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埼玉大橋を使わずに北川辺に行く

ルート100の調査で北川辺に行きましたが、さすがに埼玉大橋の通過リスクが高すぎるように思えたので代替案を検討しました。

利根川に架かる橋(埼玉県内)

  • 埼玉県内に架かる自転車が通行できそうな利根川の橋は以下の通りです。
  • 坂東大橋(国道462号・本庄市-群馬県伊勢崎市・両側歩道あり)
  • 上武大橋(県道14号・深谷市-群馬県伊勢崎市・自歩道専用橋あり)
  • 新上武大橋(国道17号BP上武道路・深谷市-群馬県太田市・下流側歩道あり)
  • 刀水橋(国道407号・熊谷市-群馬県太田市・自歩道専用橋あり)
  • 赤岩の渡し(県道83号・熊谷市-群馬県千代田町・県道扱いの無料渡し船・自転車可(ロードバイクは不明))
  • 利根大堰天端(県道20号・行田市-群馬県千代田町・上流側歩道あるが狭あい)
  • 昭和橋(国道122号・羽生市-群馬県明和町・両側歩道あり)
  • 埼玉大橋(県道46号・加須市-加須市・両側歩道あるが狭あい)
  • 利根川橋(国道4号・久喜市-茨城県古河市・両側歩道あり)

橋は色々あるのですが、北川辺周辺となると昭和橋・埼玉大橋・利根川橋の三択となります。昭和橋を選択すると羽生のあたりまでかなり遠回りをしないといけないので、利根川橋で安全に通行できないかを考えてみました。

利根川橋

利根川橋は国道4号の橋りょうで、上下線が別の橋になっています。上下線ともに物理的に区画された歩道があって安全ですが、この歩道の柵には全く切れ目がないので、橋のかなり手前から歩道走行に切り替えておく必要があります。利根川サイクリングロードから進入すると簡単だと思います。

埼玉大橋に比べると安全さは段違いです。

新三国橋へ

利根川橋で利根川を渡った場合、北川辺に行くには渡良瀬川を渡る必要があります。幸い、新三国橋が安全に渡れそうなので新三国橋へ向かいます。利根川橋を渡ってすぐ左折するとほぼ一本道で到着となります。

途中の道は特に標識は出ていませんが、物理的に区画された自転車専用と思われる通行エリアがあります。路面が細かく波打っているので結構体に堪えますが、安全なのは確実です。

道交法上の自転車道ではなさそうですが、歩道と分離された通行エリアがあります。

新三国橋

新三国橋は上流側にのみ歩道があるので、事前に歩道通行に切り替えておきます。片側にしか歩道がないのは不便ですが、こちらも余裕を持って通行可能です。

渡るとちょうど新古河駅付近なので、渡良瀬川の堤防沿いのルートにそのまま入れます。

多少遠回りにはなりますが、こちらの方がよほど安定感はあるルート選択なので、今後北川辺を訪問する際は利根川橋経由のルートをメインに考えてみたいと思います。

埼玉県自転車みどころスポットを巡るルート100 #72

今回は72番の 権現堂・栗橋・鷲宮堪能ルート というルートを走ってみました。

ルート図は以下の通りです。公式のマップだと走行距離は28kmとなっていますが、今回は東武伊勢崎線の鷲宮駅を起点に周回コースとして走ったので45kmとなりました。

鷲宮駅からスタートです。

駅のすぐ近くにあるのが鷲宮神社です。創建は関東最古とも言われる歴史のある神社です。

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埼玉県自転車みどころスポットを巡るルート100 #10

今回は10番の 見沼の自然と埼スタぐるっとルート を走ってみました。ルート名にある通り埼玉県が誇る一大ランドマークの埼玉スタジアムを含むルートです。

スタートは埼玉高速鉄道の終点、浦和美園駅です。埼玉スタジアム最寄り駅ということもあり、大きな駅舎になっています。駅からはスタジアム直結の専用通路が延びているのも特徴的です。

