集中しているとつい水分補給がおろそかになりがちなので、麦茶を常にストックして麦茶で水分補給をすることにしてみました。スーパーに行ってみたところ長野県産の六条大麦を使用した麦茶というものが売られていたので、こちらを採用しました。

製造元は安曇野市の水宗園本舗さんです。原料の六条大麦は長野県産・黒豆は国産とこだわりの仕様になっています。24袋入っているのでかなり大量に作れます。水出しでもかなり出が良いので気に入っています。
スーパーに行ったら長野県産小麦でできているという変わったスパゲッティが売られていたので買ってきました。長野市にある日穀製粉の製品です。
もちもちした食感が特徴ということでしたが、ゆでてみると確かにぬるっとした感じで、麺にボリューム感があります。今回はトマトソースのパスタにしてみましたが、ソース系のパスタと相性が良さそうです。
長野県では伝統的に米のほかに麦類を栽培するということは広く行われているようで、現代においても都道府県別で18位前後につけるくらいの生産規模があるそうです。
麦類の生産量は県全体で年間約9,000トンということです。日本人の年間麦消費量は平均30kgくらいということですから、長野県の人口約200万人の消費量は年間60,000トンくらいになります。重量ベースでの県内自給率は15%くらいになる計算です。
割と生産が盛んなこともあって、品種の改良も同様に盛んだそうです。郷土食おやきや麺類用には県内で開発されたシラネコムギという寒さに強い品種が主力になっているそうです。
今年度の長野県の観光キャンペーンは”アウトドアカルチャー”に照準を合わせての展開ということで、先日行われた県の記者会見では長野県を一周する自転車ルートであるJapan Alps Cycling Roadの完成発表会が合わせて行われたということです。
[Japan Alps Cycling公式サイト]
この長野県一周のモデルコースは2019年頃には原型はできていたそうなのですが、細部について試走や地元の有識者との協議を重ねて、今回完成版として発表されたものだそうです。
ルートは一周すると全長900km、長野県らしく獲得標高は15,000mにもなりますが、ルート図を見る限り非常に自転車に配慮されたルート設計になっているように感じます。実際に普段私が走行している路線も大部分がルートに組み込まれています。
北信地域については千曲川サイクリングロードや白馬-鬼無里間の国道406号などがセレクトされています。松本地域では松本平の西の端を走るサイクリストに人気の山麓線、伊那谷は車の多い国道を回避して天竜川左岸側を走るようになっています。旅行などで初めて来る方でも戸惑わず安全に走れるルートになっていると思います。
以前から部分的にルートを案内する看板が設置されていましたが、また最近整備が進んだように感じます。長野を訪問する観光客も増加傾向と聞いているので、自転車旅の方も増えてくれると良いなと思っています。
長野県出身の著名人の一人に俳人の小林一茶がいます。小林一茶は現在の長野県信濃町の出身で、いったんは江戸に暮らしていたこともあったそうですが晩年は信濃町に戻って暮らしていたそうです。
そのため信濃町には小林一茶記念館という資料館があるほか、今回のエントリの題材である句碑が非常にたくさんあります。正確な数は分からないのですが、どうも町内だけで100以上あるということです。
今回は偶然見つけたJAながのアグリサポート信濃町の前にあるものをご紹介します。
字が崩してあって読みにくいのですが、「痩かXる まXるX 一茶是XXX」と部分的に読めるので、有名な「やせ蛙 負けるな一茶 これにあり」の碑だと分かります。
こういった句碑は県内の信濃町以外の場所にもあるそうです。
長野市中条にある道の駅中条です。県道31号大町街道のバイパス線である通称オリンピック道路沿いにあります。
この路線は短い区間に道の駅が3つあり、白馬方面に向かって走って行くと3kmほど先に道の駅おがわ、12kmほど先に道の駅ぽかぽかランド美麻があります。
道の駅中条は物販部門がかなり充実していて、道の駅ではおなじみの地場産の野菜や果物に加えて県内各地のお土産も取り扱いがあります。長野市外のお土産も買えるので、雰囲気としては高速道路のサービスエリアの売店のような感じです。
また、レストランではおぶっこ(長野県版のほうとうのような麺料理)やジビエ料理が提供されています。
早い時間帯に行くと地場産の野菜の在庫がかなりあるのでおすすめです。
ある程度気温も安定してきたので県道31号経由で白馬方面に行ってみました。例年より気温が高いせいか、道中の山の斜面にもあまり雪は残っていませんでした。
去年も同じ時期(4/1)にほとんど同じルートを走行していたので、その時の写真と比べてみるとかなりの違いがありました。
2022年の写真では手前の山や平地部にも残雪が見られますが、今年は標高の高いところにしか雪が残っていません。
こちらの写真では中央右付近にスキーのゲレンデが見えますが、雪があるのは中央部分のみで、端っこの部分は草地に戻っています。それでも中央部分を使ってなんとかスキーを楽しんでいる方もいらっしゃいました。
例年よりもスピードが速く感じますが、長野県もいきなり春本番という感じになってきました。
千曲川サイクリングロードを走っていると、遠くにあるランドマークが色々目に入ってきます。赤坂橋付近で目立つのは対岸の松代にあるランドマークです。
左の白い建物はロイヤルホテル長野、右の台形に見える山は皆神山です。ロイヤルホテル長野は川から見える建物の中でも一際大きい上に色が真っ白なので目を引きます。
皆神山は遠くから見ると改めて変わった形の山だということが分かります。皆神山の成り立ち自体は溶岩円頂丘(いわゆる溶岩ドーム)だと言われているそうです。火口から粘度の高い溶岩が流れ出続けて固まった結果、このような変わった形で固まっているそうです。
形がわかりやすく面白いので、Googleマップの3Dモードなどで見ていただくと面白さが伝わりやすいと思います。