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諏訪湖周サイクリングロード

自転車ではなかったのですが、諏訪方面に行く機会があったので整備中だという諏訪湖周サイクリングロードの様子を見てきました。

諏訪湖を1周できるサイクリングロードを長野県が主体となって整備中とのことです。諏訪湖は1周およそ16kmくらいあるので、割と気軽に1周チャレンジができる楽しい路線になりそうです。

JR岡谷駅からスタートです。

サイクリングロードが始まるところまでは昔からあると思われるゴム舗装の遊歩道がありました。今回進行中のプロジェクトはこれに加えて自転車用の道路を作るというもののようです。

供用開始されている区間のスタート地点です。道路交通法上の歩行者道と自転車道に分離されています。

場所にもよりますが、原則歩行者道と自転車道は物理的に区画されている設計になっているようでした。

残念ながら間欠泉センターのあたりで整備済み区間は終わってしまいます。この先については今後徐々に整備されていくそうです。

大ざっぱには諏訪湖の南半分くらいは整備済みという印象でした。まだ全通していないのでサイクリストの方は湖畔の車道を走っている方が多いようでしたが、整備が進めばサイクリングロードがメインになるのかもしれません。

そのうち自転車で訪問してみたいところです。

Pythonによる勾配別標高グラフ完成

ちょっと前から作っていた勾配別の標高グラフを描画するプログラムができました。このグラフを作りたかった理由は、”道路勾配は常に一定ではない”ことにエントリで触れたかったからです。

坂道の場合はよく平均勾配という数値で厳しさを表現することがありますが、平均勾配の値が同じでも急勾配と緩勾配が交互に出てくるタイプのものもあれば、全体を通して大きな変化のないタイプもあります。

こういったタイプの違いは路線の個性とでもいうべき面白いポイントなので、客観的な数字で表現できる方法が欲しかったわけです。

開発過程で試験データとして使っていたのは篠ノ井にある茶臼山のデータです。1区間を100mに設定して表現するとこのような感じになります。

グラフ1本が距離100mに相当します。

平均すると6%前後という坂なのですが、中盤に10%近いセクションがいくつかあることや、後半は相対的に勾配が緩めであることが読み取れます。

一般的にほとんど平坦として認識されるルートについても描画をしてみました。例として採用したのは神奈川県の府中街道です。向ヶ丘遊園-久地付近までの区間を切り出しました。

ルートとしてはほとんど平坦ですが、途中に跨線橋が2ヶ所あります。そのため、実際に走ってみるとちょっとした坂が2つあるという認識になります。区間を50mに設定し、細かめに表現するとこんな感じです。

陸橋の部分に勾配が付いていることが読み取れます。こういった”実は坂がある”ルートの表現もしてみたかったので、満足のいく結果となりました。

制作の過程でPythonとBokehのことをまた学べたので、こちらはこちらで頭の整理もかねてエントリにしたいと考えています。

旧田沢橋

安曇野IC近くの犀川に架かる田沢橋には新橋と旧橋が存在します。新橋は自動車用、旧橋は歩行者と自転車専用になっています。

長野県の古い橋に多いローゼ橋という形式です。いまでこそ歩行者・自転車用ですが、この狭い橋を自動車で通行するのは大変だったろうと思います。

1955年竣工ということで竣工から67年が経過しています。交通による負荷はかなり減っていると思いますが古い橋であることには変わりないと思うので、長持ちしてほしいものです。

クリートの交換

自転車用のシューズに付いているクリート(ペダルとシューズを接続する部品)が摩耗していることに気がついたので交換することにしました。

このクリートという部品は新品の状態だと黄色と黒の2色成形になっていて、黄色い部分がなくなったら交換の目安という分かりやすいシステムが採用されています。

うまく黄色い部分がすり減ってくれると長く使えますが、今回のように合わせ目の部分からはがれてしまうと寿命が大分縮まってしまいます。もう少し使えそうにも思いましたが、走行中に急に外れても嫌なので予防保守的観点から交換にしました。