埼玉高速鉄道のロゴがかっこいい駅舎です。

駅を出てすぐに南側を走る国道463号バイパスを西進します。463号BPはかなり交通量が多く、流れも速いので歩道走行が無難と思います。

問題はすぐに出現する浦和インターチェンジで、ルート上では歩道走行で直進するように読み取れます。実際、Googleストリートビュー(このエントリを書いている時点での最新版は2016年7月)で確認しても歩道橋のようなものがインターチェンジに付属しています。

ところが、2017年の12月時点ではインターチェンジ全体が改修中だったので歩道が通行止めになっていました。そのため、浦和ICをう回して県道105号に入り、国道463号BPに復帰するルートを採用しました。

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埼玉県自転車みどころスポットを巡るルート100 #74

今回は74番の 道の駅アグリパークゆめずきとと七福神を巡るルート を走ってみました。

ルートはこちらです。33kmあり、まあまあの長さです。

まずは東武動物公園駅の東口からスタートです。動物園は西口なので、大分駅前の雰囲気も違います。

駅からの道路をまっすぐ走って行くと旧日光街道にさしかかるので右折します。旧街道は遊歩道として整備されています。

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金子駅付近の配水場工事

県道218号で飯能方面に行ったのですが、道中で面白い工事現場に遭遇しました。場所は県道218号で箱根ヶ崎方面から北上してきて、圏央道をまたいだ次の交差点です。八高線の金子駅がすぐ近くです。

円筒形の何かを作っているので、気になって近づいて見てみるとどうやら配水場の工事のようです。円筒形のものは配水タンクと思われます。

元々ここは配水場だったか気になったので、Googleストリートビューの過去分で調べてみると、2011年や2012年頃はまだ畑です。老朽化した水道施設の建て直しというのは最近よく目にしますが、完全な新設というのは結構珍しい気がします。

工事は2018年の2月末までとのことなので、もうまもなく完成というところでしょうか。

埼玉県自転車みどころスポットを巡るルート100 #17

今回は17番の 新座・志木 自然や歴史をめぐるルート を走ってみました。全長35kmほどのルートです。

ルートはこのような感じです。袋小路状になっている箇所が多いのが特徴的です。

スタートは荒川に架かる羽根倉橋の南端です。珍しい起終点の標識があります。

ルート100の看板ではないですが県のサイクルネットワーク構想の案内図があります。

しばらく国道463号を走って国道254号と交差する英インターの前で左折します。

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自転車用シューズのワイドフィットタイプについて

先日買い換えた自転車用のシューズなのですが、モデル以外にサイズも変わっています。従来は42サイズのワイドフィットだったものが、今回は42サイズのノーマル版になっています。

最初に買った靴は自転車用品店で「足が幅広なんですけど…」と申し出たところ出てきたものでした。実際に履いてみると幅広で楽なのですが、幅はともかくとして甲の厚みの部分が余ってしまい、毎度ベルクロでかなり強めに締め込んでいました。

今回も当初は同様に42サイズのワイドフィットを検討していましたが、どうも足の甲に空間ができるのが気になるのでノーマル版を試させて頂いたところ、ジャストフィットしたというのがサイズ変更の経緯です。

ジャストフィットは良かったのですが、足が幅広にもかかわらずノーマル版で問題がないことがちょっと気になったので、調べてみました。

日本の靴のサイズはJIS規格のS5037という名称で規定されており、ネットで検索するとサイズ一覧表が出てきます。

これで調べてみると私の足は足幅のことさえ考えなければEサイズなのですが、全長に対して幅がありすぎてEEEサイズになっていることが分かりました。つまり、足の甲が大きめなのは確かなのですが、厚いというより平たくて幅が広い形状のようなのです。極端に言えばダイビングの足ひれのような状態です。

シマノのシューズのワイドフィット版は確かに幅広でもあるのですが、甲高にも対応できるよう甲の部分のボリュームが大きく取ってあるようでした。結果、私が履くと甲の部分が余ってしまったようです。

