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ロードバイク車載映像(千曲川CR・女沢公園-大望橋)

千曲川サイクリングロードを戸倉上山田温泉にほど近い女沢公園から大望橋まで走行した様子です。

途中まで路面状況がとても良いのですが、昭和橋から県道77号との並行が始まる地点までの区間については舗装のギャップが大きいのが少々難です。

中島オールおよびコトブキ製薬の建物や土木遺産にもなっている昭和橋など、沿道風景に変化の多い区間です。

長野県道55号(千曲市女沢橋-坂上トンネル)

千曲建設事務所が設置している”科野さらしなの里サイクリング推進委員会”がオススメするルートの1つであるという県道55号の女沢橋-坂上トンネル間を走ってみました。

県道55号は千曲市から大町市までを結ぶ長い道路です。途中に何ヶ所か峠越えがありますが、最初の峠がこの坂上トンネルまでの登りになります。

最初は上山田の住宅街の中を登っていきますが、実はこの最初の区間が最も急勾配です。峠道は頂上付近が最も急なパターンが多いですが、これは珍しいプロフィールです。

最初の住宅街の中の様子です。
今回はアクションカメラの動画からのキャプチャです。

人家が途切れると急に道路が山道の雰囲気になりますが、ここから返って勾配は緩やかになります。平均して4-5%前後というところです。

途中からつづら折れ区間になりますが、引き続き勾配は比較的緩やかで安定しています。路面状況も良く、登りやすい道路です。

頂上付近は霧が立ちこめていました。

登り切ると坂上トンネルがあります。およそ延長1.3kmの長いトンネルです。残念なことに歩道スペースはありませんが、この路線自体の交通量が少なく、またトンネル内も明るいので、反射材などを身につけ前後ともしっかりライトを点ければ通行に支障はないと思います。

トンネル内はかなり明るいです。2-3%の登り坂になっているので要注意です。

ちなみに旧道の峠道もあるらしいのですが、入口自体が完全に封鎖されているので旧道でトンネルを回避する方法は使えなさそうです。

多分左手の分岐が旧道の入口だと思うのですが、完全に封鎖されています。

戸倉上山田温泉から聖高原駅付近まで抜けられる便利な道路です。登り口からの延長は約7.6km、標高差は約460mあるので、単純な平均勾配はちょうど6%前後ということになります。長いのでまあまあ手応えはありますが、静かで良い路線だと思います。

KICKR’18のファームウェアアップデート(v3.4.71)

KICKRで屋内サイクリングをしようと思ったら、珍しくファームウェアアップデートの通知が来ていたので運転前にアップデートしてみました。

今回のバージョンでv3.4.71になったそうです。2019年9月以来の更新なのでかなり久々という感じです。

今回のアップデートではファームウェアそのものの安定性が向上したほか、ANT+のパワープロファイルによりケイデンスの情報を取得できるようになったとのことです。

ANT+に関係した更新の意味が良く分からなかったので調べてみたところ、ANT+規格には

  • 自転車用パワープロファイル
  • 自転車用スピードプロファイル
  • 自転車用ケイデンスプロファイル

という種類があるとのことでした。パワープロファイルにはスピード情報やケイデンス情報がオプションで含まれているようですが、送受信するかどうかはデバイスの仕様によるようです。

ANT+では元々ケイデンス情報の受信はできていたのではないかと思いましたが、元々受信できていたのはANT+のケイデンスプロファイルでの受信だったようです。

今回のアップデートにより、パワープロファイルのみの使用でケイデンス情報も一緒に受信できるようになったということのようです。

タルタルーガ用キックスタンドのボルトが緩んでくる現象

偶然気づいたのですが、タルタルーガ用キックスタンドのボルトがかなり飛び出していました。

ちょうど頭1つ分くらい飛び出しています。

まだネジは十分にかかっている状態でしたが、明らかに緩んで飛び出している様子だったので増し締めして元に戻しておきました。

キックスタンド可動部のボルトなので、前後に日々動かされる関係上緩みやすいのかもしれません。定期的な点検に加えて、必要に応じてロックタイトなどでの固定も検討したいと思います。

