自転車」カテゴリーアーカイブ

埼玉県自転車みどころスポットを巡るルート100 #37

今回は37番の 坂戸・花と健康づくり応援ルート を走りました。

このルートは38番の 坂戸・花めぐりルート と大半が重複しており、37番の方が延長が5kmほど長いという構成になっています。そのため、今回のエントリは既に投稿している38番のエントリをあわせてご覧頂くと良いと思います。

埼玉県自転車みどころスポットを巡るルート100 #38

ルートはこのようになっています。

東武東上線の若葉駅からスタートです。改めて駅前を見てみると、駅舎から歩道橋で車道と一切交差せずに駅前の都市機構の団地に移動できるところなど、ニュータウン的な設計になっています。

台湾の道教寺院である聖天宮です。聖天宮の前の道はちょっと荒れていますが、まっすぐ走っていくと道場橋の手前に出られるので便利です。

大宮住吉神社です。

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豊田駅南のロータリー交差点

JR中央線の豊田駅の南側にロータリー交差点を見つけました。住所でいうと日野市豊田4丁目で、豊田駅前郵便局が近いです。

住宅地の中のロータリーです。交通量はかなり少ないです。中央島が池になっており、中心に像が建っているのがユニークです。

交通規制は一方通行(自転車を除く)となっています。これは道交法に環状交差点が定められる前の一般的な規制です。

近づいて見ると東京オリンピック大会記念という標石がありました。オリンピックにあわせて整備されたものなのでしょうか。

気になったので国土地理院の地図・空中写真閲覧サービスで調べてみました。驚いたことにこのロータリーと周辺の住宅地は、1940年代からほぼ同じ区画の構成になっていました。ということはこのロータリーが東京オリンピックと同時に整備されたわけでは無さそうです。

1940年代だとそもそも豊田駅周辺にあまり宅地がないのですが、その中で既に密集した住宅地を形成しているので、何らかの特殊な用途の住宅だったのかもしれません。

1961年の写真です。

[国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスを基にheboDJ.netが作成]

このロータリーが既に存在するのも面白いのですが、北口のイオンモールがまだ真新しい色合いの団地だったり、電車に乗っていると見える自動車教習所がずいぶん昔からあることが分かったり、と色々見どころがあります。

埼玉県自転車みどころスポットを巡るルート100 #58

今回は58番の 川風サイクリング 花の小径をめぐるルート を走りました。飯能の市街地からちょっと郊外までを往復するルートです。

ルートは以下の通りです。

まずは飯能駅北口からスタートです。

飯能河原交差点の横にはルート100案内図があります。58番と59番が描かれています。

子ども図書館の脇を通り、割岩橋を渡ります。59番のルートだと渡らないのですが、今回初めて自転車で渡りました。

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埼玉県自転車みどころスポットを巡るルート100 #57

今回は57番の 所沢航空記念公園探訪ルート を走りました。ルートというよりは航空記念公園に行ってみよう、というくらいの短いお手軽なルートです。

ルートはこのようになっています。公園の周りを一周するルートです。

西新井町交差点にある公園の看板です。

所沢航空記念公園は航空公園という略称で駅名でもおなじみです。日本で初めて飛行場が作られたのがこの場所であったことにちなんでの名称です。

園内には静態保存されている飛行機や日本の航空の発展にちなんだ記念碑が多数あります。公園に隣接して国土交通省の東京航空管制部があり、昔も今も航空にちなんだ場所です。

自転車目線では公園周囲の歩道部分が非常に広く取られており、歩道走行でもかなりの余裕を持って走れます。

非常に珍しい自転車・歩行者用の標識案内です。埼玉県内でよく見るデザインですが、2000年代初頭に所沢をモデルケースとして最初に整備されたことが明記されています。

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降雪後のサイクリング

関東地方は大雪になりましたが、雪国ではないので雪がなくなり次第自転車に乗りたいものです。毎回注意していることがいくつかあります。

写真のサンプルは都道20号(野猿街道)です。

路面が凍結している

当然ながら、場所によっては数日前の雪が車道に残っていることがあります。基本的に車の通行の多い幹線道路であれば路温も高めですぐなくなってしまうのですが、日陰になっているところだと雪が長期間残ることがあります。

1車線まるまる固まった雪で覆われています。

溶けかけた雪が再凍結した箇所も落とし穴なので要注意です。

歩道が通れない

自転車の便利なところは場合によっては歩道が通行できたり、降りて歩行者に変形できるところです。しかし、歩道は相対的に雪が残っている確率が高く、全く通行できなくなっている場合もあります。

歩いて自転車を押しながら強行突破する場合も要注意で、ロードバイク用のクリートに雪が詰まるとペダルに靴がはまらなくなります。修理キットに100円ショップなどで売っている短いマイナスドライバーを入れておくと、クリートから雪をかき出すのに便利です。

道路端に石や砂が集まる

車道に降った雪は除雪されるか、あるいは車が弾き飛ばして道路端に徐々に集まってきますが、この時に路面や車に付いた小石や砂などを巻き込んだまま道路端に集まります。結果、雪が溶けると道路端に砂や石が集合することになります。氷河の末端には氷河が運んだ岩が積もって山になるんだそうですが、それに似ています。

