長野県」カテゴリーアーカイブ

白馬クロスカントリー競技場(スノーハープ)

長野オリンピックの遺産の一つであるクロスカントリー競技場を少し前に訪問しました。スノーハープという愛称で呼ばれています。

行政区域的には白馬村ですが位置としてはかなり大町寄りで、最寄りの駅は南神城駅になります。

冬季は現在もクロスカントリー競技場として利用されており、選手の練習や学生の大会会場などになっているそうです。有料で用具を貸し出していて、一般の方でも割と気軽にオリンピックコースを体験できるそうです。

こちらは管理棟です。

コースは代表的なもので一周約5km、獲得標高は約190mほどとかなり山がちなコースとなっています。

面白いのは夏期は散策・ランニング・自転車等でも利用可能という点です。特にここを会場として行われる”白馬スノーハープクロスカントリー大会”というランニング大会は人気だそうです。

自転車という観点で言うとCoupe de Japon MTBというJCF公認・UCIカテゴリ3のMTBレース会場にもなっているそうです。

一般の方が単独で利用する場合、入場料は1日300円とのことでした。

オリンピック後もこうして色々と活用されているのはなかなか良いことなのではないかと思います。

親沢橋(小谷村)

長野県内にいくつかある中島武技師によるRCローゼ橋を見つけました。親沢橋という橋で場所は大糸線千国駅よりちょっと白馬方面寄りの道路です。

国道148号沿いではなく、並行する狭い道路に架かっています。この道路はかつての国道148号なんだそうで、親沢橋も架橋されたのは1937年、このタイプの橋りょうとしては日本で2番目に古い橋なんだそうです。

他のローゼ橋同様、シュッとしていて美しい橋です。
土木遺産の銘板です。

1937年架橋にしては新しい感じがしましたが、近年補修をしたとのことです。

反対側からです。橋の後ろには大糸線の線路が見えます。

橋の歴史もさることながら、この道路が糸魚川-松本間のメインルートだったというのはちょっと信じられません。昔は通行にさぞ苦労しただろうと思います。

八幡屋磯五郎 七味 ガラム・マサラ

長野県の名物の一つに八幡屋磯五郎の七味唐辛子がありますが、通常のものとは配合が異なるガラムマサラバージョンです。

パッケージはガラムマサラだけにカレーのようなデザインです。
粉は赤一色に近く、普通の七味とちょっと違います。

商品名通りガラムマサラやコリアンダーが入っているので、七味となってはいますがどちらかというとカレー粉のような感じです。

使いどころとしては文字通りにカレー粉のように使うのが定番だと思いますが、普通の七味を使うところにあえてこのガラムマサラ仕様を入れてみるのも面白いです。

私が好んで使うのは味噌汁(特に豚汁)で、普通の味噌汁がこれを入れるだけで国籍不明のアジア料理になるのが面白いです。

長野県内では比較的入手が容易だと思うので、お土産にもオススメです。

犀川の旧明治橋の銘板

以前、犀川にかかる明治橋が現在とは違う場所に架かっており、橋自体の構造もトラス橋だったらしいということを航空写真をたよりに調べました。

明治橋の歩道部を通っている時に、旧橋の風景が銘板になっているのを偶然発見しました。

”トラス橋の明治橋”ということで当時の様子が絵で残っています。架設されたのは昭和9年(1934年)ということです。

現在の明治橋は1994年に完成したもので、1998年の長野オリンピックに向けて整備された道路の一環だったようです。

旧明治橋は銘板の情報によると橋幅5.5mとなっていますが、これはかなり狭かったのではないかと思います。一般的に地方部の道路は1車線3.0-3.5mを確保するのが通常なので、この”橋幅”が橋の有効幅員(実際に人や車が通れるスペースの幅)だったとしても通行には苦労したと思います。

