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Zen2コア採用のデスクトップ向けAPUが8月登場予定

既にデスクトップ用CPUとモバイル用APUについては7nmプロセスルールのZen2コアを採用した製品が出てきていますが、デスクトップ用APUについてもZen2コア採用の製品が投入されるとのことです。

AMD、Zen 2コア採用APU“Renoir”のデスクトップ版を国内販売

[PC Watch]

今のところ発表になったのはラインナップと価格のみとのことですが、最上位の4750Gは税別で39,980円とかなり高性能な設定になっていそうな印象を受けます。

現行世代のRyzen 5 3400Gはおよそ20,000円前後の価格帯での登場だったと思うので、それと比較するとかなりの差です。APUというとローエンドからミドルレンジ向けの製品というイメージがありましたが、”単体で高性能なデスクトップ用APU”というのはなかなか存在感があって楽しそうなパーツに思えます。続報に期待したいです。

Radeon Software 20.7.2がインストールできない問題

とりあえずOSのクリーンインストールもしたので、改めてRadeon Softwareのアップデートを行ってみました。アップデート前のバージョンは2020/7/19時点で推奨版の20.4.2です。

工場出荷設定に戻しつつドライバのアップデートを行いましたが、ドライバのインストール自体は成功したものの、結果の画面でエラーが発生した旨の表示が出ました。気になったのでインストールのログをチェックしてみることにしました。

インストールのログは [システムドライブ]\Program Files\AMD\CIM\Log 内のInstall.logに記録されます。

記録されていたエラーコードは”207″で、AMDのナレッジベースを当たってみると”ドライバのインストール自体は成功しているが、Windowsがディスプレイドライバの問題を検出した”という意味合いだそうです。

Error 207 – Radeon Software Installation Completed Successfully but Windows Detected a Potential Issue with Your Graphics Device

[AMD.com]

ちょっと心配なので一応ドライバをロールバックすることにしました。AMD Uninstall Utilityを使用して20.7.2はきれいに消せたので、改めて20.4.2をインストールしました。

原因が良く分からないのですが、とりあえずしばらくはドライバのアップデートは”推奨”のバージョンのみでいってみたいと思います。

Radeon Software Adrenalin 2020 Edition 20.7.2がリリース

7月初頭に20.7.1がリリースされたばかりですが、続けて20.7.2がリリースされました。

Radeon Software Adrenalin 2020 Edition 20.7.2 Release Notes

[amd.com]

今回のバージョンではRX5700XT運用時に、Death StrandingとF1 2020のパフォーマンスが向上しているそうです。

また、UBI Softの新作バトルロイヤルfps、Hyper Scapeのオープンベータにも早速対応しています。

20.7.1からの要素ですが、Radeon Softwareにより新たにバグリポートができるようになっています。

特に長時間ゲームをプレイした際にシステムがハングしたり一時的に画面が真っ暗になる現象を追跡調査しているとのことで、遭遇した場合はバグリポートしてほしいとのことです。

バグリポートツールはRadeon Software右上の虫マークからアクセスできます。症状をフォームに入力する形式なので非英語圏のユーザにはハードルが高いですが、あくまで状況が分かれば良いはずなのでGoogle翻訳等で訳した文を入れても問題ないと思います。

バグリポート画面の様子は以下のエントリに詳しいです。

July Updates for Radeon Software Adrenalin 2020 Edition

[AMD Gaming blog]

結局クリーンインストール

Radeon Software Adrenalin 2020 Edition 20.7.1をインストールしようとするとPCが無限再起動に陥る問題が発生していたので、その後も検証を続けていました。

2つ以上前の復元ポイントへの復元を行った後に

  • AMD uninstall toolによるドライバのクリーンインストール
  • sfc /scannowとDISM /Online /Cleanup-image /Restorehealthの両コマンド実行によるシステムファイルの修復

を組み合わせて実行していたのですが状況が特に変わらなかったので、この際OSごとクリーンインストールしてしまうことにしました。

クリーンインストールついでにWindows10のビルドを2004に上げようかとも思いましたが、クリーンインストール前の時点でシステムの更新から2004へのアップデートはできなかったので、今回はパスすることにしました。

原因を特定できなかったので少々悔しいですが、環境自体はリフレッシュできたので良しとしたいと思います。

Radeon Softwareのインストール失敗(エラー1603)

Radeon Software Adrenalin 2020 Edition 20.7.1がリリースされているので、インストールして変更点をチェックしようと考えていました。

インストールしてみたところ、”Error 1603 – Radeon Software Installation Has Encountered a General Error and Cannot Proceed”というエラーに遭遇しました。

Error 1603 – Radeon Software Installation Has Encountered a General Error and Cannot Proceed

[amd.com]

