Android」カテゴリーアーカイブ

Pixel7をAndroid15にアップデート

先日Android15がリリースされ、Pixelデバイスからさっそく展開が始まっています。私のPixel7も手動でアップデートスキャンを行ったところAndroid15にアップデート可能だったので、さっそくアップデートしてみました。

What’s new in Android 15, plus more updates

[Google Product news]

前回の14の時はホーム画面のカスタマイズ機能が追加されたので見た目に分かりやすい変更でしたが、今回の15に関してはセキュリティなどを中心とした中身のアップデートが主体という印象を受けます。

盗難からの保護

Android15搭載の端末では端末のセンサーを利用して盗難に遭ったときの挙動を自動的に判断して端末をロックする機能が追加されているそうです。

また、盗難されてしまった後にSIM情報を削除したり、デバイスを探す機能を無効化したりするような窃盗犯が実行しそうなアクションが複数失敗するとデバイスをロックダウンする機能も追加しているということです。

ユーザー自身の正規の操作で誤発動したら大変そうに思いましたが、盗難からの保護機能はON/OFFが選択でき、デフォルトではオフになっています。必要に応じて利用できるのでこの点問題ないと思います。

アプリへのアクセス保護

マネー系のアプリや人に利用を知られたくないアプリなど、機密性の高いアプリについて”プライベートスペース”と称する別の空間にアイコンを移動させることができるようになっています。プライベートスペースへのアクセスは端末のロック解除とは別の方法で保護されるため、端末自体のロックと合わせると2段階の防壁があることになります。単純にアプリの存在を盗み見されるのが嫌だという場合でも便利に使えると思います。

Androidで就寝中のいびきを監視する

Androidの機能を調べていたら、健康管理目的の機能の中に面白そうなものがありました。

Android のおやすみ時間モードとは? 便利な活用シーンや設定方法を紹介

[android.com]

元々就寝中に通知が来るのが嫌だったのでお休みモードは使っていたのですが、別途許可することで「最近のおやすみ時間のアクティビティ」として就寝中の咳といびきを記録できることは今回初めて知りました。

スマートフォンのマイクが就寝中も動いているという点はちょっと気味が悪いですが、実験目的で数日運用してみています。

幸いにしてほぼ全く就寝中の咳やいびきは記録されていません。さすがに常用するにはちょっと抵抗のある機能なので、寝たつもりなのに寝不足だったり、起きた時点で疲労感がある時などにオンにして、ちゃんと寝られているかどうかの裏付けに使ってみようかと思っています。

Pixel9シリーズが発表

予告されていたとおりGoogleからPixel9シリーズの発表がありました。今回は9Pro・9ProXL・無印9に加えて折りたたみ式の9Pro Foldも発表されています。従来はProと無印の2種類構成で発表されていましたが、9シリーズは4種類となりました。

新しい Google Pixel 9 シリーズ、Google AI の最高の機能をお届け

[Google Japan Blog]

新しくプロセッサにはTensor G4を搭載し、8シリーズ比で画面の明るさとバッテリー駆動時間が大きく改善しているということです。

また、Google One AIプレミアムプランが必要ということですがGeminiと気軽に会話できるGeminiライブチャットが新たに実装されているということです。発売時点では日本語には対応しないということです。

AI関連についてはGoogleも力を入れているのが伝わってくる内容で、上述のGeminiライブチャットに加えてAI処理のために本体メモリも増強してあるということです。

無印グレードを比較する

私の場合購入するなら無印9だなと思ったので、Pixel7・8・9の個人的に気になっていた点を比べてみました。

Pixel 7Pixel 8Pixel 9
高さ(mm)155.6150.5152.8
幅(mm)73.270.872
厚さ(mm)8.78.98.5
重量(g)197g187g198g
最大輝度1,000ニト-1,400ニト1,400ニト-2,000ニト1,800ニト-2,000ニト
バッテリー持続時間24時間以上、最長72時間24時間以上、最長72時間24時間以上、最長100時間
広角カメラ50メガピクセル、f/1.8550メガピクセル、f/1.6850メガピクセル、f/1.68
ウルトラワイドカメラ12メガピクセル、f/2.212メガピクセル、f/2.248メガピクセル、f/1.7
メモリ量8GB8GB12GB

外形についてはPixel8比でやや大きくなりました。7比でわずかに小さいくらいになっています。ウルトラワイドカメラが強化されたことでマクロ撮影にも強くなっているということです。

私は手が小さいので無印7でもやや手に余る感じがしているのですが、これ以上大きくならなかったのはありがたいところです。

価格の方は9Proが日本円で159,900円、無印9が128,900円となっています。米国価格と比べると1ドル=160円前後になります。ここ最近で急に円高になったのでちょっと損な感じもしますが、ちょっと前の実勢に基づいた価格設定という感じがします。

Pixel9 Proの外観が一部公開

8/14のGoogleのイベントで発表になるというPixel9 Proですが、上半分ほどの外観が公開されました。

Pixel7、8と角が丸っこい本体が続いていましたが、今回は側面のエッジが立った形になりました。iPhoneっぽい印象を感じる見た目です。カメラレンズ部分は帯状に出っ張っていたものがカメラレンズ部分が独立して出っ張っているようになりました。横長にレイアウトされている点は変わらずといったところです。

この横長にレンズが出っ張っている部分について好き嫌いがあるようなのですが私は気に入っていて、縦向きで机に置くとレンズ部分がちょっとしたスタンド代わりになって、わずかではありますが角度がつくので便利だと思っています。保護用のスリーブから出すときもレンズ部分に指をかけて取り出せるので何かと便利に使わせてもらっています。

