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下仁田駅周辺の廃レール構造物

鉄道旅行の時に線路や駅の周辺で廃レールを使った構造物がないかを探すのが好きです。刻印を見ると100年以上前のものが見つかることもよくあるので、歴史の長さが感じられてとても興味深いものです。

先日上信電鉄の下仁田駅まで行ったときに、下仁田駅周辺でも何点かこういった構造物を見つけました。

まずはこちらの駅近くの柵です。
UNION 1922 と読み取れます。
次にこちらの架線柱です。
BARROW STEEL SEC166 1894 と読めますがやや自信がないです。

特にこの緑色の架線柱はほかの場所にも設置されている様子でした。こういったレールの来歴も何らかの方法で調べてみたいものです。

上信電鉄の旅の写真(3)

下仁田駅周辺の散策を終え、下仁田駅から高崎方面へ移動しました。

上信電鉄の車両と線形

上信電鉄は運用されている車両の種類が多く、それぞれラッピングが施されているのでバリエーションが豊かに感じます。今回往路は700形、復路は250形に乗車しました。

700形は比較的最近導入された車両で、もともとJR東日本の107系だった車両ということです。昔の国鉄車両のようなモーター音のする車両でした。

250形は自社で発注した車両ということで、なぜか車内の各とびら付近に車掌が取り扱うドア開閉スイッチがあったり、網棚の上に空気清浄機が設置されていたりといろいろとユニークな点がありました。

線形は全体としてみると東西の直線区間が目立ちはしますが、高崎付近と下仁田付近には結構急なカーブもありました。カーブ区間はかなり強めに傾斜がついているので、車体も大きく傾斜しながら走行します。

高崎駅周辺では住宅地を縫うように走行し、鏑川を渡ると直線区間主体に、下仁田駅の手前では渓谷のような区間もあり、乗り通すだけでいろいろなシーンが楽しめる路線だと思いました。

佐野のわたし駅

今回ぜひ立ち寄りたかったのが佐野のわたし駅です。この駅は北陸新幹線に乗っている時に金沢方面に向かって左手を見ていると駅と線路がよく見えます。駅舎の屋根に駅名も大きく書かれていて前から気になっていました。

渡し舟を模した門(?)があります。
プラットホーム全景です。

写真にも新幹線の高架橋が写っていますが、距離がこのくらい近いので新幹線からはよく見えます。この駅が見えるともう間もなく高崎という目印になっています。

こちらは下仁田方面で、烏川という川を渡ります。結構長い鉄橋なのですがトラスがないので、側面から電車を見るのもよさそうです。

こちらは高崎方面で、ここから先は住宅地の中を抜けていく区間となっています。

駅前にはちゃんとトイレもあります。

そんなわけで気になっていた佐野のわたし駅もじっくり観察できて満足しました。

上信電鉄は今回初めて乗車しましたが、車両や沿線風景もいろいろとありかなり楽しめました。途中下りずに通り過ぎてしまった駅にも気になる設備や建物などがあったので、また機会を見つけて来てみるのもよさそうです。

上信電鉄の旅の写真(1)

そんなわけで上信電鉄を大ざっぱに全線乗車してきました。

上信電鉄について

上信電鉄は群馬県を走っている私鉄路線です。高崎を起点に西側に線路が延びていて、終点はネギで有名な下仁田です。全線で30km少々の延長があります。

北陸新幹線に乗っている時に高崎駅付近で線路や車両の様子を見ることができます。金沢方面に向かっているときに進行方向左手を見ていると、高崎駅到着の寸前に上信電鉄の高崎駅と、駅周辺に留置されている車両が目に入ります。

上信の名前の通り、当初は群馬県から峠を越えて長野県の佐久方面まで延伸するという壮大な計画もあったそうです。

切符について

上信電鉄は1日フリーパス券を販売しているので、旅行で訪問する場合はこちらがあると便利です。大人2,260円でちょうど高崎-下仁田間を往復したのと同じ金額です。なので1-2回途中下車するとフリーパスの方が得になります。

改札時にはさみを入れてもらえます。

また、料金の収受方法がワンマンなので、フリーパスがあると見せるだけで乗り降りできて便利です。旅行で行く場合はワンマン列車の乗車ルールがわからず心配になることも多いので、フリーパスを買っておくと安心です。

