自転車」カテゴリーアーカイブ

改修した自転車の試運転

さっそく改修した自転車をいつも走っているようなコースで試運転してみました。どこで最初の試運転をするか迷いましたが、長野県道395号→12号のルートにしてみました。このルートはいろいろなプロファイルの坂があるので試運転に向いているように思います。

今回改修された箇所

  • チェーンリング: RIDEA Lami-Flow ROAD Ring(シングル)38T楕円→同新品に交換
  • リアディレイラー: シマノ RD-R7000-GS→同新品に交換
  • スプロケット: シマノ CS-R7000(11-32T)→シマノ CS-HG700(11-34T)
  • ホイール: マビックCXP22使用の手組みホイール→カンパニョーロ ゾンダ(リムブレーキ用)

駆動系を中心に経年劣化していた部品は交換し、スプロケットについては歯数構成を変更、ホイールについては従来のものとかなり性格の異なる製品に交換となりました。ホイールに関して言えば10年ぶりの交換となります。

試運転してみての感想

お世話になっている自転車店の方からは「激変していると思いますよ」と自信ありげに言われたのでどうかなと思っていたのですが、確かに激変と言っていい感じはしました。

始動・停止

ホイールが今までのものと比べて前後合計で300g程度軽量となり、スポーク数も19本削減されたので、始動はとても軽くなりました。停止もリム面が新しいためなのか、ブレーキ力にムラも感じずきっちり止まる印象を受けます。今までのホイールでもそれほどブレーキで困ることはありませんでしたが、新品のリムに比べるとリム面が劣化していたのかなという気はします。

平坦路

軽量なホイールなので本領発揮は上り坂かと思っていたのですが、平坦路でもかなりの違いを感じることができました。いろいろなところが新しくなっているので一概にどれが原因と断定もしにくいのですが、やはりスポーク数の減少による空気抵抗の削減が効いているような感じがします。回転が軽いので同じ速度でも今までよりも小さい力で走れているように感じます。

上り坂

上り坂に関してはよくホイールを交換すると「ギア1枚重くしても大丈夫になった」などといった評価がされることがありますが、確かにその通りだと思いました。ホイール本体の剛性が高いのも相まってか、上り坂であっても今までよりは軽快に進める感じがします。

ホイールの剛性に関して言えば、ダンシング(いわゆる立ちこぎ)をした時がわかりやすかったです。今までよりもクランクが回った際に直接的に推進力が得られるような感触がありました。

今回はスプロケットの歯数構成を変えている関係上、今までとギアの選択を変えていく必要がありそうです。このあたりは追っていろいろと検討したいと思っています。

下り坂

ブレーキがよく効くので安心というのが1つありますが、意外に助かるのはホイールの空気抵抗削減のおかげか、惰性でかなり進めるということです。今までは特に向かい風の下り坂などでは早い段階でこがないといけなくなる場面が多かったのですが、足を止めたまま進める距離が伸びているような気がします。気のせいという可能性もあるので引き続き検証したいと思います。

まとめ

今まであまり空気抵抗に関しては自分の自転車の走行スタイルからしてみれば関係のない要素かと思っていたのですが、今回のホイール換装で結構影響があるのではないかと認識を改めました。まだ長い距離での試験はできていないので、引き続きおなじみのルートを走ってみて今までとどう違うかを調べてみたいと思います。

自転車無事更新される

メンテナンスに出していた自転車が完成して無事に戻ってきました。今回は駆動系の更新がてらホイールが約10年ぶりに換装、スプロケットについては歯数の仕様変更を行いました。まだ回送程度しかしていないので普段のツーリングルートで試してみるのが楽しみです。

自転車の走行機器更新

かねてから計画していた自転車のホイール交換のため、お世話になっている自転車店に車両を持ち込みました。あわせて診断してもらった結果、チェーンリングとリアディレイラー、スプロケットも新品に交換することになりました。チェーンリングに関してはフロントシングル仕様なので、フロントダブルの自転車に対して消耗は激しいようです。

