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室賀峠

室賀峠は県道160号の峠です。県道160号は坂城町と上田市の千曲川左岸側を結んでいる道路です。ちょうど上田坂城バイパスと並行するような形で山中を走って行く道路です。

峠の頂上です。頂上手前の上田市側には史跡公園があります。
峠の頂上から上田市側を振り返った様子です。
ビューポイントはないですが、多少見通しの利く区間はあります。

上田市側から登ると平均5%弱の勾配が7km続きます。最後の2kmくらいは平均8%くらいまで勾配がきつくなるので、キツすぎず緩すぎない気持ちのいい峠道になっています。上田市側は道路状況も良く、幅員も十分あるのでオススメです。

一方の坂城町側は平均8%の勾配が4km弱続くという構成になっており、こちらの方が厳しいです。特に序盤の1kmは平均10%近い急勾配区間なので、登る側によってかなりキツさの違う峠になっています。坂城町側は道路に段差舗装やタイヤ痕が多いのも特徴です。

上田市側から登って坂城町方面に下るのが便利そうですが、坂城町側の下りが急勾配と段差舗装の組み合わせで少々怖く感じます。快適性重視なら上田市側を往復でも良いような気がしました。ベンチマーク峠としては良さそうなスペックだと思います。

ホイールのテンション点検と振れ取り

シマノのWH-R500を分解して作ったホイールですが、今回タイヤを交換するついでにスポークテンションの点検と振れ取りをすることにしました。

スポークテンションはパークツールのTM-1という道具で測ります。

まずスポークテンションの方ですが、完成時に計測したデータと比較して特に下がっている様子はありませんでした。それでも全体的に増し締めするか迷いましたが、増し締めの結果として振れが出てしまうと本末転倒なので、わずかな振れ取り程度にとどめました。

手組みホイールは数千km走るとニップルが緩んでスポークテンションが落ちるので、時々点検して増し締めした方が良い、という話を以前聞いたことがあったので心配していたのですが、意外な結果でした。組み立てる時にスポークに緩み止め剤を塗っておいたのも良かったのかもしれません。

道の駅おがわの改装工事

道の駅おがわを通りがかったところ、併設されているさんさん市場という直売所が改装中でした。

道の駅おがわはオリンピック道路の通称で知られる県道31号沿いにあります。長野市街から西に走っていくと、小川村の中心部のちょっと手前に位置している感じです。

改装中ではありますが、レストランの入っている建物とお手洗い・自販機は通常通り利用できるので、ありがたいポイントであることには変わりありません。おやきやコロッケなどのホットスナック(?)がおいしい道の駅です。

MAXXISドロミテ退役

今メインのホイールに装着して使っているMAXXISのドロミテが、さすがにボロボロになってきたので退役させることにしました。

私の使用ペースだとタイヤは1年-1.5年保てばOKなのですが、ドロミテはちょうど1.5年くらい使えたのでかなり優秀な製品だと思います。

自転車のタイヤは外で紫外線を浴びることもあってか、どうしてもそのうち柔軟性がなくなってひび割れが発生してしまいます。そうするとトレッド面に異物が刺さったり、鋭利なものを踏んだ時にスパッと切れやすくなります。

多少の異物であればほじって除去するのですが、最近は1回のツーリングで何個もこういう箇所が出るようになってしまいました。
こんな感じで側面が切れることも増えてきました。

使い始めは柔軟性があって異物も弾いてくれるのですが、使っていくうちにダメージが通りやすくなってしまいます。変な例えですがバーチャロンのVアーマーシステムによく似ていると思います。

タイヤ交換の時には気分転換のために銘柄を固定していないので、また全然違うタイヤを試してみる予定です。

千曲川サイクリングロード(3)

坂城大橋-上田道と川の駅

段差が多い区間を走っていくと、サイクリングロードが県道77号の上田坂城バイパスと並行する区間に入ります。そのまま道なりに走って行くと県道77号の歩道に合流するので、歩道を通って上田方面へ向かいます。

ちょうど歩道に合流したところです。すぐ前のトンネルは半過トンネルです。

つづいて岩鼻トンネルがあります。ここも歩道で通行できますが、私はトンネルがあまり好きではないので左折して、川沿いを通って上田道と川の駅に出ることが多いです。トンネルを使うとアップダウンなく通行できるので、トンネルを取るかアップダウンがあっても外を取るかという選択になります。