狭い橋というと相模川の旧小倉橋のことを思い出しますが、あちらは幅員4.5mということでさすがの狭さです。

春の高社山

中野市や木島平村からよく見える高社山(こうしゃさん)の写真を撮りました。

高社山は標高が1,300m近くある山ですが、盆地に張り出したような山なので山の形全体が見やすく、写真に撮りたくなります。

独特の裾野の広い形状から富士山にも例えられることがあるという山です。いつも参照している”長野の大地見どころ100選”によれば、裾野が広いのは火山活動が早期に停止し、裾が崩壊して扇状地状に広がったためだということです。

こうしてみると北信地域の山々の中では少々変わった成り立ちのようにも思えます。

飯綱産大根のたくあん

いつも手作りのぬか漬けばかり食べているので、たまには気分を変えて市販のたくあんを買ってみました。長野市篠ノ井のマルトウさんが製造している”信州産地大根”というたくあんです。

材料の大根には飯綱町産のものが使用されているようです。

もとの大根が結構青いようで、漬けた上で着色されてもなお青い部分が残っています。全体的には締まった食感で、大根は干した上で漬け込まれたものかと想像します。

地場産の既製品漬け物は時々強烈にしょっぱいものがあるので買うのには少々勇気が要りましたが、こちらの製品はちょうど良い塩加減でおいしくいただけました。

長野県の色々な統計情報のまとめ

官公庁が公開している各種統計情報を時々見ることがあるのですが、長野県では特に全国的に見ても順位が高いものや特徴的なものについて、”データで知る信州”と銘打って公開してくれています。目立つところだけダイジェストで見られるので非常に分かりやすいです。

よく言われる健康寿命のことや地勢的なことはある程度想像の範囲内ですが、歩車分離式信号機の設置率や意外な農産品のシェアなど、初めて知る内容が多くて非常に良い企画だと思いました。

関連して、長野県のWebサイト内にも”意外と頑張ってます長野県”というコンテンツがあり、こちらはランキング上位の統計情報に加えて長野県が初めて取り組んだ施策についても触れられています。

改めて客観的な情報で見直してみると色々な特徴があるものだと思います。話の種なんかにも結構良いのではないかと思います。

国道19号の通行止めう回路案内

引き続き通行止めの状況を時々チェックしているのですが、長野国道事務所から詳細なう回路案内が出ていました。

普通車向けのう回路としては当初案内のあった県道31号ルートの他、県道70号で稲荷山方面から信州新町へ抜けるルート、県道36号で小川村から信州新町へ抜けるルートも案内されています。

県道36号でう回する場合はやはり山を一つ越えることになりますが、かなり勾配が厳しくかつ頂上付近の道路幅が狭いのが少々難です。頂上付近はここ最近拡幅工事をしていたので、そのうち多少は通行しやすくなるかもしれません。

しかし現場写真を見るとかなり大きな変動が起きているようです。この状況から復旧作業となると大変だと思いますが、無事に復旧することを祈っています。

野沢菜のおひたし

野沢菜の先端部分(?)がスーパーで安く売られていたので買ってみました。野沢菜は漬物用でしか買ったことがありませんでしたが、今回買った先端部分は柔らかそうだったのでおひたしにしてみることにしました。

クセがなく、使いやすい青菜だと思いました。先端部分であれば筋張っていることもないので、サッとゆでるだけでおいしくいただけます。ほうれん草や小松菜、かき菜などといったグループとほぼ同じレシピが一通り適用できるのではないかと思います。

山中に出現する謎の監視カメラ

長野県内の道を走っていると、峠の頂上や道路沿いにポツンと監視カメラが設置されていて不思議に思うことがあります。

写真は小川村の県道31号上のものです。

防犯目的なのかと思いきや、これは長野県が設置している道路モニタリング用のカメラだそうです。道路情報広場Naganoに掲載されている各建設事務所のライブカメラ情報はこういったカメラで取得されたもののようです。

カメラとセットで気象観測装置や路面状況を確認するセンサ類も設置されているらしく、現地気温・雨量・路面状況をインターネット経由で確認することができます。道路情報の偵察でいつもお世話になっています。