自転車ツーリングと風向き

自転車ツーリングを計画する時に気にするのが当日の風向きです。自転車は風の影響を非常に受けやすい乗り物なので、できれば無風~追い風の状態で走るのが快適です。

しかしながら行って帰ってくることを考えるとどちらかの行程は向かい風になる可能性が高いので、その場合は行きの元気なうちに向かい風区間を設定し、帰りは追い風で帰って来るというプランを検討します。

長野県北部で風の影響が大きいのは千曲川沿いですが、気圧配置により風向きは北東方向か南西方向かの二択になります。傾向としては1日の間でガラッと風向きが変わることはあまり多くなく、朝方は風が弱く、日中にかけて風が強くなることが多いように思います。

地形の影響を受けやすいのも長野県ならではの特徴ではないかと思います。千曲川沿いについて言えば、戸倉から西上田にかけての区間は川沿いに山が迫っており、風が圧縮されるのか強風が吹いていることが多いように思います。

国道18号にも西上田のヱスビー食品工場付近に横風注意の標識が出ています。

工事現場の吹き流しも参考になる情報源です。メーカーにより違いがあるらしいですが、70-90度の角度になっている場合は風速7-10m程度と判断できるそうです。

全体的な傾向としては春先から早秋にかけては南西方向が多く、晩秋から冬にかけては北東方向が多いような印象です。

天気ばかりは思い通りにならないことではありますが、輪行旅行で千曲川サイクリングロードを走ってみたいという場合、グリーンシーズンであれば上田スタートにすると比較的追い風を引き当てやすいかもしれません。

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