下仁田駅へ

高崎駅でフリーパスを買い、早速終点の下仁田駅へと移動しました。ダイヤについては時間帯にもよりますが、おおよそ1時間に2本列車の設定があるので割と利用はしやすい部類ではないかと思います。

高崎から下仁田へはちょうど1時間くらいでの到着です。全駅で21駅あるので、駅間は全体的には短めになっています。


下仁田駅の駅前です。
別の角度からです。木造の古そうな駅舎となっています。
駅の外側の道路からプラットホームを撮影した写真です。右手に古そうな貨車が見えます。

ただ来てすぐ帰るのもちょっとどうかなと思ったので、徒歩で行ける範囲で周囲を見て何か面白そうなものがないかを探してみました。

駅のすぐ近くに非常に小さい4種踏切がありました。渡った先がなんとなく私有地っぽかったので渡りませんでしたが、駅至近にこんな踏切があるのはちょっと珍しく感じます。

駅のすぐ近くには国道254号が通っています。碓氷峠の南側を通って群馬から佐久へと抜けることができる道路です。上の案内看板にある左手の群馬県道93号を使うと非常にコーナーの多い田口峠という峠を越えて龍岡城方面に出ることができます。

※2018年に行ったことがあります。

駅から少し山を登ったところからの写真です。奥の方は妙義山や荒船山方面ということで、独特の切り立った感じの山が見えます。

国道254号の下仁田交差点付近です。右側の看板を見ると左手が妙義山(佐久方面)、右手が東京となっています。東京というのはさすがに大ざっぱすぎないかと思いましたが、このまま右折して進んでいくと関越自動車道に乗れるのでそういった意味合いもあるのかもしれません。

左手には姫街道という通称の看板が立っています。この路線は碓氷峠を経由する北国街道と比べると勾配が緩やかで、お姫様でもOKという意味合いで古くは姫街道と呼ばれていたそうです。北陸新幹線も当初は国道254号に沿う形での線形が計画されたこともあるそうです。

(続きます→上信電鉄の旅の写真(2))

上信電鉄の旅

関東に用事があったのでそのついでというわけではないですが、前から気になっていた上信電鉄に乗ってきました。

写真を色々と撮ってきたので後日まとめてご紹介したいと思います。

福島の鉄道旅行(4)

福島駅-郡山駅-会津若松駅

2日目は福島駅から東北本線で南下し、郡山駅へ向かいます。

始発列車を利用したのでまだ駅のNewdaysも営業していません。

福島駅の在来線ホームはターミナル駅らしい立派なものでした。発車時にあまり聞き慣れない軽快なメロディが結構長くなるのですが、これは地元出身作曲家の古関裕而氏を記念して代表曲である”高原列車は行く”という曲が採用されているのだそうです。

東北本線の車両は昨日の阿武隈急行に引き続きE721系で、快適な移動となりました。まだ朝が早かったので東北本線区間では車窓は楽しめませんでした。

郡山駅-会津若松駅

郡山駅で乗り換えて磐越西線で会津若松へ向かいます。比較的乗り継ぎがスムーズだったので郡山駅はあまり見る時間がありませんでした。

車両は続けてE721系でした。猪苗代駅に近づくにつれて天候が変わり、猪苗代周辺は雪が降っていました。猪苗代駅を出てから会津盆地に下っていく過程で、勾配を緩和するためなのか線形が非常にくねくねしていたのが印象的でした。ただ、曲線が多いためか会津盆地の風景を見ながら列車が下っていく車窓は結構見応えのあるものでした。

会津若松駅

会津若松駅で会津鉄道に乗り換えて会津田島駅へ向かいます。乗り換え時間が結構あったので駅周辺を少し見てみました。

駅舎と駅前のロータリーはとても大きいものでした。

写真左奥に大きい屋根が見えますが、これはかつての貨物駅だということです。鉄道コンテナがまだ置いてあるので、自動車輸送はしているのかもしれません。

駅北側には扇形の車庫と転車台があります。現役で使用されているものは珍しく感じます。

会津若松駅からの乗車券購入

会津若松から会津田島を経て鬼怒川方面に抜ける場合、気になるのは乗車券の買い方です。JRのきっぷは会津若松までなら買えますが、ここから先は会津鉄道・野岩鉄道・東武鉄道の3事業者をまたいで移動することになります。

