自転車」カテゴリーアーカイブ

Formula FM-32からの異音

先日タルタルーガに乗っていたところ、後輪の方から異音がすることに気がつきました。音の種類としては回転しているタイヤに服の裾やリュックのひもが擦れているような「ブゥーン」という音でした。

帰宅して自転車をスタンドに乗せて後輪を空転させてみたところ、異音はハブから発生していることが分かりました。

リアハブです。

タルタルーガ Type Sport GTのリアハブにはFormula製のFM-32というハブが使われています。このハブは反フリー側にゴム製の防水カバーが装着されており、どうも異音はその辺りから発生しているようでした。

防水カバーとハブ本体の隙間にペースト状になったホコリがついていたので、防水カバーをめくってみたところ、防水カバーの裏に薄くグリスが塗られているようでした。

防水カバー自体はハブ本体と独立して動くようだったので、改めて防水カバーとハブ本体が接する部分に綿棒で薄くグリスを塗ってみました。

黄色で着色した部分をめくり、綿棒で薄くグリスを塗りました。

改めて後輪を空転させてみると、先ほどまで確認できていた異音が消えていることが確認できました。

どうもハブ本体と防水カバーが独立して動く関係上、防水カバーとハブ本体が回転中は擦れているようです。防水カバーとハブ本体の潤滑がなくなると、擦れている部分で異音が発生しているようでした。

小諸駅の停車場ガーデン

小諸駅北口(懐古園側じゃない方)です。

しなの鉄道の小諸駅北口に”停車場ガーデン”という庭園があります。

結構大きい西洋風の庭園で、敷地内にカフェなどもあります。

小諸駅北口には公衆トイレもあり、庭園内にベンチもあるのでツーリング時のちょっとした休憩に良く立ち寄らせてもらっています。

線路沿いにひっそりとレンガ造りの小さい建物があるのですが、これが明治時代から残っているという”油庫”という鉄道遺産なんだそうです。

灯油や潤滑油を保管しておくための倉庫ということです。

停車場ガーデンは地下道で南口(懐古園側)とつながっているので、行き来も便利です。

ロードバイク車載映像(国道406号 長野市街-鬼無里(信大教育学部前-湯ノ瀬橋))

長野市街から鬼無里へ向かう際のメインルートである国道406号をロードバイクで走行した様子を動画撮影しました。

単純な標高差だけでも登りで300mあり、道中はカーブありトンネルありの山道となっています。そこまで危険な箇所があるわけではないですが、通行上のちょっとした注意点や補給ポイントなども紹介してみたかったので動画に盛り込みました。

銚子口トンネルの出口まで4本の動画になる予定なので、自転車で走る時の雰囲気をお楽しみいただければと思います。

北須坂駅

長野電鉄の北須坂駅に立ち寄りました。

1番線は線路を撤去する(?)工事が進められている様子でした。

長野電鉄の車両基地のある須坂駅の隣ですが、打って変わってこぢんまりとした静かな駅です。

駅舎はプラットフォームから少し離れた場所にあります。
駅舎に面して自動販売機は2種類あります。

須坂駅から北須坂駅の間は線路に面した道路が続いているので自転車で走るとちょっと面白い区間です。

紅葉の大望峠

そろそろ長野県においては自転車で標高1,000m近い場所に行くのも厳しい季節になってきました。しかしながらせっかくシーズンということもあるので戸隠から大望峠を経由して鬼無里を訪問してきました。

長野市街からこの戸隠経由のルートを使う場合、登り口の長野市新諏訪の標高が420mくらいなのに対し戸隠の宝光社は約1,020m、大望峠はそこからさらに890mくらいのところまで下って登り返した上で1,070mとなるのでかなり標高差のある登りのルートになります。

