Android」カテゴリーアーカイブ

AndroidタブレットをPC風に使う(キーボードショートカット)

Androidタブレットにキーボードを接続して使う時に積極的に利用したいのがキーボードショートカットです。アプリによりけりではありますが、ものによってはキーボードショートカットで飛躍的に利便性が高まるものもあります。

各アプリのキーボードショートカットがどうなっているかを調べるのは大変そうに思いますが、調べなくても当該アプリを開いてCtrlキーを長押しするとヒントのダイアログが出るという仕様になっています。この仕様は非常に良くできていると思います。

こちらはホーム画面でヒントダイアログを出した時のものです。
こちらはAndorid版Vivaldiでヒントダイアログを出した時のものです。

Vivaldiはさすが、という感じでかなりマニアックな操作も含めてキーボードショートカットに対応しています。さすがにキーのカスタマイズまでは対応していませんが、それでもAndroid版にもかかわらずこれだけキーボード操作を意識した設計になっているというのは驚きです。

他にもGoogle純正のアプリについては比較的キーボードショートカットが充実していることが多いように思います。

Pixel10シリーズが正式発表

GoogleによるAndroid搭載スマホであるPixelの10シリーズが正式に発表となりました。ラインナップはPixel10、Pixel10 Pro、Pixel10 Pro XL、Pixel10 Pro Foldの4つとなっています。折りたたみ式になっているPro Foldは10月の発売ということですが、それ以外のラインナップについては8/28より発売になるということです。

Google Pixel 10 シリーズ が新登場

[Google Japan Blog]

見た感じに関してはPixel9シリーズとほとんど変わらない見た目です。カメラ部分がバーのように出っ張っているのが特徴です。Pixel9の時には本体カラーに鮮やかなピンク色がありましたが、今回は紺色っぽい青がラインナップされています。

外形もPixel9とほぼ変わらないサイズになっています。重量は無印のPixel9とPixel10で比べると6gほど重たくなっています。

CPUはTensor G5でこれはグレードで共通となっています。デバイス上でのAI処理が従来モデルよりも高速に行えるとうたっています。

カメラに関しては無印のPixel10でも望遠レンズが搭載されるようになりました。これは結構うれしいニュースなのではないかと思います。

また、充電に関してはワイヤレス充電規格のQi2に全てのグレードが対応しており、iPhone同様にマグネットでスタンドに固定しての充電が可能になっています。Pixel Snapと呼ばれるスタンド型の充電器も同時発売となっており、充電の利便性は9シリーズより高くなっています。

値段については全グレード中で最も安価なPixel10(128GB)が\128,900となっています。米国での価格は$799なので、1ドル161円くらいの計算になります。以前のPixelシリーズは為替については割と実際の価格よりも円高に設定されて日本向けの価格が安くなっていたイメージがあるのですが、今回はそうでもないようです。

Androidタブレットの映像をHDMI出力すると音声もHDMI経由で出力される問題

Lenovo YogaˋTab Plusの映像をUSBハブを介してHDMI出力し、液晶ディスプレイに出力して利用しています。HDMIで映像を出力する場合、音声をタブレット本体かHDMI経由でディスプレイから出力するかを選択することができます。

タブレットのスピーカーの方がディスプレイ内蔵のものよりも性能は良いので、原則としてはタブレットからの出力に限定したいところです。しかし、どうも出力をどちらかに固定することはできないらしく、必要に応じて音声出力をタブレットからにするよう設定をしていました。

しかし最近液晶ディスプレイ側の音声入力がHDMIかライン入力かで選択可能になっていることに気がつきました。ディスプレイのスピーカーはよほどのことがないと使用しないのでライン入力設定にしてしまいました。

こうすることでタブレット側から見て音声出力デバイスは本体のスピーカーのみとなるため、USBドック接続時に音声の出力先が液晶ディスプレイになることはなくなりました。少々強引な方法ですが、擬似的に出力先固定ができたようなのでよかったです。

タブレットでWordPressの記事にリンクを挿入しにくい問題

タブレットでゲーム以外の用事を極力こなせないか検証を進めていますが、意外なところに難しい操作がありました。WordPressのブロックエディタでリンクを挿入する操作です。