詳しい情報を見てみると、”ドライバの競合が原因で表示されることがある”という記載があるので、ドライバを一旦アンインストール後に新しいドライバをインストールしてみることにしました。

ドライバのアンインストールの際には再起動が必要になるのですが、再起動後にWindowsが起動しなくなってしまいました。”PCが正常に起動しませんでした”の画面で改めて再起動を選択しても同様で、いわゆる無限再起動の状態になってしまいました。

仕方ないので修復オプションの中から復元ポイントによる復元を選択し、ドライバに手を加える前の状態までロールバックすることでとりあえずWindowsは起動するようになりました。

1回エラーが発生したのが良くなかったのかもしれませんが、無限再起動の状態になってしまった原因は良く分かりません。最悪クリーンインストールもあり得る状況なのでドライバ周りはしばらく様子見にする可能性もありそうです。

Ryzen3000XTシリーズが登場

第3世代Ryzen3000シリーズの高クロック版であるXTシリーズが登場するそうです。

AMD、Ryzen 9 3900XTなどを7月18日に国内販売

[PC Watch]

既に販売されているRyzen3000シリーズのマイナーチェンジ版ということで、最高クロックがそれぞれ向上しています。

性能向上幅は劇的ではないですが、既存のRyzen3000シリーズと価格が変わらないというのがポイントです。

発売当初はX570チップセットのみでのサポートになるようですが、追って他のチップセットでもサポートしていくそうです。先頃リリースされたB550チップセットでも動作する予定とのことです。

我が家のCPUとマザーボードは2015年からそのままで、第1世代RyzenとX370チップセットの組み合わせです。そろそろアップデートを考えたいところなので、このシリーズはちょっと注目しています。

Radeon Software Adrenalin 2020 Edition 20.5.1がリリース

Windows10のMay 2020 Updateの一般公開に伴い、Radeon Softwareも更新されました。

Radeon Software Adrenalin 2020 Edition 20.5.1 Release Notes

[amd.com]

May 2020 Updateへの対応が最大のトピックスですが、既知の不具合についても修正が加わっています。May 2020 Updateにすぐアップデートしない場合でも、必要に応じてインストールしても良いように思います。

Ryzen3 3100&3300Xが登場

第3世代Ryzenのエントリーレンジ製品となるRyzen3 3100&3300Xがこの5月中にも発売されるそうです。

実売1万5千円でCore i7と肩を並べるAMD「Ryzen 3 3300X」

[PC Watch]

Ryzen3 3100と3300XはそれぞれZen2アーキテクチャが採用されており、それぞれベース3.6GHz(ブースト3.9GHz)・3.8GHz(ブースト4.3GHz)で動作するとのことです。4コア8スレッド、TDP65Wというスペックは共通です。

スペックは似ている部分もありますが内部構造には違いがあるそうで、3300Xの方がパフォーマンスには優れているとのことです。

3300Xは4コア8スレッドというマルチスレッド性能ではあるものの、Zen2アーキテクチャと高めに設定されたクロックから来るシングルスレッド性能は注目に値するものだと思います。この内容で出始めの価格が1万円台になることが予想されているというのは驚きです。

エントリーレンジ製品とはいいながらPCI Express4.0など最新のI/Oにも対応していますし、極端なマルチスレッドタスク以外なら大体何でもこなせそうなスペックにまとまっている印象です。定番製品化しそうな期待の持てる製品だと思います。

Radeon Software Adrenalin 2020 Edition 20.4.2がリリース

4/23付けで20.4.2がリリースになりました。

Radeon ソフトウェアAdrenalin 2020 Edition 20.4.2リリースノート

[amd.com]

今回のバージョンではGears TacticsとPredator: Hunting Groundsの2タイトルを新たにサポートしているとのことです。

不具合修正はRadeon RX Vegaシリーズを使用する環境で発生するものが目立ちます。Folding@Homeの計算中にハングする問題などは昨今のFolding@Homeによる対COVID-19の活動を受けて修正されたものではないかと思います。

その他、EdgeでNetflixを見ている際にシステムがクラッシュする問題の修正など、ゲーム以外の不具合修正もいくつか盛り込まれているようです。

Radeon Software Adrenalin 2020 Edition 20.4.1がリリース

4/2付けで20.4.1がリリースになりました。

Radeon ソフトウェアAdrenalin 2020 Edition 20.4.1リリースノート

[amd.com]

発売されたばかりのバイオハザードRE:3のサポートがメインのリリースと思われます。

問題の修正も含まれている一方で、既知の不具合には

  • 特定の環境でEnhanced Syncをオンにすると画面がブラックアウトする問題
  • EdgeでNetflixを再生するとシステムがクラッシュすることがある問題

等、気になるものもいくつか含まれています。