駅の自動券売機では会津田島駅までの乗車券が買えますが、みどりの窓口であれば東武鉄道の特急停車駅までの乗車券が買えるということです。私が行ったときには窓口が結構混み合っていたので、一旦会津田島までの乗車券を券売機で購入しました。

会津若松駅-会津田島駅

会津若松駅からは会津鉄道で終点の会津田島駅に向かいます。ここからは気動車となり、会津若松出発時点で車内はかなり混雑していました。会津田島まで行く人は意外に少ないようで、多くの方は途中の芦ノ牧温泉駅と湯野上温泉駅で降りていきました。

約1時間ほどの乗車で会津田島駅に到着しました。

会津田島駅

会津田島駅からは東武鉄道の特急リバティに乗り換えて栃木駅まで向かいます。特急券は事前にWeb予約してあったのですが、乗車券がないので会津田島駅で購入することにしました。

会津田島駅には自動券売機がなく、乗車券や特急券は窓口で購入する形式になっています。会津田島から栃木までの乗車券をお願いしたところ、いわゆるよく見る磁気きっぷの形態ではなくロール紙に印字されたきっぷを発券してくれました。

乗り換えで少々時間があったので駅周辺を見てまわりました。会津高原は雪で、市街地にあまり雪がなく山にだけ雪があるのはちょっと長野っぽさを感じました。

駅前を通る国道121号はなかなかいい道路で、自転車で会津高原を走ってみるなどというのも楽しそうだなと思いました。

会津田島駅-栃木駅-高崎駅

会津田島を出発する特急リバティは3両編成で、途中の下今市駅で日光方面からやってくるリバティを増結して浅草に向かうという運用になっていました。野岩鉄道区間は線形があまり良くないのもあってかのんびり目に走行する感じでした。

最初はほとんど乗客はいませんでしたが、途中の湯西川温泉駅でほぼ満席になりました。リバティは全席指定席の列車ですが、当日は「全席売り切れ」とのアナウンスがされていたので繁盛している様子でした。

下今市まで下ってくるともう完全に関東平野で、リバティも本領発揮で軽快に走行し、栃木駅に到着となりました。

栃木駅でJR両毛線に乗り換えるのですが、会津田島で購入した切符は自動改札を通せないので、有人改札で乗車券を渡して東武鉄道の改札を出ました。

栃木駅からは両毛線で高崎へ、高崎からは北陸新幹線に乗って長野方面に戻りました。

高崎駅です。ここまで戻ってくるとちょっとホッとします。

感想

福島県の浜通りや会津地域などは今まで訪問したことのない地域だったので、今回初めて地域の様子を知ることができて大変満足しました。私の普段の鉄道旅行は移動が主目的になってしまいがちなのですが、今回のように乗り継ぎにあわせて多少駅周辺を見るパートを入れても良いと思いました。

冬の鉄道旅行はおすすめ

鉄道旅行というと何となく温暖な時期の方が良さそうに感じますが、冬は冬で車両の中がひたすら暖かいので私は気に入りました。何となく車窓に飽きたら暖かいのに任せてうとうとできるので、旅全体の体験としてなかなか良かったです。

今回はなかったですが、荒天や除雪による運休や倒木などによる運休だけにはちょっと気をつけておきたいところです。

在来線特急もおすすめ

今回は特急ひたちに3時間近く乗車しましたが、在来線特急は車窓から見るものが結構たくさんあるので良いものだと思いました。もちろん新幹線が一番快適で速いのは間違いのないことですが、道中の普通列車や通過する各駅を見ながら旅をするのもなかなか良かったです。

また機会があればどこかに出かけてみたいと思います。

福島の鉄道旅行(3)

槻木駅-福島駅

槻木駅から第三セクターの阿武隈急行線に乗り換えて初日の目的地である福島駅へ向かいました。

阿武隈急行線は元々国鉄の丸森線という路線だったそうで、槻木駅構内から改札無しで乗り換えることができます。

しかしそのまま乗り換えてしまうと事前に買っておいたJRのQRコード乗車券がどうなるか良く分からなかったのと、阿武隈急行線の料金の精算方法がどうなるかわからなかったので、一旦出場することにしました。

