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Insta360 ONE R用のヘルメットマウントを自作する(失敗しました)

時々Insta360 ONE Rで撮影したロードバイク車載映像をYoutubeに投稿していますが、いわゆるライダーズビュー動画を作れないかと思い立ちました。

カメラ本体と同時購入したバイク用マウントキットに入っているヘルメットマウントはどちらかというとオートバイなどのツルッとしたヘルメット向けで、スリットのある自転車用ヘルメットには適合しにくいものでした。そこで自転車ヘルメット用マウントを自作してみることにしました。

※結果から言うと失敗したので参考程度にご覧下さい。

幸い、GoProの純正アクセサリーに自転車ヘルメット用マウントがあったのでその構造を参考にしました。ナイロンバンドをスリットに通してベルトのテンションで固定するという機構らしかったので、まずは100円ショップで代用できそうなものを探しました。

このリュックサック用の固定ベルトが良さそうだったのでこれを流用することにしました。

頭頂部にバックルが来るようにして、バックルにカメラが乗るようにすればちょうど良さそうだったので、まずはバックルに合わせて両面テープをカットしました。

その後両面テープにカメラマウントをつけて、マウント自体はこれで完成です。

ヘルメットに固定してみました。パッと見はうまく行ったようなのですが、実際にAndroidアプリの方からカメラ映像を見てみると映像が傾いています。

どうやら私の使っているOGKカブトのSteairは頭頂部付近に平坦な部分がないので、ベルトを締め込んでもカメラが水平にならないようでした。また、カメラ自体が点支持に近い状態になってしまっているので、頭を傾けるとカメラ自体が前後左右にカクカク動いてしまい、安定感も今ひとつといった感じでした。

アイデア自体は良さそうな感じでしたが、少々残念な結果になってしまいました。また、意外にカメラ自体が頭に乗っていると頭に結構な重量感を感じるので、そもそものところでライダーズビューの撮影自体が厳しそうな感じもしました。

もし仮に本格的に実施するのであれば、撮影用に表面が平滑なヘルメットを別途購入するのが一番確実そうな感じがします。

シマノ ME3 SPDシューズ(SH-ME301)

ここしばらくタルタルーガに片面SPDのペダルをつけて運用しています。あわせて使っているSPDシューズが標題のME3というSPDシューズです。SH-ME301というのは製品型番です。

普段使いするには少々レーシング向けな見た目をしていますが、色合いが地味なのでそこまで気になりません。

固定は面ファスナー2本とリバースバックルで行います。これは普段使っているSPD-SLシューズと同じ機構なのでなじみやすかったです。いわゆるベロと呼ばれるパーツが広く作られており、足を包み込みようなホールド感があります。

足形はノーマルタイプのみのラインナップとなっていますが、比較的足が平たい私でもそれほどきつい感じはしません。ちなみに普段履く靴は25.5-26.0cmのところ、ME3は42サイズでちょうど良い感じです。

裏面はこんな感じで、SPDクリートをつけても底が出っ張らないようになっています。そのまま違和感なく歩くことができます。一応オフロード用途を意識してかなり深めの溝が刻まれています。

数ヶ月使っていますが、普段のお買い物などの走行でも、休みの日の少々長めの走行でも申し分のない性能を発揮しています。SPDシューズの定番品といった感じで、万人にオススメできる製品だと思います。

山麓線(長野県道25号・306号)

旅行で長野に来ていた頃に良く走った山麓線を久しぶりに走りました。山麓線というのは長野県道25号と306号という北アルプス東側の裾野を走る道路の通称です。

恐らく県が通称を付けているものと思いますが、安曇野市の会議議事録などでも”山麓線”の通称が使われているので、通称ながらほぼ公式の名前なのではないかと思います。

松本から大町間を結ぶルートはいくつかありますが、一番自転車で走るのに向いているのはこの山麓線ではないかと思います。

良い点として挙げられるのは線形が少々ワインディング気味で、交通量が少ないということです。幹線道路としては機能しづらいので大型車の通行はほとんどなく、通る自動車も地元の方と観光の方が少々というところです。

また、交通量が少ないことから道路自体も使い減りしておらず、トータルでは路面がきれいな部類だと思います。

このルートは長野県が指定している”北アルプス地域サイクリングコース”にも含まれており、道路端に矢羽根の標示もあります。

大きめの矢羽根のペイントです。たまに自転車のピクトグラムが混じります。

基本的に松本方面から大町方面へは登りのプロフィールとなります。例えば途中にある安曇野ちひろ美術館から大町温泉郷までは14kmで標高差が210mほどあるので、単純計算で1.5%の登り坂になっていることになります。

あまり登りには見えないのですが、走ってみると負荷が大きいことに気がつきます。

見た目よりも走ると疲れるのでその点だけは注意が必要かと思います。逆に言えば大町から松本や塩尻に向かう場合は下り基調になるので少し楽だと思います。

旧北国街道(戸倉駅付近-屋代駅付近)ロードバイク車載映像

自転車で長野県内を走っていると何かと気になるのが旧北国街道なのですが、当時のルートを現代の道路に置き換えると意外に右左折が多く、まとまった距離を走れる区間は少ないように思います。

