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AMD Software Adrenalin Edition 23.4.1がリリース

バージョン23.4.1がリリースされています。

AMD Software: Adrenalin Edition 23.4.1 Release Notes

[amd.com]

今回のバージョンではMeet Your Makerがサポート開始されています。また、The Last of Us Part1について最適化が行われています。

修正された不具合の中にCitrix Workspaceを使用した際にマウスカーソルが消失する問題というものがありました。Citrix Workspaceがどのような描画をしているのかは詳しく分かりませんが、ゲームタイトル以外のソフトウェアについて不具合が出るのは珍しいように感じます。

今回のアップデートもWHQL Recommendedになっています。

AMD Software Adrenalin Edition 23.3.2がリリース

バージョン23.3.2がリリースされています。

AMD Software: Adrenalin Edition 23.3.2 Release Notes

[amd.com]

今回のバージョンでリメイク版のバイオハザード4がサポート開始されています。

既知の不具合ではRX7000系に関連するものが多いので、同シリーズを使っている方はしばらくドライバのアップデート情報に注意した方が良さそうです。

ここ数回のアップデートは全てWHQL Recommended、いわゆる推奨バージョンになっています。アップデート内容を確認する限り特に重大な修正が入っているような感じもしないので、偶然WHQLが続いているわけではなく、以前の数ヶ月に一回WHQLが出てそれ以外はOptionalという方針を変更したのかもしれません。

AMD Software Adrenalin Edition 23.3.1がリリース

3/7付けでバージョン23.3.1がリリースされています。

AMD Software: Adrenalin Edition 23.3.1 Release Notes

[amd.com]

主要なトピックとしてはHalo Infiniteのレイトレーシング対応、Wo Long : Fallen Dynastyのサポートが挙げられます。

今回のバージョンも引き続きWHQL推奨になっています。修正された不具合を見るとRX7000系と特定のディスプレイの組み合わせでフリーズやブルースクリーンが発生する不具合が修正されているようなので、この辺りの不具合が割と深刻なものだったのかもしれません。

既知の不具合を見てもRX7000系に関係するものが多いようなので、まだまだ新製品に対してドライバの調整が足りていないのかもしれません。

AMD Software Adrenalin Edition 23.2.2がリリース

2/14付けで23.2.1がリリースされたばかりなのですが、早くも23.2.2がリリースとなりました。

AMD Software: Adrenalin Edition 23.2.2 Release Notes

[amd.com]

Optionalのドライバについてはゲームのリリーススケジュールなどによっては短い間隔でリリースされることがありますが、今回の23.2.2は前バージョンに引き続きWHQL推奨バージョンとなっています。

リリースノートを確認するとAtmic Heartなど新タイトルへの対応も進む一方で、Company of Heroes 3のパフォーマンスが23.2.1比で大きく向上していることも明らかになっています。23.2.1でも多くのタイトルでパフォーマンス向上がありましたが、一部やり残された部分が23.2.2で対応されたのかもしれません。

AMD Software Adrenalin Edition 23.2.1がリリース

2/14付けでv23.2.1がリリースされています。今回のバージョンはWHQLが付いているので、いわゆる安定版という取り扱いになります。

AMD Software: Adrenalin Edition 23.2.1 Release Notes

[amd.com]

内容はかなり盛りだくさんで、ForspokenとDead Spaceなどのゲームタイトルへの最適化のほか、RX6000シリーズを対象としてかなり大部分のワークロードでパフォーマンスが向上しているということです。

RX6900XTの例ではWindows11がリリースされた2021年10月のバージョンに比べて、今回のバージョンでは10%-20%近いパフォーマンス向上が見込めるということです。

RX6000シリーズを使っているユーザーの方は特に注目のバージョンと言えそうです。

Ryzen7000X3Dシリーズの価格が判明

キャッシュメモリ増量版であるRyzen7000X3Dシリーズの発売日と価格が公開されています。

ゲーマー向けCPU「Ryzen 7000X3D」が2月28日発売。最上位で699ドル

[PC Watch]

前世代には5800X3Dという8コア16スレッドの製品がありましたが、今回の7000シリーズでは12コア24スレッド、16コア32スレッドとよりコア数の多い製品もラインナップされています。

