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Pixel7のカメラ撮影テスト

Pixel7のカメラ機能テストのためいくつか写真を撮ってみました。

なかなか解像感が高く、さすがの新型スマートフォンという感じです。背面カメラはセンサーサイズが1/1.3インチということでPixel3a XL比で2倍近く大きくなりました。センサーサイズだけで言えばPENTAX Q-S1よりも大きいサイズです。

面白いのは超解像ズームという機能で、最大で8倍までのズーム撮影を行うことができます。カメラ自体は光学ズームを搭載していなかったと思うので、画像処理で擬似的にズームを行っているものと思います。

等倍での撮影です。
8倍での撮影です。

いわゆるデジタルズームですが、結構実用的なものに感じます。カメラを近づけるとピントが合わないものであっても、遠目にピントを合わせてデジタルズームで拡大して撮ることで擬似的にマクロ撮影ができそうです。

Android機種変更時の認証アプリの引っ越し

今回Pixel3a XL→Pixel7間のAndroid端末同士での機種変更を行いました。データ移行はケーブルで両端末を直結するだけで、アプリや設定は大体同期ができたのでいわゆる”端末の引っ越し”的な手作業はほとんど生じませんでした。

唯一の手作業引っ越し

唯一手作業になったのは認証アプリに入っている認証情報の引っ越しです。私はいくつかのサービスのワンタイムパスワード発行用にMicrosoft Authenticatorを使用しています。

アプリ本体は端末間のデータ移行でコピーされますが、中に入っている認証情報はコピーされないので注意が必要です。もしコピーできてしまうと認証用デバイス自体がコピーできるのと同じなので、挙動としては確かにこれが正しいものと思います。

認証情報の引っ越し

認証情報の引っ越しは、旧端末の認証情報を使用して認証アプリを使うサービスにログインし、MFA(多要素認証)を行う方法やデバイスを再設定すれば大丈夫です。サービスによっては多要素認証端末を複数登録できるものもありましたが、安全性の観点から引っ越し完了後には旧端末の登録は解除しておくのが良いと思います。

もし認証情報を引っ越さないまま旧端末を処分してしまうと、通常の手順ではサービスにログインができなくなってしまいます。データ移行時にあわせて作業をしてしまうのが良いと思います。

MicrosoftのAzure Active Directoryの例です。この動画では旧端末が何らかの原因で使用不能になったというシナリオで新端末にMFAを設定しています。アカウントにはSMS認証など別の認証方法で一旦ログインし、Microsoft Authenticatorの情報を再登録しています。

Pixel7を買いました

アップデート配信が来なくなってしまったPixel3a XLの後継を検討していたところだったのですが、Pixel7を購入しました。

Pixel6aと迷いましたが、発売時のキャンペーン込みで考えると若干Pixel7が優勢だったのでこちらを選択しました。

サイズ感

サイズは幅・高さ・厚みがそれぞれ73.2mm x 155.6mm x 8.7mmとなっています。重量は197gです。Pixel3a XLは76.1mm x 160.1mm x 8.2mmとなっています。重量は167gです。

サイズは若干小さくなっているのですが、触ってみた感じではほとんど変わりません。重量も多少重くなっていますが、重くなっていることを意識して持たないと違いには気がつかない程度です。

前のスマートフォンがXLではないPixel3などであればかなり大きくなった感じがしたと思いますが、私としてはサイズ感据え置きという感想です。

カメラ内蔵部分が帯状に出っ張っているので、この点が持ったときに多少気になる場合があります。

処理速度

最初に驚いたのは処理速度です。起動時間はおおよそ12秒前後で、今まで使ってきたAndroid端末の中では圧倒的な速さです。

スマートフォンはそうそう電源を切るものではないですが、一番性能面での違いが分かりやすいポイントでした。

それ以外にもアプリのインストールや更新はかなり高速で、さすがに2019年の端末と比べると差があるように感じました。

移行支援

端末間の移行に関してはていねいなマニュアルが公開されているほか、作業中にも画面にガイダンスが出るので迷うことはありませんでした。この内容であればそれほどこういった機器の操作に詳しくない人であっても自力で移行ができるのではないかと思います。

データを移行する

[Google Guidebooks]

Android同士での移行だったからかもしれませんが、移行元端末の方にもデータを移行中などの表示が出るのは親切に感じました。

まず第一印象としてはこんな感じでした。Pixel3a XL同様、シンプルかつ高品質にまとまっている印象です。カメラの性能については追って色々試してみたいと思います。

Made by Google 2022

日本時間では昨晩のことですがGoogleの新製品発表会がありました。

話題になっているのはPixel Watchですが、個人的には2023年に発売予定だというPixel Tabletが気になっています。

最近Androidタブレットは話題になる新製品が少なくなってしまった印象がありますが、そんな中でPixel7と同じチップセット構成のタブレットを投入するということなので期待しています。

スマートフォンもそろそろ買い替え時だと思っているのでPixel 7とPixel 6aで迷っています。

Pixel7と7Proが10/6にお披露目

秋にPixel7の情報が公開されるという話が出ていたと思うのですが、10/6に情報が公開されるそうです。

今使っているPixel 3a XLは今年の5月でアップデート配信の対象外になってしまい、Androidの更新やセキュリティアップデートが配信されなくなってしまいました。目下次の機種を検討中です。

Pixelの無駄の無さは非常に気に入っているので、次の機種もPixelにしようと思っています。

そんなわけでPixel7は楽しみではあるのですが、割とPixelのハイエンドラインの製品は本体が大柄なのと、為替や物価高騰などの影響で値段がとんでもないことにならないかが心配です。

