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SSDのコピー速度が低下する問題(未解決)

データ置き場として使っているSAMSUNG 850 PRO(256GB)の調子がここ最近よくありません。データを週次で外付けHDDにバックアップしているのですが、コピーの最初では通常通りの速度でコピーが走るものの、途中で速度が急低下して全く転送ができなくなってしまいます。

結局コピー作業を中断するときにエクスプローラをフリーズさせてしまうので、困っていました。

故障が疑わしいのでまずはCrystaldiskinfoでSMART情報を調べてみました。同様にSAMSUNGが提供しているMAGICIANというユーティリティでも調べてみましたが、特に異常は認められませんでした。

それ以外に以下の対策を試しました。

  • MAGICIANでファームウェアをアップデート
  • Fastcopyによるコピーを試す
  • 熱暴走を疑ってケースから出し、サーキュレータで直接風を当てながら運用
  • SATAポートを変更

残念ながらいずれもこれといった効果が無かったので、予備で捨てずに持っていたCrucialのRealSSD C300(128GB)を代役に据えました。

上のCrucialのSSDはもはや懐かしのパーツの部類です。

こちらでは速度が低下する問題が発生しません。 2010年に購入した古いSSDなのでそもそもの転送速度が公称約300MB/sで、さらに容量的には半減です。しかしながらデータ置き場としての容量は十分なので、とりあえず当面常用するのはこちらで行こうと思います。

X370-PROのBIOSアップデート(v5204)

8/7付けでバージョン5204がリリースされています。 今回はAGESAにパッチが適用され、互換性の向上が図られているそうです。

互換性の向上という表現になっていますが、今回のアップデートで新たに対応するようになったCPUがあるわけではないようなので、パフォーマンスの向上という意味合いでの互換性の向上という表現ではないかと推測します。

今回のバージョンも前バージョンの5008同様にEZ Flashによるアップデートが推奨されています。

X370-PROのBIOSアップデート(v5008)

7/1付けでバージョン5008がリリースされています。Agesaがアップデートされ、互換性が向上している旨が更新内容として挙げられています。

今回ちょっとしたポイントとして「EZ Flashを使用してアップデートすることを推奨」という注意書きがついていることが挙げられます。いまやBIOS更新はOSからできるのが普通になりましたが、今バージョンはUEFI画面から更新を行うEZ Flashの使用が推奨されています。

少々面倒ですが、BIOSファイルを格納したUSBメモリを作成してUEFI画面からEZ Flashを起動するだけなのでそこまで大変な作業ではありません。

パソコンの水足し

我が家のパソコンは水冷方式でCPUを冷却しているので、時々冷却水のメンテナンスが必要になります。私は大体半年ごとに水足しと水替えを交互に行うようにしています。

管路は密閉されているはずなのに水が減っていくのはちょっと不思議な感じもしますが、密閉されているとは言っても水の蒸発する隙間もないというわけではないので、徐々に水が減るのは正常な運転状況のようです。

リザーバー(水タンク)も満水になりました。

今回は水足しついでにエア抜きを念入りに行いました。水冷PCは途中にウォーターブロックやラジエータなど形状が複雑な部品があるので、そこに空気が残ってしまうことがあります。

この空気が気泡になって流れると、ポンプが吸い込んだ時に「ジュッ!」といういわゆるエア噛み音を出したり、「ポコポコ」や「チャポチャポ」などといったノイズの原因になったりもします。せっかく静かな水冷方式なので、原因になる空気をきっちり抜くことにしたわけです。

エア抜きの方法というのは単純で、筐体そのものを前後左右に傾けると気泡が管路を伝って出てくるので、リザーバーまで誘導してあげればリザーバーの水面から勝手に抜けてくれます。

重たいタワーPCを傾けなくてはならないので重労働なのですが、ここを念入りにやるか何となくで済ますかで最終的な快適性がかなり違ってきます。

今回は自分で納得いくところまでエア抜きをしたので、快適に使えると思います。

Corsair CMK16GX4M2B3000C15のオーバークロック

Corsair CMK16GX4M2B3000C15の紹介

Ryzen機を組んだ時から搭載している表題のメモリですが、定格はDDR4-2133ながらDDR4-3000で動作させることもできるといういわゆるオーバークロックメモリです。初代Ryzen登場時にAMDからメディアなどに配布されていた評価キットにも同梱されていたというメモリです。

最近のメモリらしく、XMPプロファイルにDDR4-3000用のレイテンシや電圧が設定してあるので、マザーボード上で”XMPを使う”という設定をするだけでオーバークロックできてしまうという便利な仕様です。

