民交流センターおあしすです。外から見ただけですがお手洗い等借りても大丈夫そうな雰囲気です。
もうちょっと北側に永田公園という公園があります。すり鉢を伏せたような山が特徴的です。
ちなみにこの公園の前の道路に抑速用と思われる本格的な石畳があり、クラシックレースファンの方におすすめです。インターロッキングではなく本当に直方体の石が埋まっているようで、交差点部分などは車の加重でガタガタに荒れているところもあります。
続いて吉川運動公園の横にある調節池、通称ウェットランドです。この地域の原風景に近い環境を調節池に再現したものだそうです。尾瀬のような木の歩道が整備されており、散策も可能です。
続いて県道378号を北進し、松伏記念公園/松伏総合公園です。
非常に大規模な公園です。自転車は直接乗り入れられませんが、外に駐輪してトイレ休憩など可能です。
県道378号を来た方向に戻るのですが、この道路が狭い割に交通量が多く結構走るのが大変です。幸い歩道は立派なものがあるので歩道走行にするか、面倒であれば松伏総合公園はカットしても良いかもしれません。この部分はルート上盲腸線になっているので、カットしてもルートは破綻しません。
後は江戸川の右岸側のサイクリングロードで三郷駅方面に戻るのですが、ルート案内図では玉葉橋の真下で右折してサイクリングロードに入るようになっています。
ところがこの地点は信号や横断歩道があるわけでもなく、車がかなりの勢いで行き交っているのでタイミング勝負の右折で入るのは高リスクです。ちょうど道路が屈曲しているところなので、見通しが良くないのもマイナスです。
これはサイクリングロード側から撮影した写真ですが、奥に見えるガードレールのあたりから右折でこちら側に入るということになります。
そこで、代替案としてもうちょっと道路を直進し、直線区間の途中にある吉川公園入口からサイクリングロードに入ると良いと思います。
結局右折で入るのは一緒ですし、信号も横断歩道もないのですが、直線区間なので双方視認はしやすい環境になります。左右良く確認の上でサイクリングロードに入れば安全かと思います。
後はご存じ江戸川サイクリングロードです。まるで滑走路のような高規格サイクリングロードで、とても快適です。
サイクリングロードをたっぷり楽しんで三郷駅に戻ってくるというルートです。
常々埼玉県の東部は道路規格に対して交通量が多いので走りづらい印象を持っているのですが、そんな中で走りやすい道路でルートを構成している本ルートはかなり技ありなルートと言えます。気を使って作った感じが伝わってきます。
強いて言うなら最後の松伏総合公園への道路と江戸川サイクリングロードへの右折が難でしたが、前者はカット可能ですし、後者も対策ができるのでそれほど問題とは思いません。
最後にサイクリングロード区間もありますし、満足感が得られるルートだと思います。