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規制が解除された水篠橋

長らく災害で片側交互通行規制がかかっていた国道19号の水篠橋を久々に通過しました。

この区間はここ数年そもそも避けていたのと、通行する場合でも並行する市道(並行する山道)にう回していたので本線をそのまま走るのはずいぶん久しぶりに感じます。

何事もなく通行できることのありがたさが改めて分かります。

西側の擁壁には新しいアンカーが大量に打ってあり、対策の入念さを感じることができました。一応通行可能にはなっているものの、センサーで変動の増加が確認された場合は再度規制がかかる可能性もあるということです。

依田川サイクリングロード

千曲川の支流に依田川という川があります。美ヶ原高原付近に源流があり、上田市東部にあるしなの鉄道の大屋駅付近で千曲川に合流するという長い支流です。

右岸側にサイクリングロードがあるらしいという情報を得たので、調査に行ってきました。今回は全区間通しでは走らず、東郷橋から丸子橋までの約4.1kmを走行しました。

東郷橋です。
東郷橋から丸子方面を見た様子です。
要所に距離標があります。

下流側の起点は東郷橋です。依田川の橋としては最も下流側の橋からスタートということになります。サイクリングロードの区間はここから上田市丸子文化会館までの6kmとなるそうです。

沿道風景です。

全体的に道路幅は2mあるかないかくらいで、軽自動車1台分といったところです。自転車であっても犬の散歩をしている人とすれ違う場面などでは結構緊張感があります。

草が生えていて分かりにくいですが、隙間があります。

路面状況は基本的に良好な部類なのですが、気になるのは時々舗装に幅数cmの隙間があることです。ロードバイクで走行すると大きな衝撃があります。もちろん通過するタイミングに合わせて荷重を抜く”抜重”という技法を駆使しながら走行すれば緩和が可能ですが、かなり高頻度に隙間があるのでせわしない感じになります。

区間によってはコンクリート舗装になっているところもあります。ここはさすがに路面の荒れもほとんどなく快適でした。

並行する国道152号が交通量が多く、割と手狭なので車の影響を回避できるという点については非常に有力なルートだと思います。

一方で、本文中でも触れた通り路面状況に少々難があり、ゆっくり走行したとしても身体に負担がかかります。それぞれ善し悪しがあるのでどちらを取るかが難しいルートです。

女沢公園公衆トイレ

千曲川サイクリングロード沿いにある女沢公園の公衆トイレです。この2023年春に建て替えが行われ、ハイスペックな公衆トイレとして生まれ変わりました。

男女別
小便器2
個室洋式1
多目的

女沢公園は位置的にも上田-長野市の中間地点くらいにあたるので、ここに利用しやすい公衆トイレがあると助かります。千曲川サイクリングロードのランドマーク的な施設になってくれると良いと思います。

駐輪場があるのですが、2023年5月時点では自転車スタンドのようなものはありません。ロードバイク等のスタンドのない自転車の利用も多い路線なので、自転車をかけられるスタンドがあるとより便利ではないかと思います。

千曲川サイクリングロードの全体案内図もあります。

静の桜公園前公衆トイレ

大町市美麻の静の桜公園付近にある公衆トイレです。公園内にトイレがあるわけではなく、公園近くの広場(?)の横にある建物内にトイレがあります。

場所が分かりにくいですが、県道497号沿いに小さくトイレの案内が出ています。

この案内をたどっていくとトイレにたどり着きます。

男女別x
小便器
個室洋式1
多目的x

トイレは男女共用で個室のみですが非常に清潔に保たれています。地域の方が維持されているのだと思いますがありがたいことです。

静の桜公園

大町市美麻大塩にある公園です。県道497号沿い、美麻から旧八坂村方面に向かう道の途中にあります。

その名の通り公園の目玉は静の桜というイヌザクラの巨木です。

この桜には静御前に関わる伝説があるそうです。その伝説とは源義経を追ってきた静御前が、義経の行き先は「奥州」と言われたのを「大塩」(当地の地名)と聞き間違え、当地にたどり着いたところで力尽きたというものです。その時に突いていた杖からこの桜の木が育ったと言われています。