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謎の腰痛

ちょっと前の話ですが、自転車である程度まとまった坂を登った後に降りて自販機に飲み物を買いに行ったら、妙に腰が痛いことに気づきました。

ロードバイクは前傾姿勢で乗車しますし、登り坂となると背中の筋肉のうち腰に近い方が張ったり筋肉痛になることもよくあるので、多少伸ばす運動をして帰りました。

しかし帰宅後に痛みが少々異常なことに気づきました。立ち上がる時に強い痛みがあり、痛さが普通の筋肉痛とは全く違うものなのです。

どのタイミングでかは良く分かりませんが、軽いぎっくり腰を発症してしまったようでした。

しばらくは立ち上がるのと寝返りが痛くてしんどかったのですが、できる範囲でお尻の筋肉と股関節のストレッチを続けて無事に回復しました。

ぎっくり腰自体はそれこそ10代の時からかかった経験があるのですが、運動中知らない間に発症するというのは初めてでした。自転車は足を止めると転んでしまいますし、運動中は結構テンションも高いものなので気がつかなかったのかもしれません。

原因は今ひとつはっきりしませんが、従来より寒い環境で運動しているのは確実ですし、開始直後から割と高負荷な坂に差し掛かるケースも多いので、開始時のアップと終了後のストレッチはさらに入念に行おうと思った次第です。

花粉を吸うサイクリング(長野版)

毎年花粉症の季節に、あえて花粉の発生源に自転車でツーリングに出かけています。これは意図的に花粉を浴びるのが目的で、これで1回花粉を浴びておくと体調が悪いながらも安定するような感じがしています。荒療治ですが、一種のコンディショニングとして行っています。

関東にいた時は大体奥多摩方面や飯能方面に出かけていましたが、今回は長野県西部の西山地域を軽く走ってきました。

裾花川沿いから旭山の西側を越えて中条方面に至る県道401号などを走りました。奥多摩などに比べると広葉樹帯が多く感じますが、写真のようにスギが集中的に植わっているところも数多くあります。長野市中心部から5km弱ですが、いきなり本格的な山道が出現するところが良いです。

姨捨駅から

日本三大車窓にも数えられる姨捨駅です。駅までであれば登り口からの標高差は200m弱なので、割と気軽に自転車で訪問できます。頂上(?)の猿ヶ馬場峠は未訪問ですが、こちらは標高差が600mにもなるので、結構大変だと思います。

さすがの風景です。

姨捨駅は今では珍しいスイッチバック方式の駅です。

本線は写真左側の一段下を走っています。

姨捨周辺の面白いところは、かなり色々なビューポイントが存在することです。必ずしも標高が高ければ高いほどいい景色というわけでもなく、自転車ツーリングがてら探してみるのも面白いです。

千曲川サイクリングロード(2)

千曲川水辺の楽校-戸倉上山田温泉

平和橋下からサイクリングロードは高水敷上に整備された親水公園の中を走ります。千曲川水辺の楽校という通称がついています。

高水敷に下りていくところが今ひとつ道がはっきりとしないので要注意です。堤防天端を直進し続けても行き止まりにはなりませんが、極端に路面の悪い区間があるのでオススメはできません。

かろうじて自転車のマークはあるのですが、遠目にはどこが正規ルートなのか分かりにくいです。
公園内部の様子です。カラーアスファルトの上を走って行きます。

公園の中は少々狭あいな区間もありますが、概ね走りやすいです。堤防天端に戻ると貴重な公衆トイレがあります。

写真のように冬季は完全に閉鎖されていて利用できないのでご注意下さい。沿線にあまりトイレがないのは千曲川サイクリングロードの弱点なので、このポイントは貴重です。

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千曲川サイクリングロード(1)

善光寺平のメジャーな自転車ルートであると思われる千曲川サイクリングロードの様子を撮影してきました。

千曲川サイクリングロードの範囲

まず”どこからどこまでが千曲川サイクリングロードなのか”という点が微妙なところです。千曲川サイクリングロードは県道462号として指定されていますが、その範囲に従えば国道18号の篠ノ井橋から県道65号の古舟橋までとなります。

しかしながら、実際にはもう少し下流まで自転車道として利用できる区間があります。今回のエントリでは県道372号の五輪大橋付近を起点に調査をしています。

五輪大橋付近-篠ノ井橋

五輪大橋の南詰からスタートします。これよりさらに下流部にも堤防天端を走る道路があるのですが、そこは完全に車道で幅員も十分でないので、ある程度安全に走ることを考えてここからのスタートとしています。

写真右手が五輪大橋です。

五輪大橋は犀川に架かる橋で、写真の正面側に千曲川が流れています。500mも走ると千曲川左岸に出られるので、そこから早速川沿いを走れます。

堤防天端に出たところです。

区間全体を見てもこの下流部がもっとも路面状況が良いです。しばらく快適な走行が楽しめます。

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