自転車」カテゴリーアーカイブ

埼玉県自転車みどころスポットを巡るルート100 #62

今回は62番の 巾着田を発着点とした歴史と自然を感じるルート を走ってみました。

ルートはこのようになっています。

飯能の北側にある高麗地域を巡る14km程度のルートです。ルート名にある通りスタート/ゴールは巾着田です。

巾着田は高麗川の屈曲部の河原に作られた水田です。高麗川の河道が巾着状にカーブしているので巾着田と言われています。群生するヒガンバナが人気で、シーズンは混雑します。

売店の他に管理事務所もあり、大規模な自然公園といった様相です。

巾着田を出発してまずは目の前の県道15号を東進しますが、すぐに右手の狭い道路に入ります。

ルート100らしい地元の道がルートに組み込まれているのがこのルートの特徴です。

日高中央直売所の横を通りながら県道15号に復帰します。

直売所は冬野菜の売り出しで大賑わいです。

県道30号をわずかに走ってJR高麗川駅に向かいます。高麗川駅は八高線の系統が分かれる駅なので、行先表示でもおなじみの駅です。

駅前にはトーテムポールのような物が建っています。これは朝鮮半島由来の将軍標(チャングンピョ)というもので、里の境界などに設置され外部の災厄から人々を守ってくれる物だそうです。日本の道祖神に似ています。

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雨の日の自転車ツーリング

時々人から「雨の日でも自転車には乗るのか」と聞かれることがあるのですが、私は不測の事態を除いては雨の日に自転車に乗ることはありません。

不測の事態というのは夏場によくある通り雨などのことです。標高の高いところなどでも突然雨が降ることがあります。

雨を避けた方が良い理由としては結構様々なものがあります。

  • ロードバイクには泥よけがついてないので猛烈に体が濡れること
  • 濡れた状態で風を受けるので体が冷えること
  • 交通安全上高リスクな状態になること
  • 自転車のブレーキシューが激減すること
  • パンクしやすいこと
  • 自転車の可動部に水が入って痛むこと
  • 自転車が汚れること
  • 荷物が濡れること

本当に全方位にデメリットがあります。特に安全に関わるところにも大きく影響が出るので、やはり避けられるものなら雨は避けた方が良いように思います。

しかし泊まりのツーリングなんかだと走行中はともかく、終わって旅の写真を整理しているとなんとなくいい思い出にも思えるのが面白いものです。

記憶に新しいところだと埼玉県ルート100#24ですとか、

この写真はよく見ると結構雨粒が写っています。

こんな具合です。

今年春の長野ツーリングなんかも辛かったです。この時は小川村から大町市に移動した間だけでブレーキが激減してパカパカになってしまいました。

今年は天候不順で例年よりもツーリング中に雨に遭遇したので、雨予報が出ている時はかなり慎重に出発可否を判定するようになりました。

埼玉県自転車みどころスポットを巡るルート100 #24

今回は24番の 中川ふれあいルート を走りました。

スタート地点は特にランドマークというわけではなく、三郷放水路の途中から始まります。

しばらくは放水路沿いを走りますが、東京外環道との交差はう回が必要で少々面倒です。

東京外環道との交差を過ぎると左折して二郷半用水緑道という緑道沿いの道を走ります。なかなか気持ちの良い道路ですが、一時停止規制が多いのが難です。

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晩秋~初冬の自転車ツーリング時の服装

関東地方の11月初頭の平年並みの気温は最低9度前後、最高18度前後なんだそうです。この時期は自転車に乗るときの服装決定が難しいと思っていたところだったのですが、最近ようやくこれかなと思える組み合わせができてきたのでご紹介しようと思います。

まず日の気温差が結構大きいので、調節可能にしておくのがポイントです。

日の最低気温で言えば3月頃も最低8-9度なのですが、3月だと日中の最高気温も12-14度前後にとどまることが多く、冬の格好で1日OKな場合が多いです。

対して11月は日中最高が18-20度前後のことが多いので、日中は防寒装備をある程度解除できると便利です。

ネックウォーマー

これは自転車部門があった頃のゴールドウィンのものです。前面のみウインドストッパー素材で、真冬にも使っているものです。朝のうちはこれで首元~口まで覆ってしまい、暖かくなってきたら首に巻いたまま下げてしまいます。下げると風が通るのでそんなに暑くありません。

グローブ

この時期便利なのがイントロというブランドで展開しているスティンガー1というグローブです。パッと見は厚めのパッドがついたフルフィンガーグローブなのですが、側面がメッシュになっています。

そのため、ほどほどの防寒性能はありながら、暑くなってきてもグローブ内が蒸れないという実にちょうどいい製品です。

上半身

上半身は基本的に夏場と同じで長袖アンダーシャツと夏用ジャージの組み合わせです。これにプラスして以下の2つのアイテムを装備していきます。

ウインドブレーカー

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おなじみパールイズミのコンパクト収納可能なものです。収納時は缶コーヒーの190g缶程度の大きさになるので、朝方に着ていき途中で脱いでバックポケットに収納します。

腹巻き

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アンダーシャツを着た後に腹巻きを巻いて、その上から夏用ジャージを着ます。腹巻き1枚だけでも体幹が冷えないからか結構暖かく感じます。こちらはおいそれと脱げないですが、日中それほど暑く感じたことはありません。

下半身

下半身はパールイズミのブライトタイツ系のものを着ていきます。温度目安で言う10度ラインのものです。真冬用にウインドストッパー素材のタイツもあるのですが、こちらは暑いと蒸れてくるのと動きにくいのもあって、厳冬期用の装備になっています。

