自転車」カテゴリーアーカイブ

日高市のラウンドアバウト

埼玉県の日高市にラウンドアバウトがありました。

地図を眺めていたらロータリー状の道路があったので、将来ラウンドアバウトになるかもしれないから今のうちに写真を残しておこうと思って訪れたところ、既にラウンドアバウトだったというわけです。

場所は川越線の武蔵高萩駅北西にある、日高団地の中です。住宅地の中にあるという点では聖蹟桜ヶ丘のものに近いように思います。国道407号の日高団地西交差点から向かうと分かりやすいです。

かなり半径が大きく、大型のラウンドアバウトです。飯田市のラウンドアバウトもこのくらいの規模だったように思います。”ラウンドアバウトになりました”というような案内はなかったので、設定されてから時間は経過しているものと思われます。

反対側です。

中央島は池のようになっているのですが、面白いのはここに盆踊り大会用と思われるやぐらが組まれていたことです。ラウンドアバウトは今までもいくつか見てきましたが、盆踊りに対応できるものは初めて見ました。

大型でそれほど交通量もないので、実際に通ってみても通行感が楽しいラウンドアバウトです。

狭山環状有料道路の軽車両用回数券

狭山環状有料道路はETCに対応していませんが、お得な通行手段として回数券の販売が行われています。この回数券にはちゃんと軽車両用もあります。

料金所横の事務所の方に軽車両用の回数券を1冊買いたい旨伝えると、料金所のブースから券を出してくれます。税込み200円で11枚つづりなので、1回分(20円)お得です。

軽車両の通行料は微々たるものですが、狭山環状有料道路の早期償還をお祈りしています。

鬼鎮神社

嵐山町にある鬼鎮神社(きぢんじんじゃ、と読むそうです)のご紹介です。

鬼鎮神社は武蔵嵐山駅の北東、東武東上線の線路と市野川の中間地点にあります。住宅地の中にあるので見つけるのはちょっと難しいです。

この神社が珍しいのは鬼がまつられているという点です。神社の由緒は諸説あるそうですが、畠山重忠が菅谷に館を構える際に、鬼門封じの意味合いで創建されたものと言われることが多いようです。

確かに菅谷館から見て北東方向に立地しています。鬼の力で厄を避けようというのは武士らしい発想と考えることもできそうです。

鬼がまつられているだけに特色があり、拝殿の横には金棒が何本か置いてあります。また、節分祭の時には「福は内、鬼は内、悪魔は外」というかけ声がかけられ、鬼に扮した人物も一緒になって参拝客と豆まきをするそうです。

鬼の御利益があるというところから、現在は勝負事に御利益のある神社として親しまれているようです。ルート100の45番のオプション立ち寄りスポットとしても良いと思います。

運動中に補給する水分の温度について

夏になると自転車に搭載しているボトルの飲み物がぬるま湯~お湯になってしまう問題がありますが、先日ご紹介した国立スポーツ科学センターの資料によると、運動中に補給する水分の温度は低い方が吸収が良いんだそうです。

自転車に搭載しているボトルの飲み物がぬるいと何とも言えない悲しい気持ちになりますが、気分だけの問題ではなく、科学的にもぬるいと運動パフォーマンスには悪影響ということらしいです。

大まかには

  • 可能な限り冷たい方が良い(アイススラリーなどのほぼシャーベット状態でも可)
  • 少量を頻繁に補給する

のが良いようです。

そんなわけで、酷暑期には写真のように普通のボトルの代わりにステンレスボトルを搭載してツーリングをしています。ボトルケージがミノウラのジュラケージなので、少々タイトですがケージの弾力で保持は問題ないです。

なんといってもステンレスボトルなので、自販機で買った飲み物はずっと冷たいままです。氷を入れておくと4-5時間は溶けずに残ります。

デメリットは飲み口が普通の水筒なことです。ボタンを押すとパカッと開くタイプなので走行中に飲むのは危険と判断し、飲む時は止まって飲んでいます。また、重量についても普通のボトル比では大分ハンデがあります。

デメリットもありますが、冷たい飲み物が常時飲めるというメリットは圧倒的です。ぬるい飲み物でお困りの方には是非ステンレスボトルを試してみて頂きたいです。

埼玉県自転車見どころスポットを巡るルート100#49

今回は49番の 遠山記念館を巡るルート を走ってみました。川島町の名所である遠山記念館が登場するルートです。48番の短縮版のようなルートになっています。

ルート図では国道254号の南園部交差点から始まるのですが、立ち寄りスポットとして越辺川沿いの彼岸花の名所が挙げられているので、そこをスタート地点にすることにしました。