11月ともなると市街地でも朝の気温は5℃前後ということがあるので、状況次第では峠の上は0℃近いということも十分あり得るので、寒さの面でもまた過酷です。

とは言うものの、やはりこの季節の大望峠からの眺めはいつも以上に格別といったところです。

峠には菅谷地というバス停があります。このバス停は長野市の鬼無里地区市バス”大望峠線”の最初の停留所です。この路線は菅谷地から旅の駅鬼無里を結んでいます。

自動販売機が大変ありがたいです。
建物側面には何とトイレもあります。
道路沿いにある展望台の周辺マップです。結構細かい神社なども描かれています。

大望峠の後はそのまま鬼無里の中心部に向かって動画撮影をしながら下り、奥裾花大橋までの道(通称ブナと水芭蕉ライン)についても動画撮影をしてきました。

奥裾花峡谷の紅葉は今頃がちょうど見頃といったところです。動画にどれだけ映っているかは微妙なところのような気がしていますが、一応いいシーズンの映像を抑えられたのではないかと思っています。

タルタルーガのスタンド固定ナットが脱落

以前から定期的に緩んでいたタルタルーガのスタンドですが、いつものように増し締めをしようとしたら全くネジが効かなくなっていることに気がつきました。

よくよく見てみると裏面のナットがなくなっていました。緩んだタイミングで走行時の振動などが重なり脱落してしまったのだと思います。

特に変わった仕様ではないようだったので、ホームセンターで汎用のM5ナットを買ってきて改めて固定となりました。今回は念のため弱めのロックタイトを塗布しています。

STRAVAのアクティビティログをCSVに変換する

便利なSTRAVAのアクテビティフィード

GPSサイクルコンピュータとSTRAVAを組み合わせて使っていると、勝手に走行距離が記録に残っていくので便利です。

今までロードバイクで外を走る度に走行した距離とルートラボで算出した獲得標高、大ざっぱなコースと走ったその日の雑感をスプレッドシートにまとめていたのですが、いちいちそういった記録を手動で残す必要がなくなりました。

アクティビティフィードは勝手に記録されていくので、その日の雑感だけを書き足せば要件が満たせるという寸法です。

とは言うものの、簡単な統計的分析を行う時などやはりスプレッドシート的なデータにまとまっていると便利な場面も多いので、STRAVAのアクティビティログを何とかしてCSV形式に出力する方法を考えました。

具体的な出力方法

STRAVAの機能を色々調べてみましたが、文字通りCSVを出力する機能は実装されていない様子だったので、アクティビティをコピペする方法を検討しました。

割と手間をかけずに変換できた方法は以下の通りです。

  1. メニューで”トレーニング”→”My アクティビティ”を選択する
  2. 必要なアクティビティを範囲指定してコピーする
  3. テキストエディタに貼り付ける
  4. テキストエディタに貼り付けた内容を表計算ソフト(今回はLibreOffice Calc)に貼り付ける
  5. (ここでA列に全データが列挙される形になります)
  6. 表計算ソフトの機能でA列を”タブ”で列に分割する
  7. (Calcの場合は”データ”→”テキストから列へ”、Excelの場合は”データ”→”区切り位置”)
  8. 文字列操作関数などで単位や曜日表記を消去すればできあがり

イメージとしてはこんな感じになります。任意の期間のデータ集計やタイヤやチェーンの消耗計算などに使うと便利です。

Insta360 ONE R用のヘルメットマウントを自作する(失敗しました)

時々Insta360 ONE Rで撮影したロードバイク車載映像をYoutubeに投稿していますが、いわゆるライダーズビュー動画を作れないかと思い立ちました。

カメラ本体と同時購入したバイク用マウントキットに入っているヘルメットマウントはどちらかというとオートバイなどのツルッとしたヘルメット向けで、スリットのある自転車用ヘルメットには適合しにくいものでした。そこで自転車ヘルメット用マウントを自作してみることにしました。

※結果から言うと失敗したので参考程度にご覧下さい。

幸い、GoProの純正アクセサリーに自転車ヘルメット用マウントがあったのでその構造を参考にしました。ナイロンバンドをスリットに通してベルトのテンションで固定するという機構らしかったので、まずは100円ショップで代用できそうなものを探しました。

