先日東秩父方面を走っている時に、環状1号線の南側の建設が結構進んでいるように感じました。ここで言う環状1号線というのは都市計画道路環状1号線という埼玉県小川町の道路です。
小川町の市街地は道路が比較的狭く、何かと混雑しているので市街地を取り巻くような道路が建設中です。
[出典:国土地理院 地図・空中写真閲覧サービス よりheboDJ.netが作成]
画像は環状1号線の中でも小川町駅の南側エリアの航空写真です。
ピンク色の線が県道11号です。古くからの道路で小川-東秩父-秩父(または寄居)を結んでいますが、歴史のある道ゆえにあまり規格が良くなく、街道筋に建物もたくさんあるので拡幅余地はなさそうです。
しかし、写真右下からは県道30号が北進してくるため、県道30号からやってくる中長距離の交通を何とか捌かなくてはなりません。ここで環状1号線が役に立つというわけです。
現状では県道30号を北進してきた車は
- 直進して県道11号(小川町中心部)に入る
- 右折して国道254号バイパスに向かう
という2つの選択肢があります。分かりやすいのは直進ルートですが、写真上、赤で示している槻川の橋が非常に狭く、ボトルネックになっています。右折すれば国道254号BPに向かえますが、寄居方面に行きたい場合は遠回りになってしまいます。
現在、青線部分の環状1号線が部分的ながら完成し始めており、割と近いうちに県道11号の交差点まではつながりそうに思えます。
県道11号と交差した先の緑色線部分は、用地が確保されている様子もないので完全に私の予想する線形ですが、県道274号に接続してそのまま国道254号BPに連絡できるものと思われます。
まだまだ環状線が完成するまでには時間がかかりそうですが、できあがれば県道30号の利便性がかなり向上しそうな道路です。自転車目線で言えば、新しい道路の完成であまり使われなくなったかつての県道などは走りやすい道路になっていくのではないかという期待が持てます。
そう、ここ不便なんだよね~。
まっすぐ行っても右折込みのクランクなので橋の手前左折して一つ隣の橋渡るようにしてるけど、
わたった先も信号のつながりイマイチだし、避けて通りたい。
待ってる間にいかなくなってしまったが…
小川町までの県道30号が優秀なので、そのギャップもあって難所に感じる一角ですよね。
自転車の場合は橋は割と平気なんですが、相生町交差点は苦手な右折ですし、その次の小川町駅(西)交差点の信号に引っかかるコンボがよく発生するので、小川町より先に行く時は30号自体使わないことが多いですね。
この辺の事情もあって期待の大きい道路です。