自転車」カテゴリーアーカイブ

降水量とその目安

今年はなんでか週末に台風が接近することが多く、いわゆる”大気の状態が不安定”な日が多くて困っています。

自転車に乗るときはもちろん晴れているに越したことはないですが、天気が悪くても小雨がぱらつくくらいなら走りたいな、と思うことがあります。この”小雨がぱらつく”やいわゆる霧雨の状態の降水量は何mmくらいなのかが気になったので、気象庁のホームページで調べてみました。

気象庁|予報用語

[気象庁ホームページ]

これによると、小雨というのは1mmを下回るような、極めて弱い降雨状況を指して言うそうです。このことから逆に考えると、降水量1mmというのはそれ以上の強さで雨が降っている状況だと考えられます。

130809_04懐かしの2013年長野縦断の時の写真ですが、1mm前後というとこんな感じでしょうかね。

雨雲レーダーでは一番弱いレベルとして”1mm以下”というレベルを用意しているケースが多いですが、1mm以下の反応がレーダーに出ているのであれば、傘が欲しくなるくらいを想定したほうが良さそうです。自転車に乗りたいにしても無理して乗ることはないかもしれません。

相武台下駅

無人駅になったというお話を頂きましたので見に行ってきました。

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駅舎はこの7月にリニューアルしたものだそうで、真新しいです。黒っぽい波板(?)で構成されており、現代的な駅舎という雰囲気になっています。イチョウの木はずっとこの場所にあって、駅のシンボルといった風格が漂っています。

右側がトイレです。このトイレと券売機が常に自動放送を流し続けているので、無人駅ですが特別静かではないです。駅の外にトイレと自動販売機があるので、実は相模川沿いのサイクリング時の休憩に便利かもしれません。

ちなみにこの相武台下駅には廃線跡があります。橋本方面から駅北西部(相模川側)に線路跡が延びています。

160825_02駅方向を撮影した写真です。砂利道ですが緩いカーブは線路跡っぽいような感じです。

160825_03こちらは相模川方向を撮影した写真です。写真だと分かりにくいですが、現地でカーブの具合を見るとやっぱり線路跡だな、という印象です。

この線路は相模川の砂利採取に使っていたんだそうです。

 

夏の七里ヶ浜

台風が接近中ではありますが、合間を縫って江ノ島方面に行きました。そんなに海がうねっている感じはしませんでしたが、やはり海水浴の人は少ないように思いました。サーフィンの人はたくさんいらっしゃいました。

160821_01国道134号の小動交差点から七里ガ浜方面を撮影した写真です。

この後は毎度恒例の江ノ電の併用軌道を走って帰りました。

津久井広域道路(根小屋付近)

圏央道の相模原ICも供用開始され、津久井広域道路は相模原市緑区の根小屋付近まで延びて来ています。

160816_01これは新小倉橋側を見て撮った写真です。

片側2車線の高規格な道路が延びて来ています。県道65号との交差点も最初は信号がなくて大変だったらしいのですが、無事信号がついて東金原という名前の交差点になりました。

ただ県道65号は狭い上に急勾配があるので、大型車は右左折しないよう立て看板で案内がされています。写真の状態から右折するとダブルヘアピンがあるので特に大変です。

こちらの新しい県道510号は高規格なのですが、この地点よりもうちょっと西側で高規格な区間が突然終わるので、車やオートバイの場合は注意が必要だと思います。自転車の場合はどっちにしてもそんなに速くはないので、そこまで頭の切り替えは必要ない感じです。

長竹方面から新小倉橋方面に向かう場合は自転車でも便利かな?と思いますが、途中にインターチェンジの分離・合流があるのがリスキーです。実際に走るならインター手前で歩道に上がって、インター部分は歩道でやり過ごすのが無難かと思います。

座間のひまわりまつり(座間会場)

8月に入って座間会場の方が見頃らしいということで、通りがかったところで写真を撮りました。

今回は厚木方面から走ってきたのですが、関口中央交差点から座架依橋に向かって下っていくと、川沿いにものすごい数の車が来ているのが分かります。川沿いに臨時駐車場があるようです。

160814_01座架依橋からの様子はこんな感じです。規模はやはり座間会場の方が大きいようです。人がたくさんいたので遠目に見るだけで撤収しました。

160814_02お盆で県内の道路は割りと空いていましたが、県道42号は混雑していました。

高坂駅の廃線跡を見に行く

東武東上線の高坂駅に廃線跡があるというので見に行きました。高坂駅の西方面に支線のような形で線路が延びていて、セメント原料を運んでいたんだそうです。

160729_01まずは高坂駅からスタートです。線路が無いですが確かに廃線跡っぽい雰囲気がわかります。

160729_03分かりにくいのですがこちらに延びていきます。

高坂駅を出てからは住宅地や畑の中を廃線跡が縫っていくので、道路から確認できるところはありません。関越自動車道と交差する手前で線路と道路の交差を見ることができます。 続きを読む

中津川右岸の道

宮ヶ瀬ダムから出てくる相模川の支流に中津川という川がありますが、右岸側の道路に気に入っている道があります。

160724_01こんな感じです。

特に県道指定はされていないのですが、規格のいい道路です。途中に坂もあって単調にならない所が良いです。

抜け道的に利用されていますが、それほど交通量も多くないので気持ちよく走れます。今の時期は水田の緑もきれいです。

いつも宮ヶ瀬とセットで通るのですが、先に宮ヶ瀬に行った場合は国道412号の平山坂下交差点を左折、続けて右折すると入れます。

宮ヶ瀬に向かう場合は座架依橋方面から県道42号を走ってきて長坂交差点を左折、中津川左岸を北上して才戸橋東側の交差点(看板無し)を左折、サークルKで補給しつつ才戸交差点を右折、というルートをよく使います。どちらかというとこっちの宮ヶ瀬に後から行くパターンの方をよく使っているように思います。