阿武隈急行線の乗車券売り場は2Fのコンコース上にあり、自動券売機で福島までの切符を買って電車に乗り込みました。

車両はAB900系というJR東日本のE721系と同型の車両でした。阿武隈急行の導入車両は編成ごとにカラーリングが違うのだそうで、私が乗った編成はピンク色でした。

車内は東北本線から乗り換えてきたと思われる通学客が中心で、何となく長野電鉄などと車内の雰囲気が似ているように感じました。

AB900系は非常にきれいな状態で運行されており、内装外装ともよくメンテナンス・清掃がされているのではないかと思いました。AB900系固有の使用なのかは分かりませんが、車内の自動放送が始まるときにJR東日本の特急列車で流れる4点チャイムが鳴るのがちょっと面白かったです。

梁川駅

途中の梁川駅で系統が別れているらしく、福島行きをしばらく待つことになりました。

梁川駅は阿武隈急行の拠点駅なので駅舎も大きいです。駅構内にはそば屋さんが営業しているということでした。

福島方面の様子です。

私が乗ってきた車両は車両基地から出てきた別の編成と連結し、再び仙台方面へ出発していきました。

福島方面から到着した列車が折り返しで福島行きとなるため、そちらに乗ります。梁川駅まで来ていると福島駅はもうすぐです。

AB900系の輝きが良く分かります。

福島駅に到着しました。変わっているのは阿武隈急行と飯坂線のホームが同じということです。上の写真の左手が阿武隈急行、右手が飯坂線となっています。

もっと混乱するのは改札で、両社の係員の方が改札にそれぞれ立っているように見えました。どちらの制服がどちらの会社かなどが分からなかったので心配になりましたが、乗車券は集札してもらえました。

その後、せっかく東北まで来たのでヨークベニマルを探検し、夕食のお弁当を調達しました。その後福島駅そばのビジネスホテルにチェックインし、初日は終了となりました。

(続きます)

福島の鉄道旅行(2)

浪江駅-原ノ町駅

浪江駅からは常磐線の普通列車に乗って原ノ町駅に移動しました。車両はE531系だったので、首都圏の電車という感じでしたがクロスシートから車窓はゆっくり楽しめました。

Suica首都圏エリアと仙台エリアの間にある桃内駅も含めて4駅の乗車で原ノ町駅に到着しました。

原ノ町駅-岩沼駅

原ノ町駅構内を探検

仙台方面の様子です。

原ノ町駅は常磐線の運転系統が分かれる駅で、水戸方面は多くが水戸またはいわき-原ノ町間を、仙台方面は仙台-原ノ町間での運転になっているようでした。特急ひたちのみがこの駅をまたいで運行されています。

記念に駅名標の写真を撮ったのですが、どうもフォントが現在JR東日本で標準的に使われているものと違うようでした。昔のものなのかどうかが記憶にないので何とも言えないのですが、ちょっと見慣れない感じがしました。

跨線橋は廃レールで作られているものだったのでさっそく銘をしらべたかったのですが、あいにく塗装が厚めに塗られていて読み取ることはできませんでした。

水戸方面の様子です。

運転系統が分かれる駅だけあって構内は結構広く、留置されている車両などもいました。

原ノ町駅-岩沼駅

ここから仙台行きの列車に乗って、東北本線と合流する岩沼駅で下車します。

原ノ町からは結構多くの人が乗車していました。途中の相馬駅では多くの乗り降りがありましたが、ほとんどの人は仙台方面までそのまま乗り通しているようでした。

車両はここからE701系となり、車両からもいよいよ東北にやってきた感を感じられるようになってきました。踏切など要所を通過する際に警笛を吹鳴し、結構良いペースで走行し手板のが印象に残りました。

岩沼駅-槻木駅

岩沼駅構内を探検

東北本線と合流する岩沼駅で下車し、東北本線の福島方面の列車に乗り換えます。次の槻木駅で第3セクターの阿武隈急行に乗り換え、福島駅に向かうという計画です。

岩沼駅は旅客駅と貨物駅の機能が一緒になっているということもあってか、駅自体が非常に大きく感じました。私が駅に着いたときも反対側のホームに貨物列車が停車中でした。

ホームに面して貨物列車が停車しています。

乗り換えに少々時間があったので駅の構内を見て回りました。私はこういう幹線のターミナルっぽい駅が好きなので、とても楽しめました。

福島方面の様子です。写真左奥がJR貨物の岩沼駅です。
福島側から駅全体の様子です。

(続きます)