交通量の多い交差点だと普段からこんな感じのところもありますが、降雪後はこういう区間が増えます。

砂や石だけならともかく、ガラス片なども集合してくるので注意が必要です。

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WH-R500の再生

分解したWH-R500のリムを使って新しいホイールを作成しました。

新たに買った部品

  • ハブ:TNI エボリューションライト
  • 前輪スポーク:DT SWISSチャンピオン(2.0mm)
  • 後輪スポーク:DT SWISSチャンピオン(2.0mm)/DT SWISSコンペティション(2.0mm-1.8mm)
  • ニップル:DT SWISS ブラス製

ハブは以前も使ったTNIのエボリューションライトです。スポーク穴数のバリエーションが豊富で、今回のようにリムが決まっている時に便利です。

前輪スポークは以前チューブラーホイールを作る際に長さを誤って発注して死蔵していたものです。今回とうとう日の目を見ることができました。

後輪スポークはホイール左右のテンション比を極力是正するため、ノンドライブ側をバテッドスポークにしました。パッと見はWH-R500なのによく見ると変なホイールに見えることを狙ってノンドライブ側のみシルバースポークにしています。

スポークやニップルなど極力流用しましたが、前後で10,000円くらいのホイールを総工費25,000円くらいで再生していることになります。この辺は作る面白さを重視しているのでまあ良しとします。

ホイールの組み方

せっかくなので組み方もちょっと変えて、WH-R500に見えなくなるようにしてみました。

まず前輪は元々ラジアル組でしたが、2クロス組みにしてみました。これは単純に2クロス組みにすると死蔵スポークが流用できたからです。見た目的にも落ち着いた感じになるので良いです。

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埼玉県自転車みどころスポットを巡るルート100 #30

今回は30番の 桶川・田園と歴史を再発見するルート を走りました。県道12号を軸に荒川左岸側の見どころを巡っていくルートになっています。

ルートはこちらです。公式のルート図は複雑ですが、一筆書きで全ての立ち寄りポイントをまわるようにしてみました。

JR桶川駅からスタートです。桶川駅西口の駅前は都市機構の住宅が整然と並んでいます。

集合住宅に混じって駅前にあるのがさいたま文学館です。埼玉県ゆかりの文豪に関する資料の所蔵を行っているそうです。

早速ルート図がさいたま文学館の目の前にあります。

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埼玉県自転車みどころスポットを巡るルート100 #71

今回は71番の 柴山沼、黒浜沼を巡る自然満喫ルート を走りました。蓮田市・白岡市の沼や用水路沿いを中心に走るルートです。

ルート図はこのようになっています。公式のPDF版ルート図では走れるところが複数設定されており、一筆書きで走ることはできないので今回は最外周を一周することにしてみました。距離は約30kmになります。

宇都宮線の白岡駅前からスタートです。

駅前付近から延びる県道78号の旧道と思われる道路を久喜方向に走っていきます。

道路沿いにあるのが興善寺です。このようにお寺や神社がきれいな線形の道路沿いにあると、その道路は古い街道なのかな、という想像が働きます。

続いて高台橋です。銘板など詳しく確認できませんでしたが、見たところかなり歴史のある橋のように見えます。歴史のある橋ゆえ、現代においてはちょっと幅員不足の感があります。

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県道27号の自転車道標示

県道27号の鴻巣市中心部区間には縁石で区画された自転車道区間があります。この区間は路面に”自転車道”という標示がされています。所々塗りつぶされているところがあることに気づいたので、止まって観察してみました。

写真は鴻巣公園入口交差点のものです。

写真では分かりにくいのですが、5つある塗りつぶされた場所は”自転車道”という文字と自転車のピクトグラムです。写真右手から自→転→車と文字が並んでいるので、車道の自動車の進行方向に対して逆走した時に正位置で読めるような配置になっています。同様に、自転車のピクトグラムも逆さまの配置になっています。

自転車道は道路交通法上は双方向通行なのですが、国土交通省などの整備指針を見ると車道と同じ向きで進行することを基本とする、としているものが多いようです。自転車道整備当時と事情が変化しての塗りつぶしと推測されます。こういったことも気にして観察してみると面白いものです。

埼玉県自転車みどころスポットを巡るルート100 #56

今回は56番の 多摩湖・狭山湖はしごルート を走ってみました。埼玉県南端の人造湖、多摩湖と狭山湖を含む所沢市をめぐるルートです。

ルートはこのようになっています。距離21kmと程良いボリューム感です。

西武線の所沢駅前から県道337号を北上します。ここは所沢の中心市街地なので交通量が非常に多いです。危険予知をするポイントがたくさんあります。

航空公園に突き当たるところで左折し、国道463号に入ります。ここからはしばらく走りやすい道です。

しかし、国道463号と463号バイパスが分岐している宮本町交差点が難所です。この交差点はパッと見は十字路なのですが、極端な言い方をすればアルファベットのKの字のような変則的な交差点です。

信号の点灯パターンも矢印表示を交えた特殊なものなので、事故も多く起きているという話です。今回のルートでは東方向から走ってきますが、手前で歩道に上がって横断歩道でクリアするのが無難と思います。その場合でも、横断歩道のうち1ヶ所は常時左折可の道路を信号なしで横断することになるので要注意です。

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