場所がはっきりしないのですが、川沿いに公園のような場所があるのでここのことではないかと思います。

幹線道路には面していない場所ですが、トイレがあります。

ここからは県道74号で国道254号方面に向かいます。荒川サイクリングロードと鳩山町方面をショートカットできる道なのでサイクリスト人気が高い道なのですが、一部に普通車同士がすれ違いできない狭あい区間があるので通行には地味に注意が必要です。

南園部交差点で国道254号に合流します。この交差点角に川島農産物直売所があります。

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チェーン洗い機を導入

前から興味のあった自転車のチェーンを洗う道具を購入しました。

この手の道具はいくつかありますが、比較的古くからあるパークツールのサイクロンという商品です。

使い方は本体に洗浄液を入れ、チェーンを通した状態で蓋をします。この状態で本体をハンドルで固定し、クランクを逆回転させると洗浄液のついたチェーンがブラシの間をくぐってきれいになるという仕組みです。

この状態で左手でハンドルを握って、右手でクランクを逆回転させます。

洗浄液はそれほど量を必要としません。そのため、チェーンに洗浄液をまぶしながら洗浄するという感じになります。

導入のきっかけは最近のシマノのチェーンに施されているコーティングの関係上、パーツクリーナーの使用が非推奨という話を聞いたからです。今まではワコーズのスーパージャンボできれいにしていたのですが、ここ最近はこの道具を使って中性洗剤で洗浄しています。

チェーンはプレートの間までしっかり汚れが落ちるので、洗浄性能は大満足です。洗浄液が垂れたり飛び散ったりすることを懸念していましたが、意外に周囲が汚れることはありません。

唯一面倒なのはすすぎに手間がかかることです。水を替えながら4-5回洗わないとなかなか洗剤が落ち切りません。ただ、このデメリットを差し引いても優れた道具だと思います。

嵐山町の遠山トンネルの碑

国道254バイパスから嵐山渓谷の緑のトラスト保全3号地に向かう途中にちょっとした坂道がありますが、頂上に石碑が建っています。

2013年に建てられた比較的新しい石碑です。内容はかつてここに地元民からの募金で開削されたトンネルのことを記念するものです。トンネルの建設費は地元民からの募金などでまかなわれ、完成後は地域の物流に大変な寄与をしたものの、戦後すぐに崩落してしまったそうです。

気になったので国土地理院の空中写真で調べてみました。

[国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスを基にheboDJ.netが作成]

1940年代の写真です。写真右上の白くて太く見える道路が国道254号と思われます。写真左下に槻川と嵐山渓谷が写っています。水色の線が槻川沿いの遠山地区から嵐山の平澤地区を結んでいた”遠山道”と言われる道路です。線形は現代とそこまで大きく違わないのが分かります。

[国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスを基にheboDJ.netが作成]

峠は黄色で囲んだ部分だと思います。トンネルらしきものは判読しきれませんが、峠の周辺だけ明らかに植生がなく(へこんでいるように見える)、地形に何らかの人工的な改変がなされたことが想像できます。

今や崩落して跡形もないというのが寂しい遠山トンネルですが、記念碑のおかげでこのような興味深いエピソードに触れることができました。

トンネルや峠は難所のショートカットをするという目的で建設されることが多いので、何かとこのようなストーリーを持っていることが多いです。峠の頂上やトンネル坑口付近の記念碑はチェックしてみると面白いです。

埼玉県自転車見どころスポットを巡るルート100#51

今回は51番の 丘陵地と関東平野の始まりを走るコース を走ってみました。サイクリストに人気の鳩山町のルートです。

スタート地点がどこなのかがはっきりしませんが、立ち寄りポイントのナンバリングから見てこちらの農村公園からスタートで良いと思います。場所の説明が難しいですが、物見山の坂を高坂方面から登った先を右折、と考えるとサイクリスト的にはわかりやすいかと思います。

ちゃんとした管理棟もある立派な公園です。トイレが入口から遠いのが少々難です。

ルート図はここにあります。

農村公園の前の道路を鳩山駐在所交差点方面へ走って行きます。ちょっと走って左折すると、赤沼古代瓦窯跡があります。

看板が出ているので場所は分かりやすいのですが、この奥にあります。普通に獣道風なのでSPD-SLで歩くのはかなりしんどいです。

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県道30号バイパスの工事(180722)

久しぶりに県道30号(高麗バイパス)の工事現場を通りがかりました。

春先には工事が終わってしまうのかと思っていましたが、まだまだ工期はかかりそうです。現在は擁壁の工事が進んでいます。現道に沿ってもう1車線分のスペースが確保されているので、ちょっと特殊な形の交差点になるのかもしれません。