リンクを張りたい文章を選択してUIのリンクボタンを押し、リンク先のURLを入れるだけなのですが、タブレットでこの操作をすると、テキスト選択をした時のAndroidのUIとWordPressのUIが重なってしまい操作できなくなる場合があることに気がつきました。

こんな感じで、WordPressのUIがAndroidのUIに隠れてしまいます。

スマートフォンで編集するときにあまり不便を感じた記憶がないので検証してみましたが、確かにスマートフォン版ではUIが重なる現象は起きませんでした。条件は双方ともAndroidかつChromeでそろえているので、恐らくスクリーンサイズごとの挙動の違いが原因だと思います。

スマートフォン版なら全く問題ありません。

解決策

検証しているうちに、タブレットの場合でもテキストの範囲選択の方法によって挙動に差があることが分かりました。タッチ操作でテキストを長押しすると上の画像のようにUIが重なりますが、キーボードでShift+→キーによって範囲指定をするとそもそもタッチ用のUIが出ないので問題になりませんでした。

また、範囲指定をタッチ操作で行った場合でも、その後にキーボード操作でCtrl+Kを押すとWordPressのショートカットキーでリンクを挿入できることも分かりました。物理キーボードありきの話なのでちょっとどうかとは思いますが、一応自分の環境では回避策があることが確認できました。

Googleアプリで水準器を使う

最近Androidに入っているGoogleアプリに水準器をはじめとした便利なツール群が搭載されていることを知りました。Googleアプリを起動して”水準器”と検索すればOKです。

こんな感じで、もちろん水準器そのもののWeb検索もしてくれますが検索結果の下に水準器が表示されます。横長ですが上下左右に気泡状の表示が動くので、いわゆる円形気泡管のように使うことができます。

もちろんスマートフォン本体のジャイロセンサーを利用したものなので正確さは実際の水準器には全く及ばないと思いますが、目安の測定程度には十分に感じます。自転車のサドルの角度を測るのに便利に使っています。

ほかにもサイコロを振るツールや楽器のチューナーなどの便利な機能のほか、簡単なゲーム機能も標準で搭載されているようでした。

【解決】Androidタブレットの映像を外部出力した際に解像度が異常に低くなる問題

Lenovo Yoga Tab PlusにUSBドックをつないで映像を外部ディスプレイに出力して使っています。ドックのHDMIポートを使って出力しているのですが、ケーブルを結線したときに画面解像度が640×480などの異常に低い解像度で出力される問題がありました。

私が使っているディスプレイはいわゆるWQHDで解像度は2560×1440です。USBドックは最高で3840×2160(30Hz)出力に対応しているので、リフレッシュレートが60HzであればHDMI1.4のいわゆるハイスピード規格で出力できるのではないかと考えていました。

しかし、タブレット自体の映像ソースは2944×1840(144Hz)ですし、ケーブル自体も長年使っているものなので原因切り分けついでにHDMI2.1規格に対応したウルトラハイスピードケーブルを買ってきました。

ケーブルの規格を上位のものにしたところ接続が安定するようになりました。

このケーブルでつないだところ、100%確実に外部ディスプレイへの出力が2560×1440(60Hz)で安定するようになりました。大は小を兼ねる的な発想でアップグレードしてしまいましたが、問題が解決したので何よりでした。状況から見て、やはり映像ソースのビットレートにケーブルが対応できていなかったのではないかと考えています。

Pixel Buds Proの充電ケースのみは購入できない

先日ワイヤレスイヤホンのPixel Buds Pro(初代)の充電ケースだけを紛失してしまいました。結局その後いろいろあって充電ケースは発見されたのですが、充電ケースのみを仕入れられないか調べてみました。

形状がなめらかで特にストラップホールなどもないので割となくしやすいとは思います。

まず、公式のGoogleストアで補修部品として充電ケースだけ購入できないかを調べてみましたが、取り扱いはなさそうでした。

ダメ元でGoogleのサポートにも問い合わせをしてみましたが、紛失の場合にケースだけを購入することはできないということでした。

もちろん個人間取引を利用したり、中古品を部品取り目的で購入したりしてケースを復活させる方法もあるとは言え、Google公式の手段としてはケースだけ買うことはできないようです。またうっかり紛失しないように気をつけておきたいと思います。

