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しなの鉄道(北しなの線)でのサイクルトレイン実施

最近長野県内の鉄道事業者では自転車を袋に入れずにそのまま車内に持ち込めるサイクルトレインの実施が増えてきていますが、しなの鉄道の北しなの線区間でも期間限定ながら実施されているそうです。

【北しなの線】サイクルトレイン運行のお知らせ

[しなの鉄道株式会社] 

実施されている区間は北しなの線の豊野-妙高高原間です。妙高高原から先、えちごトキめき鉄道でもサイクルトレインが実施されているので、双方をサイクルトレイン利用で行き来できるとしています。事前の申し込みや手回り品切符は不要のようです。

利用可能な列車には指定があり、妙高高原方面へは豊野駅発9時台から14時台の合計5本、長野方面へは妙高高原駅発10時台から16時台の合計5本となっているようです。長野側から見ると朝早い時間帯の設定がないので、直江津方面に自走した上で帰りをサイクルトレイン利用にすれば直江津周辺での行動半径が広く取れて面白いかもしれません。

千曲川サイクリングロード篠ノ井横田地区の通行止め(2024年10月)

千曲川サイクリングロードを走行していたところ工事の予告を見つけました。

篠ノ井橋の下流側が歩行者も含めて全面通行止めになるということです。代わりに国道18号バイパスへのう回が案内されています。

篠ノ井橋周辺に関して言えば上流側の塩崎地区も工事中で、こちらは2025年8月末までが工期となっているのでしばらく通行できません。

これから寒くなって千曲川サイクリングロードの走行機会は増えると思うので、篠ノ井橋前後のう回プランを考えておく必要がありそうです。看板の通りでも良さそうに思いますが、国道18号バイパスはあまり積極的に選択したくはないので、何か別の案がないかを検討したいところです。

女沢公園に自転車用空気入れがあることを確認

久々に千曲川サイクリングロード沿いの女沢公園に立ち寄ったところ、公衆トイレ前のベンチ付近に木製のゴミ箱のような箱があることに気がつきました。

箱の上に”自転車用空気入れ”と書かれたプレートが取り付けてあります。のぞき込んでみるとこんな感じになっていました。

ちゃんと圧力計のついた仏式対応のポンプが入っていました。盗難防止のために箱に鎖で連結されているようでした。

今まで利用したことはないですが長野県内には観光案内所などを中心に、自転車用空気入れを貸し出してくれるところが結構たくさんあります。ほとんどのサイクリストの方はパンク対策で携帯ポンプを持っているものと思いますが、携帯ポンプでは必要な空気圧に達しているか不安などという場合もあると思います。こういった場合にフロアポンプが気軽に利用できると安心だと思います。

サーモス FJF-580

今年の夏期の自転車ツーリングでは表題の真空断熱ボトルを利用しました。

真空断熱ボトルではおなじみのサーモスの製品です。この製品は自転車用に設計されていて、一般的なスポーツバイク用のボトルケージに収まる寸法になっています。

本体にはくびれている部分がありますが、ここにボトルケージの出っ張っているところが引っかかり、保持されるようになっています。この部分は表面にシリコンゴムのような素材が貼ってあり、走行中の振動で音が鳴らないように配慮されています。

容量は580mlで冷・温両方の温度に対応します。飲み口はワンタッチで開放できますが、ロック機構もあるので走行中には飲まずに止まって飲んだ方が安全だと思います。

本体重量は280gと通常の樹脂製ボトルに比べるとかさむものの、暑い日の走行では冷たい飲み物が飲めるのがとてもありがたいです。何かで計測をしたわけではありませんが、水分の吸収も何だか良く感じるくらいです。

少しでも軽量を求める方にはオススメしづらい製品ですが、そういった部分にこだわりのない方には是非オススメです。温かい飲み物も入れられるそうなので、シーズン終わりには白湯などを入れる実験もしてみたいと思っています。

長野電鉄木島線 赤岩駅跡

よく自転車で通過する長電木島線・赤岩駅の跡をせっかくなのでゆっくり見てみることにしました。

駅跡地付近は県道414号という道路が通っています。この区間は木島線の線路跡を利用して道路が敷設されているため、線形が非常に良いのが特徴です。

中野市北部公民館が道路沿いにあり、信号機のある赤岩という交差点になっています。

長電バスのバス停もあります。長電バスは中野木島線というバス路線を運行しており、この路線が木島線の代替交通という形になっています。平日であればお昼前後を除いて1時間に1本運行されているので、まあまあの頻度と言って良いと思います。

線路跡が道路に転用されていることもあって、あまり鉄道駅らしい痕跡を発見することはできません。強いて言うなら変な向きで設置されている高社山の登山案内看板が挙げられます。

写真右奥のものなのですが、道路と逆向きに設置されています。現在は何もないですが、恐らく看板の向いている方に駅舎の出入り口があったのではないかと思います。

CR2032と同じ寸法の自立型給電モジュール

コイン電池CR2032と同じスペックを持った自らが給電できるモジュールということです。

太陽光発電パネルとBluetooth LEを搭載したコイン電池型モジュール

[PC Watch]