このリュックサック用の固定ベルトが良さそうだったのでこれを流用することにしました。

頭頂部にバックルが来るようにして、バックルにカメラが乗るようにすればちょうど良さそうだったので、まずはバックルに合わせて両面テープをカットしました。

その後両面テープにカメラマウントをつけて、マウント自体はこれで完成です。

ヘルメットに固定してみました。パッと見はうまく行ったようなのですが、実際にAndroidアプリの方からカメラ映像を見てみると映像が傾いています。

どうやら私の使っているOGKカブトのSteairは頭頂部付近に平坦な部分がないので、ベルトを締め込んでもカメラが水平にならないようでした。また、カメラ自体が点支持に近い状態になってしまっているので、頭を傾けるとカメラ自体が前後左右にカクカク動いてしまい、安定感も今ひとつといった感じでした。

アイデア自体は良さそうな感じでしたが、少々残念な結果になってしまいました。また、意外にカメラ自体が頭に乗っていると頭に結構な重量感を感じるので、そもそものところでライダーズビューの撮影自体が厳しそうな感じもしました。

もし仮に本格的に実施するのであれば、撮影用に表面が平滑なヘルメットを別途購入するのが一番確実そうな感じがします。

シマノ ME3 SPDシューズ(SH-ME301)

ここしばらくタルタルーガに片面SPDのペダルをつけて運用しています。あわせて使っているSPDシューズが標題のME3というSPDシューズです。SH-ME301というのは製品型番です。

普段使いするには少々レーシング向けな見た目をしていますが、色合いが地味なのでそこまで気になりません。

固定は面ファスナー2本とリバースバックルで行います。これは普段使っているSPD-SLシューズと同じ機構なのでなじみやすかったです。いわゆるベロと呼ばれるパーツが広く作られており、足を包み込みようなホールド感があります。

足形はノーマルタイプのみのラインナップとなっていますが、比較的足が平たい私でもそれほどきつい感じはしません。ちなみに普段履く靴は25.5-26.0cmのところ、ME3は42サイズでちょうど良い感じです。

裏面はこんな感じで、SPDクリートをつけても底が出っ張らないようになっています。そのまま違和感なく歩くことができます。一応オフロード用途を意識してかなり深めの溝が刻まれています。

数ヶ月使っていますが、普段のお買い物などの走行でも、休みの日の少々長めの走行でも申し分のない性能を発揮しています。SPDシューズの定番品といった感じで、万人にオススメできる製品だと思います。

山麓線(長野県道25号・306号)

旅行で長野に来ていた頃に良く走った山麓線を久しぶりに走りました。山麓線というのは長野県道25号と306号という北アルプス東側の裾野を走る道路の通称です。

恐らく県が通称を付けているものと思いますが、安曇野市の会議議事録などでも”山麓線”の通称が使われているので、通称ながらほぼ公式の名前なのではないかと思います。

松本から大町間を結ぶルートはいくつかありますが、一番自転車で走るのに向いているのはこの山麓線ではないかと思います。

良い点として挙げられるのは線形が少々ワインディング気味で、交通量が少ないということです。幹線道路としては機能しづらいので大型車の通行はほとんどなく、通る自動車も地元の方と観光の方が少々というところです。

また、交通量が少ないことから道路自体も使い減りしておらず、トータルでは路面がきれいな部類だと思います。

このルートは長野県が指定している”北アルプス地域サイクリングコース”にも含まれており、道路端に矢羽根の標示もあります。

大きめの矢羽根のペイントです。たまに自転車のピクトグラムが混じります。

基本的に松本方面から大町方面へは登りのプロフィールとなります。例えば途中にある安曇野ちひろ美術館から大町温泉郷までは14kmで標高差が210mほどあるので、単純計算で1.5%の登り坂になっていることになります。

あまり登りには見えないのですが、走ってみると負荷が大きいことに気がつきます。

見た目よりも走ると疲れるのでその点だけは注意が必要かと思います。逆に言えば大町から松本や塩尻に向かう場合は下り基調になるので少し楽だと思います。