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Google Play開発者サービスが、[数字8桁]にメッセージを送信しようとしています という通知

先日Pixel7で表題のような見慣れない通知が表示されました。特にSMSを送信するようなアプリはないはずと認識していたので不審に感じました。選択肢が示されていたので一応送信しないということにした上で、何が原因でこのようなメッセージが表示されたのか調べてみました。

調べてみたところ、どうやらGoogleアカウントの電話番号自動確認機能がメッセージを送信しようとしていたようです。

スマートフォンの電話番号を確認する

[Android ヘルプ]

こちらのドキュメントを読んでいくと、

電話番号の所有者が変わっていないことを確認するため、Google と携帯通信会社は定期的に電話番号の再確認を行います。携帯通信会社の通信料がかかる場合があります。

との記載があるので、定期的にSMSで電話番号の再確認を行っているのではないかと思います。この電話番号の自動確認はGoogleアカウントの管理画面にログインして、個人情報→連絡先情報→電話でオン/オフを選択できます。まだこのメッセージが本当に電話番号確認のためのものなのかがはっきりしていないので、一旦オフにしてメッセージが出なくなるかを観察してみようと思います。

IIJmioがJerry Starを取り扱い開始

IIJmioは回線以外にスマートフォン本体の端末も取り扱っているのですが、今回超小型端末のJerry Starが取り扱いラインナップに加わったそうです。

IIJmioで「Xiaomi 15/15 Ultra」発売、MNP特価あり 未使用品「iPhone 16」「 Pixel 6」も

[Itmedia モバイル]

携帯電話の回線は長らくIIJmioのお世話になっているので少々興味を引かれるところです。Jerry Starは2023年発売の端末で、さすがに目新しさはなくなってきていますが、3インチで重量116gというスペックは今時とても珍しいものです。

ここ最近のスマートフォンの大型化で、特に自転車に乗るときにスマートフォンを持ち歩くのが少々しんどく感じているので、こういった小型端末は気になっています。自転車に乗るときは万が一の時に最低限電話かSMSで通信ができればOKなので、そのあたりを割り切ったお手頃な端末がないものかと思っています。

Pixel 9aが発表される

GoogleのPixelシリーズの廉価版という位置づけであるPixel 9aが発表になりました。

グーグルが「Pixel 9a」発表、499ドル~

[ケータイWatch]

aシリーズというと廉価版とはいいながらも上位機譲りの機能を意外に多く搭載しており、ハイコストパフォーマンス機として人気があるイメージです。

Pixel 9aで一番特徴がある点というとやはり外形ではないかと思います。昨今のスマートフォンではカメラの高性能化に伴ってレンズ部が出っ張ることが多くなっていますが、Pixel 9aは本体とレンズがフラットになっています。

カメラ自体は8シリーズ比で高機能化しており、上位機で利用できる2枚の写真を合成してそれぞれに写っている人物を合成する“Add me”に対応しています。またaがつくモデルとしては初めてマクロフォーカスを搭載しているということです。

Pixel9シリーズにはGeminiの軽量モデルである”Gemini nano”が搭載されていますが、Pixel 9aにも搭載されるそうです。Gemini nanoはオンデバイスで動作するGeminiの軽量版で、Android端末の比較的ハイエンドなものでのみ使用可能な機能です。

端末本体の耐久力も高いということで、価格次第では法人向けとしても結構いい端末になるのではないかという気がしています。

3月のPixel Drop

GoogleのPixelシリーズには定期的にPixel Dropという昨日のアップデートが配信されてきます。旧世代の端末にも場合によっては現行機種の機能が搭載されることがあるのでちょっと楽しみにしています。3月のPixel Dropは結構盛りだくさんなものでした。

3 月の Pixel Drop:日本語対応した便利な AI 機能やアプリ、レコーダーや Gemini Live のアップデートなど

[Google Japan Blog]

Gemini Liveのマルチモーダル機能

今回特に大きなアップデートに感じたのはGemini Liveがマルチモーダル機能に対応したことです。元々Pixel9では利用できたのですが、今回のアップデートでPixel6以降でも利用可能になりました。