価格はドル建てで公開されていますが、無印の7900や7900Xも価格が徐々に下がっている中での国内価格は気になるところです。

AMDのプロセッサーに脆弱性が見つかる

広範なプロセッサファミリーに影響する脆弱性が見つかったということです。

AMD製プロセッサーに複数の脆弱性 ~Athlon、Ryzen、Threadripperなどに影響

[窓の杜]

脆弱性を解消したBIOSがベンダーから随時リリースされるということなので、対応としてはBIOSがリリースされ次第適用ということになります。

AMDのリリース情報を見てみると、プロセッサーの世代によって影響のある脆弱性が異なります。

AMD Client Vulnerabilities – January 2023

[amd.com]

我が家のPCに入っているRyzen 7 5800Xは5000シリーズのコードネーム”veemer”にあたりますが、今回の脆弱性はいずれも影響なしとなっています。発売日が近い同世代のプロセッサーであっても該当する場合としない場合があるようです。

今回我が家の環境では脆弱性の影響はなさそうですが、最近BIOSアップデートをしていないのでこの機に最新版にしておこうかと考えています。

65W版Ryzen7000シリーズ

65W版Ryzen7000シリーズのベンチマークが、PC Watchさんに掲載されていました。

65Wで扱いやすくなっても高性能なRyzen 7000新モデル

[PC Watch]

TDPが65Wになったことにより、取り扱いがしやすくなっているようです。
Ryzen7000シリーズ登場時には最高温度が90℃近くに達するまで自動的にオーバークロックする設定がされていて驚きましたが、AMDの見解は性能を求める方が多いのでそれに応えたものということでした。

既存のRyzen7000シリーズは温度リミットやTDPをUEFIなどで調整することにより、使いやすい設定で運用が可能だそうです。

ベンチマークでできる限りのハイスコアを狙いたいという方や、1秒でも速くエンコードを行いたいというのでなければ、こういったチューニングを施して運用するのが良いということです。

今回発売になった65W版はその”扱いやすい設定”がデフォルト化されたSKUと言えるかもしれません。対応したCPUクーラーも付いてくるので、いわゆる定格運用がメインであるという場合はフィットする場面も多いように思います。

AMD@CES2023

年始恒例のCESがアメリカはラスベガスで開かれています。今年は3年ぶりにコロナ以前のリアル開催スタイルに戻っているというのも話題です。

日本時間の1/5のお昼頃からAMDの発表がありました。

AMD、65W版Ryzen 7000を1月10日発売。最廉価モデルは229ドルから

[PC Watch]

昨年デビューのRyzen7000シリーズのTDP65W版が出るそうです。Ryzen7000シリーズはエンスージアストを意識したということで、従来にないTDP170Wという高い消費電力が設定されていました。今回発表されたモデルはクロック数などのスペックを落とし、TDP上限を制限したもののようです。

TDP170W版のRyzen7000シリーズについても実はUEFIでTDPを制限した方が取り扱いしやすいという運用上のコツがあるそうなのですが、今回の新SKUはこのノウハウが公式化したような印象です。TDP170Wという字面はかなりインパクトがあるので、マーケティング上扱いやすいシリーズもラインナップしておきたいという意図があるのかもしれません。

65W版Ryzen7000シリーズの他には、5000シリーズの時にもあった3D V-Cache採用の末尾にXが付くシリーズの投入も予告されています。従来は5800Xのみの展開でしたが、今回はコア数やキャッシュ容量にあわせて3つのSKUで展開される見込みということです。

AMD Software Adrenalin Edition 22.11.2がリリース

12/8付けなので少々日が経ってしまいましたが22.11.2がリリースになっています。

AMD Software: Adrenalin Edition 22.11.2 Release Notes

[amd.com]

今回のバージョンはWHQL認証済みということで、いわゆる”安定版”の取り扱いになります。新タイトルとしてはThe Callisto Protocol、Need for Speed Unbound、The Witcher 3: Wild Hunt Next-Gen Updateがリストアップされています。

ホリデーシーズンのドライバ更新は名称変更を伴うような大きなアップデートになることも過去にありましたが、今回は通常のバージョン更新のみということのようです。