長野県の天気の特徴として、霧が出る地域が多いことが挙げられます。

特に秋から初冬にかけては晴れの日が多く、地表面が夜間に冷やされることが多いので早朝に霧が出るのをよく見かけます。上の写真のような霧であればそれほど珍しくないという印象です。
中山間地の谷沿いに出ることが多いほか、条件が揃うと善光寺平など盆地部でも朝方は霧が出ることがあります。山の上からは谷が霧で覆われている風景を見られる場合があります。
霧は見る分にはきれいで良いのですが、車や自転車で走る時には気をつかいます。
スーパーで面白そうな商品を見つけたので買ってみました。阿智村のちさと東というメーカーが製造している”一度食べたらもうたま卵”という商品です。
阿智村は飯田市の更に南にある村で、昼神温泉が有名です。この商品は昼神温泉の朝市で販売されている煮卵をイメージして作られた商品だそうです。
味付け済みのゆで卵は様々なメーカーのものを見かけますが、この商品は常温で保存できるという点に特徴があります。
今回はせっかくなので信州味噌味にしましたが、他にも塩味や一味とうがらし味など味のバリエーションも色々あります。
普通におかずとしても便利でしたし、スライスして卵サンドイッチなんかにしてもおいしくいただけました。
2012年に廃線となってしまった長野電鉄河東線という路線があります。屋代-須坂間を結んでいた路線で、一部廃線跡が遊歩道として再利用されています。
今までも自転車ツーリングのついでに遊歩道や駅跡などを見て回っていたのですが、どうしても自転車だとアクセスしづらい遺構もあるので、気になったところをまとめて徒歩で散策してみました。
区間としては井上駅-須坂駅間です。上信越自動車道の長野東IC付近から須坂駅までといったところです。
まず国道403号と線路跡の交差です。線路跡が再整備されており、この雰囲気だと車道になりそうな感じでした。
続いて井上駅跡です。駅名標と説明看板があり、駅跡であることが分かります。
今の長野線の駅間を考えると、井上駅-須坂駅間は結構長かったことが分かります。
駅跡に面して商店がある感じは駅があった当時の雰囲気を感じます。
井上駅を出ると鮎川・百々川(どどがわ)という2本の河川を渡るためなのか、線路跡は築堤区間に入ります。
右側が線路跡です。
続きを読む米びつの米が切れてしまったところ、ちょうど2021年産の新米が出回り始めていたので、新米を買ってきました。
毎度のごとく県産品です。長野県はお米の生産量が実は多く、県内で流通しているお米は大体長野県産と新潟県産です。
調べてみると長野県の農業試験場で生まれたご当地品種がいくつかあるそうです。現役品種は以下のものがあるそうです。
店頭で見かけるのは風さやかですが、どちらかというと寒冷地向けの上記2品種より風さやかは昨今の気象条件に合っているということなのかもしれません。変わった品種を見かけたら色々と試してみたいところです。
スーパーで変わった食材を発見したので買ってみました。大豆を使った代用肉だということです。製造元は長野市篠ノ井の信州物産という会社です。
使う時は事前に水かぬるま湯に15分程度つけて戻し、下味をつけた上で調理します。
今回は下味をコチュジャンとごま油でつけ、もやしと一緒に炒めて野菜炒め風にしてみました。
炒めるときの味付けはコチュジャン大さじ1、しょうゆ小さじ1、砂糖小さじ1の甘辛い味です。
食べた感じは全く油っ気のない肉という感じです。あまり柔らかくはなく、硬めの麩や高野豆腐のような感じです。
それほど肉に近い感じはしないのですが、油っ気がない関係で冷めてもあまり味に変化がないという特長があります。
使い勝手の面で見ると乾物なので長期保存が効き、使いたい時に使えるので便利です。生肉はどうしても使い切らないといけない場面がありますが、この製品はちょっとだけ使いたいから2-3枚だけ出すといった柔軟性のある使い方ができます。
今回買ったのはスライス肉風のフィレタイプでしたが、別の形状もあるらしいです。備蓄食料として一袋持っておいても良さそうです。
ロードロジックの走行試験ということでちょっと足を延ばして御代田町を訪問しました。自転車の方は優れた振動吸収性ゆえか、長距離でもなかなか快適で満足でした。
しなの鉄道の御代田駅です。元信越本線の駅ということもあってか、幹線の駅らしい風格があります。
跨線橋も古くから使われていそうな感じがします。細長い窓が隙間なく並んでいる構造がユニークだと思います。
東信エリアはまだ探検がそこまで進んでいないので、周辺の道路をチェックしてきました。
東信地域はばく然とルートの選択肢が少ないイメージを持っていましたが、実際走ってみると自転車ツーリングでも常用できそうな幹線道路がそこそこありました。
御代田町は最近首都圏からの移住先として人気があるそうで、県内でも珍しく社会的人口が増えている自治体だということです。確かに軽井沢駅まで出てしまえば新幹線で1時間くらいで東京駅に出られるので、便利な立地だと思います。
長野県といえば味噌を中心に発酵食品の製造や消費が盛んな地域です。味噌や日本酒とあわせて甘酒についてもいわゆるご当地ブランドがいくつかあり、スーパーなどで入手可能です。
今回は味噌でおなじみのすや亀さんの製品を試してみました。
ペットボトル入りのストレートタイプです。ラベルにある通り砂糖は添加されておらず、甘みは米こうじの甘さのみという甘酒になっています。
飲んでみるとかなり米こうじの粒が多く、液体というよりかなり緩めのおかゆのような感じです。まあまあ噛みながら飲むような感じになります。
全国的に流通している製品とちょっと違うので、飲み比べてみても面白そうです。他メーカーのものもこんな感じでペットボトル入りやパック入りになっており日持ちするので、ちょっと変わったお土産としても良いのではないかと思います。
長野県のご当地食品は色々ありますが、代表的なものの一つがこのビタミンちくわです。
スーパーの練り物売り場に行くと大体一番専有面積が広いのがこのビタミンちくわで、存在感の大きさを感じます。
製造元は石川県にあるスギヨで、石川県で製造されているにもかかわらず生産量の大半が長野県で消費されているという変わった商品となっています。
”ビタミン”の由来はちくわにサメ肝油が添加されており、ビタミンAとビタミンEが強化されていることからだそうです。栄養価の高さを前面に押し出したマーケティング戦略で戦後に大変な人気商品となったとのことです。
特に長野県に対しては鮮度維持のため食塩を詰めた状態で発送が行われていたそうで、長野県内においては”ちくわと食塩が同時に入手でき、しかも栄養のある食品”ということで定番化したということです。
ちくわ自体はスタンダードな性質で、比較的柔らかめに感じます。私が特に気に入っているのはあまり塩気が強くないというところです。味噌汁の具や煮物の具などに加えても味に大きく影響しないところが使いやすいです。
要冷蔵なので長野土産としてはちょっと取扱いが難しいかもしれませんが、是非一回お召し上がりいただきたい優秀なちくわです。