今回のマルチモーダル対応で画像を材料にした質問もできるようになったので、例えば出先で見つけたものの写真を撮ってそれについて調べてもらうなどと言ったことが簡単にできます。対象自体が何なのかを調べてもらったり、スペックや製造年を質問するなどの使い方ができます。

生成AIがマルチモーダル対応するのは今に始まったことではないのですが、Pixelに搭載されていると写真の撮影から音声コマンドによる質問までがシームレスなので、ユーザー体験としてなかなか良いものになっています。

様々な本体動作モードの作成

Pixelではスケジュールや端末が特定の位置にいることなどをトリガーとして本体の動作モードを変更することができます。プリセットとしてサイレントモードやおやすみモードがあります。

プリセットに加えて任意の本体動作モードを追加できるようになっていました。通知を出す出さないの選択や、特定の人物からの通話のみ受け付ける設定など細かいカスタマイズができるので、特定の場面用の動作モードを作れるようです。

Pixel6系と7系のサポート期間が延長

2024年12月のPixelシリーズへのアップデート発表と同時に、旧製品であるPixel6シリーズとPixel7シリーズのサポート期間の延長が発表されたそうです。Googleのサイトを見ると確かにサポート期間が延長されています。

Google Pixel にソフトウェア アップデートが提供されるタイミング

[Google Pixel ヘルプ]

私が今使っているPixel7に関しては、サポート期間は発売日から3年間でその間はAndroidのメジャーアップデートや新機能を提供、それ以降については何年間かは忘れてしまいましたが重要なセキュリティ更新のみ提供となっていたように思います。

今回はAndroidのメジャーアップデートと新機能の提供が2年間延長されたので、使おうと思えばかなり長く使えるようになったと言えます。サポート期限に追われるように買い換えを検討しなくて済みそうなのは朗報だと思います。

Pixel7をAndroid15にアップデート

先日Android15がリリースされ、Pixelデバイスからさっそく展開が始まっています。私のPixel7も手動でアップデートスキャンを行ったところAndroid15にアップデート可能だったので、さっそくアップデートしてみました。

What’s new in Android 15, plus more updates

[Google Product news]

前回の14の時はホーム画面のカスタマイズ機能が追加されたので見た目に分かりやすい変更でしたが、今回の15に関してはセキュリティなどを中心とした中身のアップデートが主体という印象を受けます。

盗難からの保護

Android15搭載の端末では端末のセンサーを利用して盗難に遭ったときの挙動を自動的に判断して端末をロックする機能が追加されているそうです。

また、盗難されてしまった後にSIM情報を削除したり、デバイスを探す機能を無効化したりするような窃盗犯が実行しそうなアクションが複数失敗するとデバイスをロックダウンする機能も追加しているということです。

ユーザー自身の正規の操作で誤発動したら大変そうに思いましたが、盗難からの保護機能はON/OFFが選択でき、デフォルトではオフになっています。必要に応じて利用できるのでこの点問題ないと思います。

アプリへのアクセス保護

マネー系のアプリや人に利用を知られたくないアプリなど、機密性の高いアプリについて”プライベートスペース”と称する別の空間にアイコンを移動させることができるようになっています。プライベートスペースへのアクセスは端末のロック解除とは別の方法で保護されるため、端末自体のロックと合わせると2段階の防壁があることになります。単純にアプリの存在を盗み見されるのが嫌だという場合でも便利に使えると思います。

Androidで就寝中のいびきを監視する

Androidの機能を調べていたら、健康管理目的の機能の中に面白そうなものがありました。

Android のおやすみ時間モードとは? 便利な活用シーンや設定方法を紹介

[android.com]

元々就寝中に通知が来るのが嫌だったのでお休みモードは使っていたのですが、別途許可することで「最近のおやすみ時間のアクティビティ」として就寝中の咳といびきを記録できることは今回初めて知りました。

スマートフォンのマイクが就寝中も動いているという点はちょっと気味が悪いですが、実験目的で数日運用してみています。

幸いにしてほぼ全く就寝中の咳やいびきは記録されていません。さすがに常用するにはちょっと抵抗のある機能なので、寝たつもりなのに寝不足だったり、起きた時点で疲労感がある時などにオンにして、ちゃんと寝られているかどうかの裏付けに使ってみようかと思っています。