黒姫高原公衆トイレ

黒姫高原のスキー場駐車場にある公衆トイレです。

男女別
小便器3
個室洋式1
多目的x

黒姫高原は国道18号から結構離れていることもあり、今まで立ち寄っていませんでした。黒姫山のふもとだけあって夏場でもちょっとひんやりしていて快適でした。

黒姫高原スノーパーク前の道を長野市方面に進むと県道37号と直結するので、そのまま坂中峠を越えれば長野市街に向かうこともできます。

秋の浅間山

東信方面に出かけてみました。秋らしくすっきりと晴れる日が増えて、このように遠くの山もはっきり見えることが多くなりました。

この場所は浅間山八景という浅間山がきれいに見える場所8選のうちの1つ(2番・JAあさまライスセンター前)です。

この場所は標高が約770mあり、長野駅前と比べると400mくらい高い位置にあります。長野市方面から東信に向かう場合は、小諸を過ぎたあたりから軽井沢までがずっと緩い登り坂になります。距離もさることながら地味に標高差があるのが大変です。

逆に言えば軽井沢駅付近(標高約940m)まで登ってしまえば碓氷峠も標高はほとんど同じなので、横川駅方面へは下るだけということになります。片勾配になっているのが碓氷峠の特徴です。

初秋の上越方面

フェーン現象で急に暑くなる日もありましたが、空の感じは秋の雰囲気になってきました。

写真は飯山市街から上越方面に抜ける国道292号の妙高市長沢原という地域です。この近辺では道路が大きく線形改良されてかなり走りやすくなりました。

相変わらず上越方面に行くと距離の割りにひどく疲れるのですが、路面からの振動が原因ではないかと疑っています。どれくらいの振動を受けたかを何らかの形で計測できると面白そうなのですが、難しいように感じます。

千曲駅

しなの鉄道の千曲駅です。

自治体名の千曲市と同じ名前の駅ではありますが、千曲市の中心部に近いのは1駅長野方面寄りの屋代駅の方です。千曲駅は住宅地の中の駅という感じで、比較的閑散としています。

開業は意外に最近の2009年で、しなの鉄道発足以降に開業した駅になります。

駅舎は木のデザインが特徴的な立派なものです。信濃国分寺駅などにも似た雰囲気を感じます。

駅前のロータリーです。
長野県内ではまだ珍しいシェアサイクルが置いてありました。

Pythonで勾配別標高グラフを作る

J Sportsのサイクルロードレース中継を見ていると坂の勾配が1km毎に表示された断面図が表示されることがあります。

ああいったものを作れないかと思い、Pythonとbokeh.plotの組み合わせで試行錯誤をしてみています。

現状ブログエントリなどで使っている断面図はGPSデータを散布図としてプロットし、線のように見せています。

勾配別の標高グラフはGPSデータを一定距離毎に積算して、前のポイントとの差異を取って勾配を出すことにしました。グラフの表現方法は棒グラフにしてみました。

サンプルとして使用しているのは茶臼山のデータです。500m毎でデータを区切り、区間の平均勾配を出しています。おおよそやりたいことは実現できたので、もう少し見た目を手直しして、コードをきれいにしたら改めてエントリにまとめてみたいと思っています。

今回試作したものです。高さで標高、色で勾配を表現しています。
従来型の断面図です。

長野市道浅川東条台ケ窪線

飯綱高原と長野市街地を結ぶメインルートとしては浅川ループラインこと県道506号がありますが、別ルートを試してみようと思い逆谷地湿原横から市営霊園を経由して降りてくる浅川東条台ケ窪線を通ってみました。

飯綱高原から途中の台ヶ窪というところまではほぼ林道のような道路で、走りやすさという点では今ひとつです。台ヶ窪から市営霊園を経て市街地に至るまでの道は比較的走りやすい方でした。

途中からはまあまあ走りやすくなります。

勾配も急な方なので全体的に見れば積極的に選択するルートではないように思えますが、台ヶ窪周辺からの坂中方面の眺望は良いので、その点はなかなか優れています。

左側に見えているのが坂中です。
こちらは長野市街方面です。