Beforeの状態はこんな感じでしたが、ホイールが変わると性能は当然としてもだいぶ見た目に影響があると思います。そのあたりも含めてなかなか楽しみです。

曇りの千曲川展望公園

暑いので登りの道中が日陰になる国道403号で聖高原方面に出かけました。

こちらは長野市や須坂市など北東方向の風景です。
こちらは正面の千曲市の風景です。

曇り空だと天気としてはあいにくにも感じますが、夏場は直射日光が遮られるのでありがたいです。帰宅後に写真を見て意外に思ったのは、夏場であっても曇りだとなんとなく視程が遠くまで見通せるということです。2023年の同時期に撮影した写真がありますが、こんな感じです。

晴れている日の写真だと遠くの山陰はかすんでしまっています。正確な理由は分からないのですが、日が照っていると地表周辺の水分が蒸発してもやのように見えてしまうのではないかと考えています。

ELEMNT BOLT(2017)無事復活

ファームウェアの不具合によりGPSログが記録できなくなっていたELEMNT BOLTなのですが、集成されたファームウェアに更新した上で試運転をしてきました。結果、問題なく動作することが確認できたので安心しました。

2019年の7月末に導入して以来元気に動いていますが、最近さすがにバッテリーの持ちが悪くなってきている感じはします。しかし、1回で10時間以上走らない限り電池切れは起きないと思われるのでまだまだ問題ない範囲だと思います。

それよりも心配なのは充電用のUSBマイクロBポートのカバーがちぎれてしまったことです。カバー自体は紛失していないので毎回ねじ込んで使っているのですが、いつか走行中に脱落するような気がしていて心配です。

wahooの第1世代サイクルコンピューターの問題が一部解消

2025/8/17から発生しているwahooの第1世代サイクルコンピューターでGPSログが記録できなくなっている問題が一部解消したそうです。

ELEMNT, BOLT 1, and ROAM 1 GPS data and ride recording issues — August 17 and later

[wahoo fitness]

修正版のファームウェア

このエントリを書いている8/25時点では第1世代のサイクルコンピューターのうち、ELEMNT ROAMとELEMNT BOLTについては問題が解消されたファームウェアがリリースされています。ROAMの場合はバージョンWR24-17055、BOLTの場合はWB17-17055がそれぞれ集成されたファームウェアになります。

無印ELEMNT用については現在も開発が継続されているということです。

問題発生中のGPSログの回復

8/17以降、問題のあるバージョンのファームウェアで記録されたGPSログについては2006年に記録されたログとして記録されている可能性があるそうです。

これらのログはfit形式で書き出すことができるので、fitファイルの編集ツールなどを使用して記録日を2025年に書き換えることでログを回復できる可能性があるということです。

Retrieve / change ride files from ELEMNT, BOLT 1, or ROAM 1 from August 2025

[wahoo fitness]

“可能性がある”という書き方になっていますが、記録の状況によっては回復できたとしても正常な走行履歴として回復できるかどうかは分からないということです。wahoo側としても必ずしも不具合発生中のGPSログを回復できるか保証できるものではないとしています。

私も該当するログがあったので調べてみたところ、確かに記録年だけが2006年になってサイクルコンピューター内に残っていました。GPSログもおおよそいい感じではあったのですが、途中で一瞬にして関東平野にワープするというあり得ない軌跡になっていたので、当該ログについてはやむなくノーカウントとしました。

篠ノ井橋-平久保橋間の堤防工事は2026年2月末まで

2019年の台風災害で千曲川沿いでは大きな被害が出ました。その後各所で復旧工事やより水害に強い堤防を作る工事が行われています。工事の多くは完了していますが、今でも千曲川右岸側の篠ノ井橋-平久保橋間では堤防工事が続いています。工事に伴って歩行者や自転車も含めて堤防上は全面通行止めとなっています。

この区間は右岸側が千曲川サイクリングロードの一部なので、サイクリングロードを走る場合は並行する長野県道77号にう回する必要があります。長らく工事をしているのでう回をするのが常態のような感覚です。

久々に現地の様子を見に行ってみたところ、工事の工期は2026年の2月27日までとの看板が立っていました。今シーズンは引き続き全面通行止めが続きますが、2026年の自転車シーズンには改めてサイクリングロードを通行できる環境が整いそうです。