ですが、組んだ当初はXMPの設定で起動するとPCが起動せず、仕方なく定格のDDR4-2133で運用し続けていました。今回Agesaが0070になったこともあるので、改めてXMP設定を試してみました。

試した結果と今後

試してはみたのですが、やはり起動しませんでした。今のCorsairのDDR4-3000は16-20-20-38のレイテンシ設定になっていることが多いので、そのあたりも試してみましたがダメでした。XMP設定が通らないのはBIOSの完成度が足りなかったからという仮説を立てていたので残念です。

せめて2666くらいで動いてくれたらと思ったのですがそれもかなわず、結果としてDDR4-2400で落ち着きました。レイテンシはデフォルトのままだと起動しなかったので15-15-15-39にしています。tRASを大きくするというのは初代Ryzenリリース時に言われていた設定です。

負荷試験をしても安定しているので、少々寂しいですが当面これで使い続けようと思います。DRAMの価格もすごい勢いで下がっているので、いいものがあれば買い換えても良いとは思っています。

X370-PROのBIOSアップデート(v4406)

3/11付けでv4406がリリースになっています。約3ヶ月ぶりの更新です。

今回はAgesaが0070にアップデートされているということなので、比較的大規模な更新と考えて良いと思います。

珍しいのは「BIOSアップデート前にチップセットドライバを18.50.16以降にアップデートしておくことを強く推奨」という注意書きがあることです。

順番を誤ると何が起きるのかは不明ですが、この18.50.16というチップセットドライバは3/8にリリースされたばかりのものなので、今回のBIOSアップデートを行う際には注意が必要だと思います。

水冷システムの管路見直し

今回のVGA交換でVGAを水冷システムの管路から外しましたが、その作業と同時に残っていた外径10mm・内径8mmのチューブを外径1/2in・内径3/8inのチューブに交換しました。

全部のチューブが太めのものになりました。

チューブ径をミリに換算すると12.7mm・9.5mmなので数字の上ではそんなに変わっていないように感じますが、見た目にはかなり太くなったように感じます。しかしこれでもEKのチューブラインナップの中では最も細い種類です。

チューブ自体は肉厚で潰れにくく、柔軟性もあるので良いのですが、問題はフィッティングにあります。以前もエントリにしているのですが、いつも当てにしているBitspower製のフィッティングは袋ネジがかかりにくく、施工性に問題を感じていました。

そこで今回はフィッティングもEK製のものにしてみました。EK製のフィッティングは袋ネジも簡単にかけることができ、とても作業が楽でした。難点はストレートタイプしかラインナップされていないことです。

今使っているDP600Pというポンプは側面がインレット、天面がアウトレットなので写真右下のくぼみのようなスペースに収めるにはどうしても90°アングルのフィッティングが必須になってしまいます。今回はBitspower製のアングルを買ったのですが、今後を考えるとポンプ自体の変更かポンプの置き位置を変える必要がありそうです。

少々問題も抱えつつですが、径を統一した管路は非常に快調に循環しています。リザーバー内の水も目に見えてジャブジャブ動いているので、見た目の面白さもちょっと増したように思います。

VGA水冷の見直し

今回のVGA換装を機に、暫定的にというつもりではありますが、水冷システムの管路からVGAを外しました。

水冷化しやすいVGAのグレードについて

水冷システムの本領が発揮されるのはVGAなのですが、最近のローからミドル帯のVGAは消費電力も小さくなり、空冷クーラーも進化しているので、空冷でも昔ほど冷却に悩まされることがなくなっています。

結果として、ミドル帯のVGAに適合するウォーターブロックが一昔前に比べてリリースされなくなったように感じます。VGAを水冷化するのであれば基本的にハイエンド製品という形ができあがっているように思います。

こうなってくると、水冷にこだわるあまり【マシン全体を水冷システムにするべく、VGAは高性能なものをチョイスする】という何だか妙な方針になりかねないので、今回はVGAのグレードを優先したというわけです。

汎用のVGAブロックについて

VGA用のウォーターブロックというとカードごとに異なるフルカバータイプの製品が一般的だと思いますが、EKなどからGPUコア部分のみを冷却するウォーターブロックがリリースされています。

