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デスクトップ向けTrinityのSKUが発表

同日にPC Watchに出ているAMDの記者会見記事では詳細はまだ未公開ということになっていますが、発表されているようです。

【COMPUTEX 2012】AMD記者会見編 ~17W版Trinity搭載の液晶分離型ノートをデモ

AMD、デスクトップ向け“Trinity”のSKUを公開 ~最上位のA10-5800Kはベース3.8GHz、Turbo 4.2GHz
[PC Watch]

発表前から情報がありましたがやはりソケットはSocketFM2という新しいものになっているようです。
FM1がちょっと勿体無いような…

デスクトップ版APUもTrinityからはPiledriverコアに変更になっているので、定格でも高いクロックが設定されている感じです。

今回SKUは公開になっていますが、現時点で出荷されているのはOEM向け製品でリテール品の販売がいつ頃か等々はまだ発表されていないようです。

Brazos2.0が発表

搭載製品の話はありましたが、製品ラインとして発表されました。

AMD、チップセットを強化したローエンド向けAPU「Brazos 2.0」~USB 3.0もネイティブ対応
[PC Watch]

以前エントリに書きましたがやはりE-1000系統がBrazos2.0だったようです。

チップセットにUSB3.0やSDカードリーダなど統合されていますが、この手の省電力製品はチップセットでいろいろな機能の面倒が見られた方が電力効率の面でも有利なのかもしれないですね。

E2-1800はBrazos2.0?

先日のエントリで搭載APUがBrazos2.0という情報のあった富士通のFMV ESPRIMO EHですが、搭載されているのはE2-1800だそうです。

富士通、「FMV ESPRIMO EH」夏モデルを発売
[ITmedia]

となるとBrazos2.0がE2-1800ということになるので、下位モデルのコードネームHondoに関する情報は今のところないということになるのでしょうか。
MSIのU270が予想価格約4.7万円ということでお買い得だったので、下位モデルのE2-1800が入ってるんだろうなと勝手に予測していたのですが、実際のところは違ったようです。

Trinityが発表

搭載製品が発表になったと思ったら半導体の製品情報も出ました。

AMD、“Trinity”こと第2世代のAシリーズAPUを発表

AMDの第2世代APU“Trinity”の実力をベンチマーク

[PC Watch]

第2世代のAPU Aシリーズということで順当に進化を遂げています。
CPU部分がPiledriverコアというところが気になっていたのですが、PiledriverはBulldozerを結構改良したものだということが記事中で触れられています。

今回はモバイル向けのラインナップのみ発表ということです。見ていくとA6-4455Mの構成がTDP17Wとなっているので、このグレードが薄型ノートPC分野への切り込み隊長になってくるのでしょうか。

来月にはCOMPUTEXも控えているので、追加情報にも期待したいところです。

AMDのモバイル向けプラットフォーム色々

例によって(?)搭載PC情報が先に色々出てきたのですが今ひとつ製品ラインナップがわかりません。

いつものPC Watchに最近いくつか記事が出ています。

HP、Ivy Bridge搭載の13.3型「HP ENVY SPECTRA XT Ultrabook PC」 ~AMD次世代APU「A10」搭載薄型ノートも

富士通、新CPU搭載のデスクトップ「ESPRIMO」夏モデル ~Ivy Bridge、Brazos 2.0

エムエスアイ、AMD E2-1800搭載の11.6型ノート「U270」
[PC Watch]

今年2月頭のロードマップで出てきたモバイル系APUの上位・中位・下位がそれぞれ出揃っている感じです。

HP ENVY SPECTRAの記事に出てきているA10というのがTrinity(上位・2-4コア)、ESPRIMO夏モデルの一部に搭載されているのがBrazos2.0(中位・1-2コア)、MSI U270に搭載されているのがHondo(下位・1-2コア)ということになるのでしょうかね。

このうちTrinityはPiledriverモジュールで構成されているAPUになっているはずなので、どんな感じになっているかちょっと気になります。

Catalyst12.4がリリース

バグフィックス以外にもいろいろあるようです。

AMD Catalyst™ 12.4 driver – What’s New
[AMD Game blog]

アンチエイリアス時のLevel of Detailのクオリティが向上、というのがいま一つピンと来ませんでした。
LODは確か遠くのオブジェクトから頂点数を間引く処理だったと思うので、間引いた割には見栄えが良くなるようになったということなのでしょうか。

もしくは、間引き処理をそれほどしなくても十分にパフォーマンスが確保できるようにチューニングしたという意味合いかもしれません。

ただしこの修正はHD7000系等のみなので残念ながら我が家では恩恵を受けられず…です。

ゲーム関連のバグフィックスは(相変わらず)SkyrimとStalker – Call of Pripyatなんかにも修正が加わっています。

Fusion Gシリーズ搭載の超小型PC

Gシリーズ搭載の製品がニュースになっていました。

ファンレスの超小型Fusion PCが2種類登場 1.65GHzデュアルコア+USB 3.0+HDMI+DPで24Wなど
[AKIBA PC Hotline!]

Fusion Gシリーズは確か組み込み向けだと思ったので、コンシューマ向け製品で出てくるのはレアかもしれません。

超コンパクトにまとまっているだけあってさすがに少々お高いですが、この内容でこの大きさしかもファンレス…というのはやはりロマンを感じます。

Catalyst12.3がリリース

こちらも正式版リリースはちょっと久々の感があります。

リリースノートを見ているとやはり新しめのタイトルを中心に修正が入っています。

Skyrimはテクスチャのちらつきや破損の問題を修正…と修正が入っていますが12月頃から毎回パフォーマンス向上や修正が入っている印象です。

その他のタイトルも設定を高めにして起動した際にクラッシュする問題が修正されているのが散見されます。
逆に、特定のゲームでクラッシュが頻発する場合設定をHigh PerformanceからNormalに…という具合に下げると応急処置的に問題を回避できることがあるかもしれませんね。

6コアのFXシリーズも登場

やはりコア数の少ないものは定格クロックが高く設定されているようです。

AMD、ベース3.8GHzの6コアCPU「FX-6200」を3月30日に発売
[PC Watch]

4コアに続いて6コアの製品も登場です。
今の時期だと価格帯が8120と被るか少し上回るくらいになるので、これはちょっと悩むかもしれません。

6コア製品はBulldozerモジュール3個分で6コアとして認識されるためにMax Turbo時にクロックが上昇するのは1モジュール(2コア)だけという話もありましたので、それなら4170のほうがいいかも?という感じもします。