あまり甲高でないのであれば、多少足の幅があってもノーマル版で対応できる場合もあるようです。お店でどちらも試してみると良いのではないかと思います。

自転車用の靴を新調

かれこれ6年以上使っている自転車用の靴がさすがに崩壊寸前となってきたので新調しました。

今まで使っていたのはシマノのR087というモデルです。使うのは週末限定とは言え、このボロボロ具合です。(元は同じような色だったと思うのですが…)

左側のつま先はペダルに靴がはまらないことによる蹴りすぎで一際ボロボロになっています。

かかともこのような感じです。一般に歩くのには不向きとされるロードバイク用の靴ですが、私は道路の写真撮影等々の理由で普通に歩いてしまうので、余計なダメージが蓄積されていそうです。

新しい靴はシマノのRP5というミドルレンジのモデルなのですが、旧モデルです。型落ちで比較的安価に調達できました。

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埼玉県自転車みどころスポットを巡るルート100 #9

今回は9番の 川幅日本一体感ルート を走ってみました。埼玉県の自転車名所の中では外せない荒川の最も広大なエリアを走るルートです。

スタート地点は道の駅いちごの里よしみです。かなり大規模な道の駅で、土産屋やレストラン・パン屋など店舗群も充実しています。広い駐車場があり、大型車が数多く止まっています。

右端に小さく写っているのはバイクスタンドです。スタンドのない自転車の駐輪も安心です。

片側2車線の高規格な県道27号を東に向かって進みます。交通量はかなりあるので、心配であれば歩道走行が無難です。

途中で左折して住宅街の中を走ります。

県道271号にぶつかったところで右折し、荒川まで走ると吉見運動公園があります。荒川サイクリング時のとりあえずの目的地とされている方も多いのではないでしょうか。

糠田橋という橋で荒川を渡ります。注意したいのは路側帯部分にスペースがほとんどなく、歩道が下流側にしかないことです。ここは橋を渡る前に事前に下流側の歩道に入っておき、歩道で渡るのが安全でオススメです。なにぶん川幅日本一区間の橋なので、車道走行するとかなり長い距離を危ない状態で走行することになります。

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Vipro’sのレイキッシュ

お世話になっている自転車屋さんに挨拶がてらチェーンルブを買いに行きました。今までチェーンルブは和光ケミカルの”チェーンルブ”を使っていたのですが、たまには違うものも使ってみようかと思い、自転車屋さんのオススメを試してみようと思ったのです。

勧められたのがVipro’sのレイキッシュという製品でした。

Vipro’sさんはこのような各種ケミカルを自動車用やバイク用も含めて製造しているケミカル専業のメーカーのようです。

このレイキッシュはラインアップの中でも防汚性と粘度の低さに特徴のある製品で、店主殿曰く「一番万人向け」とのことでした。他にもムオンという超低抵抗を実現できる製品もあるそうですが、こちらは施工を丁寧に行わないと飛散するので、ちょっとオススメしにくいとのことでした。

施工性

施工性は非常に良く、液自体がサラサラしているのでチェーンのコマにすぐ入っていきます。スプレーのボタンも微妙な加減に対応してくれるので便利です。

使用感

確かに回した感じの軽快さは注油直後にかなり強く感じられます。強みである防汚性については看板通りで、1日ツーリングで走ってもチェーンが黒くなることはありません。ただ、それなりに土ぼこりなどは付着するのか最初の超軽快な感じは若干失われてしまいます。

耐水性は完全な雨天で試していませんが、水たまりの跳ね上げを受けてもそれほど感触に違いは感じなかったので、ちょっとした水濡れなら耐久しそうな感じはします。

まとめ

どのようなコンディションになるか分からない泊まりのツーリングでもなければ、全く問題なく使用できる良いチェーンルブだと思います。軽快さにこだわりたいという方にはお試し頂く価値があるのではないかと思います。