寒いのを我慢しながら「早く日が出て暖かくなってくれ~」と走るのは気分的にも楽しくないですし、多少見た目にゴテゴテ感があっても快適な体感温度に調節して走った方が良いように思います。

秋の狭山環状道路

雨ばかり降っていると思っていたら夏から晩秋に季節がワープしてしまったようで、ちょっと違和感があります。

よく通る狭山環状道路から見る入間川の風景も冬に向けて色が変わってきている感じです。

冬場の関東平野は北西方向の風の日が多いので、狭山環状道路からの県道126号は所沢方面に向かうと完全追い風になるのでなかなか快適です。

今年は週末に台風直撃が何度もあったので今一つ自転車に乗れず、困っています。これからの季節は風や気温は厳しいですが雨の心配はあまりしなくて済むようになるので、リハビリがてらコンディションを戻していきたいところです。

埼玉県自転車みどころスポットを巡るルート100 #23

今回は23番の 越谷市の今昔を巡るルート を走ってみました。越谷の水郷としての側面を見られるルートとのことです。

ルートはこんな感じになっています。

ルートがループ状になっているためにどのように回るのかがよく分からなかったのですが、一筆書きで各ポイントを訪ねてみるように走りました。

まずは久伊豆神社からスタートです。かなり大きい神社で混雑していました。

とても長い参道があります。参道の横が車道になっているのでそこを走ります。

参道横にはアリタキ植物園という植物園があります。有瀧龍雄氏という地元の植物学者が私有地に作っていた植物園がまるごと寄贈されたものだそうです。園自体も100年近い歴史があるようです。

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終電乗り過ごしサイクリング(案)

先日友人と話している時に「終電に乗ったまま乗り過ごして終着駅に置き去りになったことがある」という話題で結構盛り上がりました。確かに最近は相互乗り入れで運転区間が長いですから、路線によっては置き去りにされると大変な駅も多そうです。

身体一つで乗り過ごしてしまうと大変ですが、自転車と一緒なら結構面白いのではないかということで、サイクリングのコンセプトを考えました。

要領

  1. 終電に輪行で乗り込み、終着駅まで移動する。
  2. 終着駅で下車後、周辺を探索しながら帰宅する。

目的

  1. 終電の雰囲気を楽しむ。
  2. 終電終了後の駅の雰囲気を楽しむ。
  3. 終電終了後の終着駅駅前の様子を探索する。
  4. 仮に身体一つで置き去りになった場合の最適なリカバリ方法を検討する。

懸念事項

  1. 終電が輪行が許容される程度の混雑度なのかどうか。
  2. 夜の状況を適切にレポートできる撮影機材があるかどうか。

夜間走行になるのでこれからの季節は厳しそうですが、候補地は小田原・逗子・三浦海岸・大月・森林公園等々、考えてみると結構楽しそうです。まだまだ案ですがそのうち実施するかもしれません。

埼玉県自転車みどころスポットを巡るルート100 #38

今回は38番の 坂戸・花めぐりルートを走りました。

ルートはこんな感じで、全長18kmほどの平坦なコースです。

まずは東武東上線の若葉駅からスタートです。

駅前には都市機構の風格ある集合住宅が建っています。

また、ワカバウォークというショッピングモールが駅前にあります。

ルート100案内図は駅前にあります。若葉駅スタートのルートは3つあり、今回の38番と37番はほぼ重複ルートとなっています。

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埼玉県自転車みどころスポットを巡るルート100 #20

今回は20番の ”春日部・藤棚をくぐるルート” を走りました。

春日部駅を軸に市内中心部を巡るルートになっています。

春日部駅からちょっと離れた内牧公園からスタートです。この内牧公園がある内牧地区は一大農業地域で、美しい景観が公園周囲に広がっています。

県道78号に出て春日部駅方面に向かいますが、途中に国道16号との接続もあるので、道路容量の割には交通量が多いです。左右とも歩道はあるので、危なければ無理せず歩道通行がオススメです。

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オーバーホール完了(その他のコンポーネント)

7時間くらい試運転できましたので、その他のコンポーネントのことについてもご紹介します。

前後ディレイラー

今回の更新で一番楽しみにしていたのはスプロケットなのですが、期待以上に良かったのはディレイラー(変速機)です。フロント側がFD-CX70→FD-5801、リア側がRD-5700-SS→RD-5800-SSとなりました。

フロントディレイラーです。見た目のメカメカしいかっこよさは抜群です。

11速用変速機の2世代目に当たるFD-5801を装備しています。ロード用コンポーネントながら46Tにも対応するので、コンポーネント全体の統一感は良くなりました。

一方で、シマノ純正の取り付けバンドを使うとボトルケージのネジ穴とバンドが干渉するため、Mr.ControlのCL-FDというディレイラーを下にオフセットできるバンドで取り付けしています。

一応メーカー非推奨の取り付け方ですが、5700系時代からこの方法なのでそれほど心配はしていません。

リアディレイラーです。こちらは見た目的には大きく変化していません。下に伸びているプレートが黒くなったくらいでしょうか。

最初に自転車店の店主殿が「まあまずは変速を試してみてくださいよ」と仰っただけのことはあり、5700系105に比べて圧倒的に軽く、シャープに変速するようになりました。

特にフロントは従来は「ガチャガチャガチャン」という感じで重たそうに変速していたのが、「ガチャン」と一発で入るようになりました。変速が重いのはアウター46Tという変な構成にしているペナルティだと勝手に思っていたので、思わぬ誤算でした。

リアも全くワイヤーを巻き上げている感触がなく、サクサクと変速してしまうので逆に戸惑います。

自転車の変速機というのは構造的にはほぼ完成されたものだと思っていたので、まだこんな進歩の余地があったとは驚くばかりです。

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