その中でも戸倉宿-矢代(屋代)宿間はほぼ一直線だったので、ロードバイクで走行した様子を動画にしてみました。

少々狭いですが、道路脇に見える石碑などに旧街道の面影を感じることができます。

長野県内の旧街道に関する資料

自転車ツーリングがてら旧街道だった道路を通ったり、沿線にある史跡を見に行ったりすることがあります。この時に資料として非常に便利なのが、国交省長野国道事務所のWebサイトにある以下のコンテンツです。

信州の街道探訪

[関東地方整備局 長野国道事務所Webサイト]

ルートは北国街道・中山道・北国西往還と3種類あり、宿場間の大ざっぱなルートと見どころがまとまっています。

また、より詳細なガイドとして”信州の街道探訪マップ”というPDFデータが公開されており、これを見ると大体旧街道のルートをトレースできるのでとても便利です。

ここにたどり着くのがなかなか大変なのですが、かなり優れたコンテンツだと思います。道路が好きな方必見です。

綿内駅(2020年10月)

取り壊しの話を聞いたので、工事が始まる前に綿内駅の様子を見に行ってきました。

まだ仮囲いなどは設置されていませんでしたが、駅舎はちょっとガランとした雰囲気で寂しげでした。

遊歩道の工事予告が出ていました。2021年春頃には綿内駅まで遊歩道ができるようです。

駅駐車場から松代方面を見た様子です。元々綿内駅前には西友があったそうで、この駐車場はその店舗駐車場の名残らしいです。

駅プラットフォームの様子です。せっかくなので遊歩道にもここが駅だったことが分かるような何かが残ると良いと思いますが、どうなるでしょうか。

信濃竹原駅

長野電鉄の信濃竹原駅に立ち寄りました。

信州中野駅から湯田中方面に2つ進んだ駅です。信州中野駅は標高約365mらしいのですが、信濃竹原駅は2駅先というだけにも関わらず標高約470mとのことです。信州中野より先の勾配の厳しさが良く分かります。

駅舎は木造の渋い雰囲気です。屋根から出ている煙突もいい味を出しています。

駅前に公衆トイレはありませんが、自動販売機はあります。立地的にキリのいい場所にあるわけではないですが、一応補給ポイントとして使えそうな感じです。

河東線記念公園

長野電鉄須坂駅の東側に、屋代線の跡地を利用した小さい公園があります。河東線記念公園という名前です。

ポイントは線路がそのまま残っているところです。やはりレールや枕木があると雰囲気がだいぶ違います。

手前の国道406号には踏切の面影も感じられます。

少々あっさり目ではありますが、鉄道遺構の残る貴重な公園です。

豊丘ダムと昇竜湖

須坂市の四阿山方面にある豊丘ダムに行きました。こちらの方面だと県道58号や国道406号がメインルートですが、交通量が多いのであえて裏道っぽい道を通るルートにして見ました。

途中に通る県道349号に蓑堂トンネルというトンネルがあるのですが、トンネルを出た後の下り区間にちょっと景色のいいポイントがあるのでオススメです。

蓑堂トンネルを出た先で林道のようなダムに向かう道に入っていきます。少々狭いですが、基本的にほかの交通と出会わないので比較的落ち着いて走れます。

平均勾配7%弱の坂を4.5km程度登ると豊丘ダムに到着します。

堤高が80m近くある重力式コンクリートダムなので、堤体は結構迫力があります。

ダム湖は昇竜湖という名前で、これは公募によって決まったものだそうです。字面に格ゲー感がありますが、須坂市には臥竜山・臥竜公園という名所があるので、”竜”というキーワードは親しみのあるものなのかもしれません。

ダムサイトには結構様々な施設があるようです。徒歩だと色々と見てまわりやすそうです。

昇竜湖を一周する道路もあるようなのですが、道路周辺の法面が崩落しているとのことで通行止めでした。堤体の上も含めてぐるっと一周できるとまた面白いと思います。

行き止まりなのでどうしても同じルートを行って帰ることにはなってしまいますが、市街地から10km程度で700m近い標高差があり、気軽な登りルートとして結構重宝しそうな感じです。

白馬長野有料道路(日高トンネル)

長野市と小川村間を移動する時はいつも県道31号の旧道を使うのですが、小川村方面から白馬長野有料道路の起点手前まで走ってみました。

白馬長野有料道路は国道19号の信更町安庭から長野市中条を結んでいます。この道路を利用すると笹平トンネル東交差点から小川村まで比較的高規格な道路のみを走行できます。

ここが起点です。道路の先に見えているのが日高トンネルです。

白馬長野有料道路は一応軽車両も通行できる道路ということになっており、料金表には軽車両(自転車)の表示があります。

区間の大半がトンネルになる有料道路で、Googleストリートビューで見る限り中央線にポールが立っているようです。そのため、自転車で車道走行をするのはかなり危険ではないかと思います。

長野方面の車線には多少狭いですが歩道のようなスペースがあるので、仮に通行する場合はこちらを通行すれば実用的ではないかと思います。小川村方面の車線には点検廊のみ設置となっているので、自転車で通行するのは難しいと思います。

日高トンネル手前の有料道路起点手前で右折することで県道475号に合流できるので、これでトンネルを回避するとそのまま中条の中心部付近で県道31号の旧道に入ることができます。

有料道路起点手前で右折すると県道に合流できます。

そのため、長野側からは県道31号旧道→県道475号→県道31号(オリンピック道路)の順でルートをつないでいくと割合安全に高規格な道路を走れると思います。道の駅中条に行きたい時もこのルートが便利です。