座間のひまわりまつり

ツール・ド・フランスが開催中ですが、ひまわり畑の中を自転車の集団が走り抜けていくのが、ツールらしい風景として知られています。

なかなか日本にひまわり100%の畑はなさそうな感じがしますが、神奈川県の座間市にはかなり大規模なひまわり畑があります。毎年7-8月に”ひまわりまつり”と銘打ってイベントが開催されています。

栗原会場と座間会場の2つの会場があり、7月に見頃になるのは栗原会場です。今日はこんな感じでした。

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道路至近とまでは行きませんが、道路から見えるので、横を走り抜けるとツール気分が味わえます。今日の感じだと23-24日の週末は見頃になるのではないでしょうか。

ひまわりを植えたのは耕作放棄地対策だったそうですが、ひまわり100%でこれだけの面積を整備したのはアイデアだと思います。

25cタイヤ

ロードバイクで一般的とされているタイヤのサイズは700×23cと呼ばれる、タイヤ幅が23mmのものです。近年、わずかに太い700×25cという規格が流行っているそうなので、試しに導入してみています。

25cタイヤについては、

  • 接地面の形状の関係で23cに対して転がり抵抗が少ない
  • 空気がたくさん入るのでクッション性が良い

というメリットが良く言われています。反面、重量増(それも回転体の外周部分)がデメリットと言えます。

今回はIRCのROAD LITE 25cを調達し、使っています。3,000円台で買えるお買い得タイヤです。

160716_01装着状況はこんな感じです。規格上は2mm幅が増えるだけなのですが、かなりゴツくなったような感じがします。

実際にポンプで空気を入れてみると、23cに比べてなかなか圧が上がっていかないので、たくさん空気が入ることがよくわかります。パンクした時に携帯ポンプで空気を入れるのは大変そうです。

実際に1,400kmほど運用してみたのですが、やはり外周の重さから来る発進の重さは体感できます。反面、上り坂については23cでもきついものはきついので、そんなに差は感じません。

耐振動という観点から見ると、路面のひび割れについては明らかに強い感じがします。全く振動がなくなるわけではないですが、幾分マイルドに軽減してくれるので大分気が楽です。多少のひび割れなら避けずにそのまま通る判断もできるので、その点でも楽ができます。

ただし、空気を多めに入れてしまうと23cと大差ない感じになってしまいます。ROAD LITE 25cは90-115psi(600-800kpa)が指定の空気圧ですが、私の場合は体重が50kg程度なのもあってか100psi入れてしまうと大分硬いです。90psiちょっとにするとクッション性の高さが感じられます。

疲れやすいかどうか、という部分についてはなんとも言えないのですが、前述の通り”気疲れ”は明らかにしにくくなるので、気分的な部分では間違いないと思います。

全体的に見るとなかなか良さそうなのですが、1点だけ非常に気になる点があります。それは、空気を十分入れた状態でホイールを外そうとするとブレーキシューにわずかに引っかかることです。

今のブレーキシューは5,000kmくらい使っているものなのでそれなりに減っているはずですが、それでもなお引っかかるということは、新品のブレーキシューを入れた場合にホイールから外れなくなる可能性があります。

家で清掃やメンテナンスをするために外すのであれば、空気を抜いて外しても全然OKなのですが、輪行の場合はちょっと困りそうです。

国道138号で箱根と御殿場を走る

基本的に人の多いところが好きではないので、自転車で出かける目的地はあまり人気のないところが多いのですが、今まで一度も行ったことがなかったので箱根方面に出かけました。

ルート的には東海道で箱根の山を登り、宮ノ下で国道138号に入ります。その後長尾峠という峠を通って御殿場の市街地に下りて行き、御殿場を通過した後は引き続き国道138号で籠坂峠という峠を通って山中湖に出て、道志みちから帰るというルートです。

とにかく距離が長いので、箱根湯本あたりまでは極力体力を温存すべくゆっくり走りました。東海道は箱根湯本を過ぎるといよいよ坂が激しくなってくるのですが、坂はともかく交通量が多くて大変です。今回は混雑を見越して午前8時位に小田原から登り出したくらいだったのですが、それでも混んでいました。

特にバスが多く走っているので、左コーナーで追い抜かれる時などは巻き込みにならないよう注意が必要です。

宮ノ下からは勾配が5%くらいに落ち着き、なおかつ勾配の変動もあまりないのでペースがつかめれば落ち着いて登っていけます。箱根と御殿場を結ぶ唯一のルートなので混むかと思いましたが、思ったより交通量は少なめでした。

国道138号で箱根のカルデラを出る場合、頂上にトンネルがあります。Googleのストリートビューで見る限り、自転車の通行余地は全くなさそうだったので、登りの途中で県道736号に入り、長尾峠という峠を経由していきます。

こちらは交通量も極小で眺めも良く、オススメのルートです。平均勾配も4%程度なので、坂は坂なのですがここまでの坂に比べれば楽です。くねくねしているのでコーナーイン側は部分的に急勾配なところがあります。

160711_01こちらが長尾峠です。

160711_02一応こちらにも長尾隧道というトンネルがあります。ただ、交通はほとんどないので通行上の危険はあまりありません。
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