直江津駅

日本海を見に行ったのとあわせて直江津駅にも寄ってみました。

写真は北口の様子です。宿泊施設や飲食店は北口に集中しており、南口は住宅街になっているようでした。

駅舎の右側にはえちごトキめき鉄道の本社社屋があります。街路樹が明らかに左方向に曲がって育っているのですが、どうも直江津周辺は西方向からの風が強いようです。

駅自体は線数も多く、えちごトキめき鉄道の車両基地も併設されているのでターミナル駅の風格があります。電車の旅でも立ち寄ってみたくなる駅です。

夏の日本海

せっかく上越妙高駅まで行ったので、なかなか見る機会のない海を見に行くことにしました。

日本海というと何となく冬場の波が荒いイメージがあるのですが、夏の日本海は穏やかで実に明るい印象でした。長野県からだと行き帰りそれぞれに妙高高原越えが入ってしまうのが難ですが、時々日本海沿いを含むコース設定もしてみたいところです。

上越妙高駅

ちょっと足を延ばして上越市まで行ってみました。長野県から上越方面に向かう場合、1回妙高高原を登って降りて、帰りにもう1回妙高高原を登らないといけないのが少々大変です。

今まで立ち寄ったことが無かったので北陸新幹線/えちごトキめき鉄道の上越妙高駅に行ってみました。2014年に現在の駅舎が完成したということなので、まだまだ真新しさの残る駅です。

上杉謙信公が駅前ロータリーを見守っています。

自転車を持って上がるのは無理そうですが、コンコース上にはコンビニやお土産屋さんなどお店が充実しているそうです。

姫川橋

前から見に行ってみたかった土木遺産の姫川橋を見に行きました。以前エントリにした千曲川の昭和橋と同じ、中島武という技師の手による橋りょうです。

場所は大糸線の中土駅の北側ということで、行政的には小谷村ですが新潟県境に近いところです。

RCの無骨な感じと浅いアーチの組み合わせが美しい橋です。
橋の中ほどからの写真です。
ひめかわはし の銘板です。
土木遺産の銘板です。
解説板です。1939年竣工ということで、できてから80年以上経っていることになります。

鋼材がない時代だったゆえのRC造であったことは解説板を見て知りました。姫川橋のある県道330号・114号はかつての国道であったそうですが、今から80年も前にこの厳しい地形条件の場所に道路を開削し、橋を架けた人たちがいたことには感服するばかりです。

旧国道もかつての幹線の面影があり、沿道風景が面白い道路です。姫川橋はやはりスペック的には耐荷重に制限があるのか、このように大型車の通行を1台ずつにするよう依頼する看板が道中に出ていました。

初夏の木崎湖

おなじみの木崎湖です。木崎湖を始め大町市周辺は何かと北方向の風が強いイメージがあるのですが、この日は湖面を見ても分かるとおり非常に風が穏やかな日でした。

すぐに寒くなってしまうエリアでもあるので、夏のうちにたくさん訪問しておきたいところです。

久米路峡のポケットパーク

国道19号で長野市街から信州新町方面に向かうと、久米路峡の部分を新久米路峡トンネルで通過します。トンネル手前で左折して旧道に入ると、途中にポケットパークがあります。

6台ほど車が止められるスペースがあります。

久米路峡は犀川の屈曲部ということもあり、風光明媚な一方で河川氾濫の被害に遭ってきた地域でもあるそうです。そのため、山が川に張り出した部分を削り取ったり、山そのものに川の水が通るトンネルを開けたりという対策工事が長年にわたって進められていたそうです。

大きな水害があったのが1983年で、最後の河川トンネルが完成したのが2014年ですから、かなりロングスパンでの事業であったことが分かります。改めてですが、国道19号沿いは道路・河川・橋りょう等々、自然条件が厳しい土地柄であることが良く分かります。

ちなみに公園内には犀川に伝わる伝説である泉小太郎伝説の解説板と、石像があります。泉小太郎のビジュアルはまんが日本昔話のオープニングに出てくるので、この見た目は日本中で広く知られているのではないかと思います。