Androidのデバイス捜索機能がアップデート

Android端末にはGPSを利用した”デバイスを探す”というデバイス捜索機能があります。もしデバイスを紛失してしまった場合は別の端末から位置を検索したり、端末の情報を消去することができます。

4月くらいにこの機能のアップデートが予告されていましたが、最近私のPixel7にアップデートが配布されてきました。

5 ways to use the new Find My Device on Android

[Google Product Updates]

従来はデバイスを探す際に対象デバイスがGoogleアカウントにログインしている必要がありました。

今回のアップデートではデバイスが周辺の端末とBluetooth通信した履歴をもとにデバイス位置を推定するようになっているということです。このため単体でネットワーク通信機能を持たないBluetoothタグなども捜索可能になっているそうです。

どの端末が位置情報を特定したかは暗号化されてGoogleに提出されるため、誰が自分の端末位置を報告したかは分からないように処理されているということです。また、この仕組みを使用しないようにオプトアウトすることもできるということです。

Pixel8aが登場

GoogleからPixel8系の廉価版モデルであるPixel8aの発表がありました。

Google Pixel 8a、色鮮やかでパワフルな AI スマホがお求めやすい価格で新登場

[Google Japan Blog]

既に発売されているPixel8と比較してみると、カメラやカバーガラスの種類など細かい部分の違いはあるものの、寸法も含めてほとんど同じようなスペックに感じます。特にプロセッサはTensor G3で共通なので、カメラ性能にそこまでこだわりがないという方であればかなりお買い得と言えるのではないでしょうか。

国内価格は72,600円ということですが、米国価格は$499ということです。計算してみると1ドル145円くらいになるので、実勢の為替相場に対してかなりサービス価格と言えると思います。

性能面はともかく毎度新製品が出る度にサイズが大きく感じるのですが、大画面化の流れはまだまだ継続しそうです。

Androidのアラーム予告通知をオフにする

スマートフォンを目覚まし時計代わりに使っていると、指定した時刻の前に”次のアラーム”という内容の通知が出ます。目覚まし時計運用をしているとこのアラーム予告で目が覚めてしまい、二度寝するにもできなくなることがあったのでオフにしてしまうことにしました。

設定→通知→アプリの通知 で時計アプリを選択すると、種類別に通知のON/OFFを選択できます。今回の場合であれば”次のアラーム”をOFFにしておけばOKです。

Androidホーム画面の候補アプリ

Androidのホーム画面にはアプリアイコンを設置できますが、オプション設定をすることでアプリの候補を表示することができます。

この”ホーム画面上に候補を表示”という設定をONにしておくと、ホーム画面最下段にAndroid側で予測した候補アプリが表示されるようになります。

上の画像にもある通りここに表示されるアプリは利用頻度や時間帯などによって自動的に変化するものだそうで、私が使っている限りでは正確なおすすめを表示してくれているように感じます。

ただ、最下段全部が推測されるアプリだと少々使い勝手が良くないので、アプリアイコンが5列あるうち3列までは固定のアプリとし、残りの2枠を推測アプリの枠にしています。これだと使用頻度の少ないアプリも時と場合に応じて推測枠に出現するので、固定アプリとのバランスが良く気に入っています。

”ホーム画面上に候補を表示”の設定をした後に推測アプリのアイコンを削除し、通常のアプリアイコンで置き換えればこのような設定にできます。

Android14にアップデート

Android14が展開開始されているということで、試しに手動でスキャンしたらインストール可能な状況だったので早速インストールしてみました。

パッと見では大きく見た目が変化したところはないですが、事前の情報通りロック画面やホーム画面のカスタマイズ機能は強化されていました。せっかくなので時計のフォントデザインを変えてみました。

また、ベータ版の”テーマアイコンをON”を設定するとアイコンのカラーがホーム画面のテーマカラーに統一され、単色の見た目になります。

しかしアプリによってはテーマカラーに対応していないものがあり、それらは色がそのままなので未対応のアプリが浮いた感じになってしまいます。まだ対応アプリが少ないゆえにベータ版なのだと思いますが、多くのアプリが対応すれば色がうるさくない落ち着いたホーム画面が作れると思います。

体感ではバッテリーのもちがかなり改善されている感があるのですが、同じ条件でAndroid13と比較することができないのが残念です。

Made by Google 2023

恒例のMade by Googleが開催され、Androidの新バージョンと新製品が発表されました。

Pixel8シリーズ

Pixel8とPixel8ProはAIによる処理がさらに強化され、CMでもおなじみとなった消しゴムマジックに加えて編集マジックが使用可能になり、物体の移動などにも対応するようになったそうです。

また、Pixel8シリーズはサポート期間が従来の5年から7年に延長されています。昨今端末の価格も高額化しているので、長く使えるのは良いことだと思います。

Pixel8はPixel7比でわずかではありますがサイズが小さくなっているのが良いと思います。私はかなり手が小さいので、Pixel7を含めて6.1インチ以上のスクリーンサイズを持つスマートフォンは文字通り手に余る感じがします。最近はスマートフォンの大画面化が著しいですが、この辺でブレーキがかかってくれるとありがたいです。

Android14

Android14はPixelシリーズから順次展開されるとのことです。バックグラウンドアプリのCPU使用率が最適化された結果、より省電力になっているそうです。

ロック画面のカスタマイズ性が向上しているそうで、テンプレートから色味やフォントを自由に選んでカスタマイズできるようになっているそうです。また、ホーム画面全体を単色のテーマで統一することもできるようになるということです。

直接の性能とは関係ない部分の強化ですが、私は割と何でもカスタマイズするのが好きなので楽しく遊べそうな機能だと思います。

Android 14 が登場。さらなるカスタマイズや便利な設定、ユーザー補助機能など

[Google Japan Blog]