6/11-6/13の期間でE3 2019が開催されており、ゲーム関連のニュースが色々入ってきています。これにあわせてなのか、AMDの製品ロードマップが更新されたそうです。
[PC Watch]
新アーキテクチャのRDNAを採用したRadeon RX 5700について、レイトレーシングへの対応はソフトウェアレベルでの対応になることが明らかになりました。
しかしE3で発表された次世代XboxはRDNAのGPU採用でハードウェアアクセラレーションによるレイトレーシングをサポートするそうなので、何らかのカスタムGPUか、またはロードマップで言う次世代RDNAを採用する可能性が考えられます。
もう1つ興味深いのが、Windows10がMay 2019 UpdateでRyzenに最適化されているという話題です。
RyzenアーキテクチャではCPUコアとキャッシュをInfinity Fabricという回路で接続したものを”Core Complex”と呼んでおり、これがRyzenには複数搭載されています。
この1つのCore Complexの中にCPUコアが複数存在するという設計の都合上、コアがアイドル状態から立ち上がるのにわずかなタイムラグが生じていたそうなのですが、Windows側の最適化でこれが30ミリ秒近く改善し、ほとんどゼロに近い値になったそうです。
本当にわずかな差ですが、30ミリ秒と言えば格闘ゲームで言う約2フレームですから、「2フレーム速くなりました」と言われるとかなりの改善に感じます。少なくとも我が家の1600Xでは体感できていませんが、結構大きなトピックなのではないかと思います。