寸法や出力電圧はCR2032に準拠し、バッテリーではなく太陽電池を搭載することで自らが発電して給電を行えるということです。あわせてBluetoothの低電力消費規格にも準拠し、通信を行うこともできるそうです。

面白いのは想定用途に”自転車アクセサリー”がうたわれていることです。確かに趣味で自転車に乗っているとCR2032を何かとよく使います。

用途としては回転センサーやライトなどが代表的です。この装置は太陽電池を使うので適用する機器のCR2032が収まる場所に太陽光が当たる必要がありますが、機器側が対応できればバッテリーの交換が不要なスピードセンサーやライトなどが実現することになります。結構電池交換はわずらわしい作業なので、期待したくなる装置です。

花上トンネル

先日エントリに書いた長野市道飯森新橋線の途中にあるトンネルです。

竣工1984年ということで、竣工以前の状況を国土地理院のサイトで1975年の空中写真を入手して見てみました。

[国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスを基にheboDJ.netが作成]

確かに1975年時点ではトンネルは存在せず、道路は川に沿っているように見えます。トンネルのちょっと右側には土砂崩れのような痕跡がありますが、これは2024年時点でも同じように崩壊しています。ただし、現在では道路に面した部分だけ擁壁でガードされています。

山のかげになってしまっていて分かりにくいですが1975年時点では犬戻トンネルもなく、国道19号も川に沿うような線形になっています。犬戻トンネルができるのは1994年のことです。

長野市道飯森新橋線が通行可能に(2024年)

長期間通行止めとなっていた長野市道の飯森新橋線が通行可能になっていました。

飯森新橋線は犀川沿いの道路で、長野市の中心市街から見ると安茂里から小田切を経て七二会につながっている道路です。

通常この経路であれば国道19号を通れば済むのですが、自転車の場合は途中にある犬戻トンネルが少々難所ということもあって、私はこちらの市道で行き来するのが好きです。

川沿いギリギリを通る道路なのですが、一方で崖も道路のすぐ近くまで迫っており、土砂災害の影響を受けやすい道路のようです。今回通りがかったところ、路肩が犀川方面に崩れていかないように補強されていました。

引き続き斜面の変動は自動観測中です。
少し道路が狭められて、路肩に荷重がかからないようになっているようです。

興味深かったのが2枚目の写真にあるように道路幅員をあえて狭めることで車の荷重が路肩にかからないようにする処置がされていたことです。元々この区間は茶色いガードレールギリギリまで道路だったように思います。

サイクリング中の天候観察

最近はスマホアプリでも天気情報が充実しており、中にはGPSと連動して雨雲の接近をプッシュ通知で知らせてくれるようなものもあります。

とは言え、あくまでレーダー雨量はレーダーでの観測値で、実際に現場で降っている感じとは多少の食い違いがあることもあります。やはりこういう時に頼りになるのは実際に観測することです。

長野県は高い建物がそれほど多くはないので、空の状況が遠くまで観察しやすいというメリットがあります。そのため、向かっていく先の雲行きが文字通りに怪しい場合、早めに引き返す判断ができます。

この写真で言うと向かって右奥の方に進んでいくと雨に降られそうです。
この写真も進行方向前方~右奥は雨の可能性が高いと思います。
こちらは逆のパターンで、まっすぐ坂を下りた先の市街地は晴れていそうです。

こんな感じで素人なりに気象観測しながら移動した方がより安全だと思います。特に夏場は急に天気が変わることもあるので、何となく走行せずに空の様子も随時チェックするのは重要だと思います。

戸隠神社奥社

真夏のサイクリングルートとして重宝している戸隠神社奥社を通るルートを走行しました。戸隠神社周辺にアクセスする場合は県道404号(飯縄山の東側)・県道36号(飯縄山の北側・西側)・県道506号(飯縄山の南側)を組み合わせて走行することになります。

いずれの道路も木陰になっている上にそもそもの標高が高いので、各道路にアクセスするところまで登ってこられれば涼しいのがメリットです。反面、路面が濡れていると乾きにくいのでスリップには注意が必要です。

私が特に好きなのは一旦黒姫駅近くに出た上で県道36号で戸隠神社奥社を目指すルートです。今回も快適に通行することができました。

毎度のことですが夏場の戸隠周辺は混雑していました。

帰りは県道36号→県道506号で浅川のループ橋を通って降りるとすぐに長野市街地に出られ、道中の道も比較的走りやすいものになります。路線バスもこのルートがメインになっています。

ただ私はあんまり車の通らない道が好きなので、県道76号で芋井方面を経由して山を下りることが多いです。このルートは道中が完全に山道になってしまいますが、それほど車が通らないので快適なのが特徴です。実際、走っているとしばしばサイクリストの方に遭遇します。

こういったのんびりした風景を見ながら下っていきます。