パスワードマネージャー(1Password)を導入

様々なサービスの認証情報を管理するのが大変になってきたので、専用の管理ソフトであるパスワードマネージャーを導入することにしました。

いくつか製品がある中で、試用の結果1Passwordが良さそうだったので正式に採用しました。有償のサービスで価格は月$2.99となっています。

パスワードマネージャーのメリット

パスワードマネージャーを使うと個別のパスワードを記憶しておく必要がなくなるので、極めて複雑なパスワードをサービス毎に設定できます。そのため、パスワードの使い回しや強度不足の問題を解消できます。

また、パスワードの不正利用が確認された場合に通知してくれるWatchtowerという機能があるので、もしもの時にもすぐに対応ができるということです。

入力する時もブラウザのエクステンション経由で半自動入力できるので、手間がかからず非常に便利です。1PasswordとVivaldiの組み合わせの場合はChrome用エクステンションで問題なく入力できました。

モバイルOS用のアプリもあるので、PCとスマートフォンで同じ1Passwordアカウントによる認証情報の管理が可能です。

マスターパスワードの保護

パスワードマネージャーのパスワード(マスターパスワード)は別途管理の必要がありますが、認証用アプリとしてMicrosoft Authenticatorを設定することができます。この設定を行うことで1Passwordのサービス自体が二要素認証で認証されることになるので、より安全に運用することが可能です。

認証情報の棚卸しにも

導入して便利になったのもさることながら、1番効果があったと感じるのは認証情報の棚卸しができたことです。認証情報を1Passwordに登録していく過程で必要ないアカウントや、あるいはサイトリニューアルで使えなくなったアカウントなどを整理することができました。

認証情報の管理が気になる方に

個人で有償のパスワードマネージャーを使うというのはなかなかハードルが高く感じましたが、実際に使い始めてみると妥当な費用という感想です。

管理もしやすくなりましたし、従来採用していた”手元の手帳に書いておく”という方法に比べて入力が楽なので助かっています。14日間試用もできるので、気になる方は是非試用をオススメします。

IIJmioの値下げ

メインの回線としてお世話になっているIIJmioの料金が値下がりするそうです。

IIJmio「ギガプラン」を4月から値下げ、4GB/990円など

[ケータイWatch]

昨年も同じくらいの時期に料金体系のリニューアルがありましたが、その時は大手キャリアがサブブランドの格安プランを発表しているタイミングだったので、それを受けてのリニューアルといった雰囲気でした。今回の値下げは純粋に値下げのようです。

特に4GBプランは他のプランに対して値下げの幅が大きく、力が入っているのではないかと思います。既に十分安いのであまり無理はしないで頑張って欲しいと思います。

Pixel 3a XLのイヤホンジャックを掃除する

Pixel 3a XLのイヤホンジャックにプラグを差し込んだ状態で、プラグに触ったりプラグが動いたりした時にいわゆるガリノイズが発生するように感じたので、イヤホンジャックを清掃してみることにしました。

イヤホンジャックの清掃には歯間ブラシや綿棒がよく使われるそうです。今回は家にあった綿棒の綿部分をむしって、イヤホンジャックに入る程度の径にして使いました。

接点のトラブルなので接点復活剤などの利用も考えられますが、スマートフォンに接点復活剤はあまり使いたくありませんでした。そこでシリコングリス除去用の無水アルコールを含ませてクリーナーとしました。

清掃してみたところ大きなものではありませんでしたがホコリのかたまりが出てきて、清掃後かなりガリノイズは出にくくなりました。

スマートフォンは日々色々な場面で運用されているので、たまにはこうやってイヤホンジャックも清掃した方が良さそうに思いました。

Pixel 3a XLに複数の指紋を登録する

Pixel 3a XLは指紋認証でロックが解除できるので便利です。指紋認証は便利な一方で手荒れやケガなどで指先に物理的な変化があると認証を受け付けなくなってしまいます。

ちょうど冬場ということもあって指先が荒れ気味で認証が通りにくくなっていたところだったのですが、調べてみたところ指紋は複数登録可能なんだそうです。

指紋で Google Pixel のロックを解除する

[Pixel Phoneヘルプ]

比較的荒れにくい左手の指をサブとして登録してみました。右手のコンディションがイマイチなときは左手で認証が解除できるようになり、便利に使えるようになりました。

指紋は最大で5つまで登録可能ということです。

Android12がリリース

Googleから新たにPixel6シリーズと、あわせてAndroid12がリリースされました。

Android12はありがたいことにPixel3シリーズ以降であればアップデート対象になるため、我が家のPixel3a XLにも適用可能です。

手動でアップデートをスキャンしてみたところ、さっそくインストールすることができました。

やはりパッと見でインパクトが強いのはUIの変更です。今回のアップデートでは思い切ってデザインを買えてきているように思います。カラーリングもデフォルトの設定では壁紙の色味と連動するため、使う人によりUIの見た感じも結構違うものになります。

そのほかの変更点も見ていくと、プライバシーダッシュボード機能は便利だと思いました。これはカメラやマイクなどプライバシーに関わる機能にどのアプリがアクセスしていたかをタイムライン状に表示できるものです。

自分が使っているアプリがいつどのタイミングでハードウェアのどの機能にアクセスしているかは、一旦アプリをインストールしてしまうと分かりにくくなってしまうものです。このプライバシーダッシュボードを使うとこの分かりにくい部分が可視化されるので、アプリの権限設定や棚卸しなどに活用できます。