Garmin Venu3で自転車の走行を記録する

普段使っているサイクルコンピューターがファームウェアの不具合で一時的に使えなくなってしまったので、代わりにライフログ用に使っているGarminのVenu3で自転車ツーリング時の走行ログをとってみました。

Venu3は単独でGPSログを取得できるほかに心拍計も備えています。これに加えて、Ant+に対応したセンサーとペアリングすることでセンサー情報も記録できるので、走行ログをとるだけであればサイクルコンピューターと同様の機能を持っていることになります。

センサーの追加方法

センサーをVenu3とペアリングする場合は設定画面の”アクセサリー”を開き、”追加”を押します。その上で周囲に動作中のセンサーがあれば自動的にペアリング候補に挙がってくるので、センサーを指定してペアリングを確定するだけです。センサーが動いていないと認識してくれないので、スピードセンサーやケイデンスセンサーは手で回すなどして動作させておく必要があります。

アクティビティを開始するときには各線サーの動作状況もアイコンで示されるので、センサーの動作開始を確認した上でアクティビティを開始すればOKという流れになっています。

実際にとってみた記録の一部がこちらです。GPSの精度も良く、利用には何ら問題ないという印象です。

ただあくまでも記録という意味で問題ないだけであって、やはり走行中にセンサー情報が見られるサイクルコンピューターがあったに越したことはありません。

wahooの対応は近日中に完了の見込み

今回Venu3でログをとることになった原因であるwahoo製サイクルコンピューターのファームウェアに関わる問題ですが、情報がアップデートされていました。

ELEMNT, BOLT 1, and ROAM 1 GPS data and ride recording issues — August 17 and later

[wahoo fitness]

ファームウェアの問題については特定され、現在修正版のテスト作業に入っているということです。3日程度でテストが完了し、修正版がリリースされるということなので次の週末には改めてwahooのサイクルコンピューターが使えるようになっているのではないかと思います。

wahooの第1世代サイクルコンピューターでGPSの問題が発生中

先日珍しくwahooからファームウェア更新によるトラブルを伝えるメールが届いていました。どうも直近のファームウェアアップデートにより第1世代のサイクルコンピューター(Elemnt・Elemnt BOLT・Elemnt ROAM)でGPSの軌跡が正しく記録されない問題が起きたようです。

ELEMNT, BOLT 1, and ROAM 1 GPS data and ride recording issues — August 17 and later

[wahoo Fitness]

上の記事が今後随時アップデートされていくようです。

この問題は実際に私のElemnt BOLT(第1世代)でも発生しており、直近のツーリングでも一部GPSのログが直線的に飛んだような記録になっているところがありました。最初は太陽風等々でGPSが不調だったのかと思いましたが、サイクルコンピューター自身のトラブルでした。

トラブルの緩和策としてスマートフォン用のwahooアプリで記録を行う方法が案内されています。

問題が起きているのはGPSだけのようなので、GPSの記録はスマートフォンのアプリか、あるいはGarminのVenu3で行ってみようかと思っています。Elemnt BOLT自体は自転車に搭載し、センサー情報を見るためだけに使おうと思っています。

真夏の(元)白馬長野有料道路

大町方面に自転車で出かけたので、2025年の2月に無料化された白馬長野有料道路の歩道部を通っていきました。無料化された直後は料金所の撤去など変化があったのでしばしば通っていたのですが、久しぶりの通行となりました。

歩道部は結構背丈の高い雑草が茂っており、少々通行に難ありな感じでした。完全に放置されているわけではなさそうに思いましたが、かつてに比べるとメンテナンスの頻度が下がっているのかもしれません。

左の方に避けないと草に突っ込んでしまいそうな状況です。

今回エントリを書いていて思いましたが、今後この(元)長野白馬有料道路をどう呼んだらいいのか少々悩みました。現在は長野県道路公社ではなく、長野県の管理になっていて路線としては県道31号のバイパス路線という取り扱いになると思います。かといって県道31号バイパスというのもちょっとしっくりこない感じがするので悩みます。