Pixel9シリーズが発表

予告されていたとおりGoogleからPixel9シリーズの発表がありました。今回は9Pro・9ProXL・無印9に加えて折りたたみ式の9Pro Foldも発表されています。従来はProと無印の2種類構成で発表されていましたが、9シリーズは4種類となりました。

新しい Google Pixel 9 シリーズ、Google AI の最高の機能をお届け

[Google Japan Blog]

新しくプロセッサにはTensor G4を搭載し、8シリーズ比で画面の明るさとバッテリー駆動時間が大きく改善しているということです。

また、Google One AIプレミアムプランが必要ということですがGeminiと気軽に会話できるGeminiライブチャットが新たに実装されているということです。発売時点では日本語には対応しないということです。

AI関連についてはGoogleも力を入れているのが伝わってくる内容で、上述のGeminiライブチャットに加えてAI処理のために本体メモリも増強してあるということです。

無印グレードを比較する

私の場合購入するなら無印9だなと思ったので、Pixel7・8・9の個人的に気になっていた点を比べてみました。

Pixel 7Pixel 8Pixel 9
高さ(mm)155.6150.5152.8
幅(mm)73.270.872
厚さ(mm)8.78.98.5
重量(g)197g187g198g
最大輝度1,000ニト-1,400ニト1,400ニト-2,000ニト1,800ニト-2,000ニト
バッテリー持続時間24時間以上、最長72時間24時間以上、最長72時間24時間以上、最長100時間
広角カメラ50メガピクセル、f/1.8550メガピクセル、f/1.6850メガピクセル、f/1.68
ウルトラワイドカメラ12メガピクセル、f/2.212メガピクセル、f/2.248メガピクセル、f/1.7
メモリ量8GB8GB12GB

外形についてはPixel8比でやや大きくなりました。7比でわずかに小さいくらいになっています。ウルトラワイドカメラが強化されたことでマクロ撮影にも強くなっているということです。

私は手が小さいので無印7でもやや手に余る感じがしているのですが、これ以上大きくならなかったのはありがたいところです。

価格の方は9Proが日本円で159,900円、無印9が128,900円となっています。米国価格と比べると1ドル=160円前後になります。ここ最近で急に円高になったのでちょっと損な感じもしますが、ちょっと前の実勢に基づいた価格設定という感じがします。

Pixel9 Proの外観が一部公開

8/14のGoogleのイベントで発表になるというPixel9 Proですが、上半分ほどの外観が公開されました。

Pixel7、8と角が丸っこい本体が続いていましたが、今回は側面のエッジが立った形になりました。iPhoneっぽい印象を感じる見た目です。カメラレンズ部分は帯状に出っ張っていたものがカメラレンズ部分が独立して出っ張っているようになりました。横長にレイアウトされている点は変わらずといったところです。

この横長にレンズが出っ張っている部分について好き嫌いがあるようなのですが私は気に入っていて、縦向きで机に置くとレンズ部分がちょっとしたスタンド代わりになって、わずかではありますが角度がつくので便利だと思っています。保護用のスリーブから出すときもレンズ部分に指をかけて取り出せるので何かと便利に使わせてもらっています。

Androidのデバイス捜索機能がアップデート

Android端末にはGPSを利用した”デバイスを探す”というデバイス捜索機能があります。もしデバイスを紛失してしまった場合は別の端末から位置を検索したり、端末の情報を消去することができます。

4月くらいにこの機能のアップデートが予告されていましたが、最近私のPixel7にアップデートが配布されてきました。

5 ways to use the new Find My Device on Android

[Google Product Updates]

従来はデバイスを探す際に対象デバイスがGoogleアカウントにログインしている必要がありました。

今回のアップデートではデバイスが周辺の端末とBluetooth通信した履歴をもとにデバイス位置を推定するようになっているということです。このため単体でネットワーク通信機能を持たないBluetoothタグなども捜索可能になっているそうです。

どの端末が位置情報を特定したかは暗号化されてGoogleに提出されるため、誰が自分の端末位置を報告したかは分からないように処理されているということです。また、この仕組みを使用しないようにオプトアウトすることもできるということです。