これを利用するとかなり多種類のVGAを水冷化することができます。先代のR9 270Xも汎用ブロックで水冷化したものです。


様々な種類に適合するので助かるのですが、コア部分だけを水冷化した場合は写真のような要領で周辺のVRMなどにヒートシンクを付ける等の方法で冷却の強化が必要になります。場合によってはある程度風を当ててあげないといけない場合もあるので、そうなってしまうと水冷化したメリットが少なくなるように思えます。

こういった事情もあって、今回はまず中古のRX570により換装を行うというのが目的でしたので、RX570をフルカバー水冷化できない以上、とりあえずは空冷運用にしている次第です。

ただ上の写真のウォーターブロックはまだ取っておいてあるので、そのうち気が変わったらRX570も水冷化してみるかもしれません。

VGA換装(R9 270X→RX570)

不調の兆しを見せ始めていたVGAを早速換装してしまいました。今回は中古のSapphire NITRO RX570(8GB)を導入することにしました。

中古の第二世代Polaris

今回は中古の2年くらい前の製品を導入したのですが、どうも最近中古市場に第二世代Polarisを採用したRX570とRX580が大量に供給されているように思います。

2017年当時、これらのGPUが仮想通貨のマイニングを高効率に行えるという話があり、登場してからしばらくはずいぶん品薄が続いていたように思います。

最近はマイニングブームも一段落したのか、マイニングに使われていたパーツが一度にまとまった量中古市場に供給されているのではないかと思います。今回購入したものもマイニングに使われていたのか、割ときれいな状態でした。

組み込み状況

水冷化はせずに、そのまま組み込んでいます。R9 270Xに使っていたEK-VGA Supremacy – Acetal+Nickelが適合するらしいのですが、最近のVGAクーラーは優秀だと思いますし、とりあえず空冷で当面使っていくつもりです。

ビジュアル的には側面から見える太めのヒートパイプが力強いです。また、電源を入れるとSapphireのロゴが青く光るのでかっこいいです。

使用感

スペックの変化

今回のカード換装でスペックは以下の通りに変化しました。

  • コア:GCN(28nm)→Polaris(14nm)
  • ストリームプロセッサ数:1,280→2,048
  • メモリ容量:2GB→8GB
  • 消費電力:180W→150W
  • ピーク演算性能:2.69TFLOPS→5.1TFLOPS

消費電力が下がっているのに性能がざっくり1.9倍というのが面白いです。

せっかくなのでRadeon OverlayでGPUの稼働状況を見ながらKenshiを動かしてみました。

GPU

GPUについては時々100%近くまで稼働しますが、それほど変化のないところでは低率の稼働にとどまっており、効率良く動作している様子がうかがえました。

VRAM

大きいマップを読み込むためかVRAMは3GB少々を消費していました。今までは最大2GBしかVRAMがなかったので、常時あふれていたところでしたが余裕ができました。

冷却機構

冷却機構については室温約16℃でコア温度は40℃後半~50℃中盤というところでした。50℃を超えると緩くファンが回り出し、40℃代に下がると止まるという動作の繰り返しでした。室温が低いとゲーム中でもセミファンレス動作になることが確認できました。

ファン自体も昔のシロッコファンのようにうるさくなく、今回のテストでは800RPM前後で回るくらいだったので、非常に静粛性に優れているように感じました。

まとめ

約2年遅れでの導入になりましたが、5年ぶりの換装となっただけはあって、かなりの性能向上を実感できました。今までニュースで見るだけだったRadeon Overlayなどの各機能もほとんどフルに利用できるので、楽しみが増えました。

特筆はやはり電力効率の良さと冷却の優秀さです。十分なスペックでありながら、アイドル時は30℃代まで温度が下がるので、ゲーム中以外は基本的にファンが動きません。それどころかゲーム中でも状況次第ではファンレス動作してくれるので、これなら水冷化改造しなくても良いのではないかと思っています。

冒頭書いたようにこのエントリを書いている時点では結構な数の中古品が出回っているので、ちょっと古いVGAを使っている方は換装のチャンスなのではないかと思います。

VGA不調の兆し

最近自作機に組み込んでいるR9 270Xがどうも不安定な挙動を示すようになってきました。VGAは基本的にめったなことで故障はしないと思うのですが、今までの経験では

  • 画面に規則的なノイズが乗る
  • 発色がおかしくなる(全体的にピンクがかる、緑がかるなど)
  • スリープからの復帰やコールドブート時に何も映らない

という症状が断続的に出た後に、壊れたことがあります。270Xも丸5年使っているので、経年劣化の可能性は疑われるのではないかと思います。

今回も上記の症状を一部確認しているので、さすがに交換した方が良いかと思っているところです。