AndroidタブレットをPC風に使う(IME編)

AndroidタブレットをPC風に使う場合、キーボードを接続して使うことになります。キーボード使用時に気になるのがIMEの問題です。試行錯誤の結果ATOKプロフェッショナルに落ち着いたので試したIMEの使用感をまとめておきたいと思います。

Gboard

まずはデフォルトで使用できるGboardです。純正品だけあって使い心地はなかなか良く、変換の精度もかなり良いように思いました。US配列キーボードであっても日本語入力できるのでこの点も問題なしでした。

概ね問題なさそうだったのですが、変換時に文節を選択する際、矢印キーの横で移動する方式になっているのがちょっと気になりました。いわゆるマイクロソフトのIMEと同じスタイルです。設定変更でATOKスタイルに変えられると良かったのですが、それもできなさそうだったので少々惜しい感じでした。

Wnn Keyboard Lab

Gboard以外に国産のスマホなどで採用例のあるオムロンのWnnも試してみました。こちらは試してみて早々に変換精度に少々問題があるように思えたので採用には至りませんでした。レスポンスは非常に良く感じたのでその点は惜しかったです。

もっとも、私が試したのは無料版なので有料版であれば変換性能が異なる可能性はあります。

ATOK for Android Professional

PCでも使っているATOKも試してみました。最初は月額300円のスタンダード版を使ってみたのですが、スタンダード版についてはAndroidでキーボードをサポートしていないということでした。実際に使ってはみましたが、全く使えないことはないものの少なくともUS配列のキーボードには対応していませんでした。

そこで、お試しで月額600円のプロフェッショナル版を試してみています。プロフェッショナル版であればキーボードがサポートされ、また配列もJIS配列とUS配列を選択することが可能になります。公式にUS配列をサポートしているのは心強いです。

驚いたのはAndroid版のATOKについてはスタンダード版とプロフェッショナル版で体感できるくらいの性能差があるように感じたことです。スタンダード版のATOKもそれなりに満足のいく内容でしたが、プロフェッショナル版は明らかに高性能だと思いました。

月額600円というのは自分の感覚では結構いいお値段には感じるのですが、さすがに有償製品だけあって総合的には一番優れているという感想です。

まとめ(Gboardもとても優秀)

一旦はATOKを使っている状況ではあるのですが、変換キーの挙動さえMS-IME風でなければGboardも全く性能面では問題なく感じました。少しMS-IME風の変換スタイルに慣熟できないかにトライしてみて、問題なさそうならタブレットに関してはGboardに変更するかもしれません。

Android版Chrome(135)から外部パスワードマネージャーの明示的な設定が可能に

1passwordからニュースレターから来ていたので確認したところ、表題の通りAndroid版Chromeでパスワードマネージャーをビルトインのものにするか、外部のものを使うかを選択可能になるそうです。

実際にAndroid版Chromeの設定を確認したところ、確かに選択できる設定がありました。

1passwordによれば、1passwordをAndroidで今後も使用する場合はこの設定を明示的に”別のサービスを使用して自動入力”にする必要があるそうです。

今のところ影響があるのはAndroid版のChromeとBraveだけということなのですが、ほかのChrome系のブラウザにも影響が波及してくるか気になるところです。

AndroidタブレットからHDMI出力をすると突然音が出なくなる問題

先頃からAndroidタブレットを場面によってはPC代わりに使用しています。基本的にUSB-CコネクタにUSBドックをつないでHDMI出力を作り、PC用のディスプレイにミラーリングして使用しています。

1つ困っているのが音声出力先が勝手に変わってしまうことです。外部ディスプレイとHDMI接続をした場合、音声の出力先をAndroidデバイス本体または外部ディスプレイから選択することができます。

私の環境ではタブレットの方がスピーカーの性能がいいので本体出力にしています。ところがこれが前触れなく音声が出なくなってしまうことがあります。

対処法

音声が出なくなってしまった場合、音声の出力先を1回外部出力にして再度タブレットに戻すと音が出るようになります。

一応これで確実に直るのですが、不意に音が出なくなるので毎回これをやるのは少々面倒に感じています。HDMI出力周りが怪しいと思っているのでそのうち見直してみたいと思います。