桜の木は樹齢800年以上とも言われる巨木ですが、2021年に倒れてしまったということです。現在も幹は撤去されることなく現場に残っているのが痛々しいですが、木の巨大さはなお感じることができます。

旧内村街道

先日上田市丸子方面に出かけた時に、旧道が新道に接続しているような箇所を発見したので写真を撮っておきました。その後調べてみたところ、この道路は長野県道174号(内村街道)の旧道らしいことが分かりました。

右側が現道で、左側の道路は幹線道路だったような雰囲気を残しています。
現在の県道174号です。(鹿教湯方面を撮影)

例によって国土地理院の過去の航空写真を見てみたところ、1994年時点の写真では現在の県道174号は認められませんでした。

[国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスを基にheboDJ.netが作成]

水色の線が現道で、赤の線が旧道の大まかなルートです。現在は道路がそのまま北側につながっているので、そのまま大屋駅方面や上田市街にアクセスすることができます。1994年当時は幹線道路が依田川の左岸側にはなく、いったん橋を渡って右岸側に移動して北上する必要があったようです。

もちろん以前から右岸側の国道152号が丸子地区の南北移動のメインルートであったのは間違いないとは思いますが、県道174号・82号が接続したことで右岸・左岸それぞれで南北移動できる道路ができたことになります。橋は交通のボトルネックになりがちなので、交通ネットワークの機能向上に効果があったのではないかと思います。

旧道沿いの様子です。道路沿いに建物が密集しているのは昔ながらの街道沿いの雰囲気を感じます。

小花見池

長野市信更町にある小花見池を訪問しました。読みは”こげみいけ”というんだそうです。近くに大花見池という大きな池があり、それと対になるような名前になっています。

場所は県道390号から一本入ったところにあり、普通に車などで通行していると存在には気づきにくいのではないかと思います。池周辺は小花見高原と呼ばれているようで、県道沿いに小花見高原の場所を案内する看板は出ていました。

池の成り立ちは分かりませんが、形状が割と直線的に見えるので人造湖なのではないかと思います。

池周辺にはあずまやがあり、外周については遊歩道のような通路が整備されているので一周できるようになっているようです。他にもコテージのような建物やマレットゴルフ場があったことを示す看板も残っているので、かつてはもうちょっとレジャー施設のような場所だったのかもしれません。現在はどちらかというと自然公園のような雰囲気です。

施設名称はテープで消されているので現在は使えないようです。看板にあるヘルスパイオニアタウン事業というのは1980年代後半の国保の補助事業だそうです。
看板の通りならここがマレットゴルフ場だったのでしょうか。

古間跨線橋

信濃町にある国道18号の跨線橋です。新旧の跨線橋が並んでいる珍しい構造です。

旧橋の方は現在は歩行者専用道路となっています。橋の上から北しなの線の線路がよく見えることから、鉄道の撮影スポットとして人気があるようです。

旧橋の遊歩道からは妙高山を背景に線路がよく見えます。

旧橋はいつ竣工したものか分かりませんが、雰囲気から見てかなり古そうな印象です。形式としてはトラス橋の中でも曲弦プラットトラスという形式に属するようです。旧橋の方は何となく意図的に残してあるように見えるので、細かいスペックが気になる橋りょうです。

栄村方面の撮影

Youtubeに飯山-栄村間の走行動画を少しずつアップロードしているのですが、残っていた栄村村内区間の動画を撮影してきました。

シリーズの要点は千曲川の左岸側が自転車向きであるということなのですが、もう1点盛り込みたかった情報として途中の横倉トンネル・青倉トンネルをう回するルートの情報があります。この点についてもうまく素材が撮れたと思うので、編集でき次第ご紹介したいと思います。

春の八坂

久しく訪問していないような気がしたので大町市八坂(旧八坂村)を訪問しました。大町市美麻-池田町間を南北に縦貫する県道497号という道路があるので美麻からほぼ一本道で八坂までアクセスできるのが良いところです。

写真の場所は標高900mくらいあるところですが、こういった場所でもさすがに春本番といった雰囲気になってきました。長野の場合こういった春っぽい時期は非常に短く、5月の連休が終わるとすぐ初夏のような感じになることが多いように感じます。そういった事情もあって、この2週間くらいは貴重な時期となっています。