福島の鉄道旅行(1)

前々から常磐線のいわき以北を鉄道で旅行してみたいと思っていたので、福島県を中心に南東北を鉄道でぐるっとまわる鉄道旅行を企画してみました。

行くのがちょっと難しいいわき以北

長野から出発になるので高崎まではどうしても新幹線にはなりますが、その先をうまく工夫して安くいわきから先へ行けないか検討してみました。しかし、いわき以北は列車の本数自体が非常に少なく、特に日中の時間帯はいわきから原ノ町まで行ける列車が3時間空いているタイミングもあります。

結局あれこれ考えましたが、一旦上野まで行って特急ひたちの仙台行きに乗るのが最も良さそうという結論になりました。

1日に3本だけですが、いわき以北に行く仙台行きの特急があります。

E657系はシートの座り心地が非常に良く、乗車時間は3時間ありましたが快適な旅ができました。平日ということもあって車内はほぼ満席でした。何となく水戸やいわきに向かう人が多いのかと思っていましたが、目的地は皆さん様々なようで、特に水戸からいわきの間の停車駅でパラパラ人が降りていくような感じでした。

特急ひたちの車窓風景

在来線特急はあまり乗る機会がないですが、沿線に見るものが多く車窓も楽しめました。特に常磐線の場合は元々複線だった区間を単線化しているところがあり、放棄された設備がところどころに見られるのが興味を引きました。

今回は進行方向向かって右側に座席を取ったところ、途中で海が見えるところもありこちらも楽しめました。

水戸以北では沿線に大きな工場が次々に出てくるので、Googleマップで何の工場かを調べながら風景を見ていたのですが、ほとんど日立グループの事業所だったのには驚きました。

浪江駅から道の駅なみえ

浪江駅で特急を降りて一旦改札を出ました。この浪江駅はJR東日本のSuica首都圏エリアの端の駅なので、上野からSuicaで乗車した場合でもSuicaを使って下車時精算ができます。面白いことに1つ先の桃内という駅は緩衝地帯の如くSuica首都圏エリアにも仙台エリアにも含まれていません。2つ先の小高駅はSuica仙台エリアの端の駅となっています。

せっかく降りたので駅からちょっと離れた道の駅なみえに行って名物の浪江焼きそばを食べることにしました。

駅から1kmほど離れたところに浪江町役場やイオンがあります。国道6号もこの付近を通っており、ロードサイド店舗がいくつかあります。訪問時にはすき家が新規に建設中でした。

こちらが浪江焼きそばです。麺が太いのが特徴です。豚肉も厚めに切ってあってボリューム感があります。昼時に行ったからというのもあるかもしれませんが、注文してから1分と立たず出てきました。

道の駅なみえの特徴として、ポケモンをテーマにした公園が併設されていることと、無印良品が併設されていることがあります。観光の拠点的な機能が集約されているような印象を受けました。

再び浪江駅へ

道の駅なみえの裏を流れている請戸川に沿って浪江駅に戻りました。ちょうど白鳥が数羽やってきているようでした。

請戸川沿いには遊歩道があり、桜並木が有名だということです。

線路沿いを歩いて駅のほうに戻りました。

浪江駅からは普通列車で原ノ町駅へ向かいます。しかし、ご紹介したように浪江駅はSuica首都圏エリアの所属なのでここからSuicaで列車に乗ることはできません。JR東日本の東北地区ではえきねっとアプリでQRコード乗車券が購入できるので、今回はそちらを事前に買っておきました。

(続きます)

帰ってきました

福島から会津若松を経て、会津鉄道・野岩鉄道を経由して長野に戻ってきました。初めて訪問する地域ばかりで楽しい旅でした。

これは乗り換えで1時間くらい滞在した会津若松駅です。ホームの構造が独特でした。
会津鉄道の会津田島駅です。ここから特急リバティに乗り換えて栃木県へ移動しました。