FL Studio」カテゴリーアーカイブ

FL (Extended Memory).exeの行方

先日のEdisonでメモリを消費しつくしてしまった話の関連です。
そういえば昔はメモリを多く積んだマシン用に”FL (Extended Memory).exe”というデフォルトの”FL.exe”と別の実行ファイルがあったけどどうなったんだろう?と疑問に思いました。
もしかして”FL (Extended Memory).exe”でEdisonを実行すれば長尺録音にも耐えられるかも…という淡い期待あってのことです。

ヘルプを調べてみると、FLが11になった時に扱いが変わっているんだそうです。

”FL (Extended Memory).exe”は”FL.exe”に名称が変更され、デフォルトの実行ファイルになっているんだそうです。
11以降はデフォルトで2GB以上のメモリにアクセスできるということですね。

ちなみにFLのインストールフォルダを見ると”FL (Compatible Memory).exe”という実行ファイルがあります。
こちらはデフォルトの”FL.exe”で不具合が出る場合用で、メモリアクセスは2GBに制限されているそうです。

というわけで、やっぱりEdisonで長尺録音は厳しそうです。

FL Studio Groove

Image-Lineからのニュースレターに載っていました。

Groove Machine単品をWindows8アプリにしたような感じですね。

Groove MachineはステップシーケンサがついていてKORGのElectribe的な見た目をしていましたが、FL Studio Grooveはピアノロールでの組み立てになっているようです。
Windows8 PCの画面をフルに使うこともあって、お手軽作曲アプリに留まらず結構細かいトラック作りにも対応している雰囲気です。

見た目の引きとしてはX-Yコントローラがレイヤーで出てくるのがかっこいいです。

お値段は自分のPCからストアにアクセスして確認したところ400円でした。

FL Studio GURUのコンプレッサー解説

何かと奥が深いというコンプレッサーです。
わしも分かっているような分かっていないような…という感じでなんとなく使っています。
チュートリアル動画でおなじみのFL Studio GURUにわかりやすい動画が上がっていました。

どこのパラメータを変えるとどう変わりますよーという感じでわかりやすい内容です。試したことはなかったですがリリースを小さくすると結構音が歪むもんなんですね。

DTM用ではもちろん、ミックスを録音するときもいわゆるかけ録りをすることがあるのでこういった基礎はしっかり押さえておきたいところです。

FL Studio 11がリリース

コツコツバージョンが上がってきていましたがとうとうメジャーアップデートとなりました。
とりあえず新要素は例によって動画にまとまっています。

Lifetime free updateですので今回のアップデートも無料です。

10以降のここ最近のバージョンは割りとパフォーマンスモードが強化されていましたが、画面タッチでも結構実用的なパフォーマンスができるようです。
ちょっと楽しそうです。

Grossbeatをオートメーションクリップでトリガーする

買ったそばからGrossbeatで遊んでいたところ、Grossbeatを曲の中でオートメーション操作する方法が気になりました。

ミキサー上のGrossbeatのミックスレベルをオートメーションクリップ化すれば0%or100%でオンオフが可能ですが、これではGrossbeatのパターンが切り替えられません。
パターンの数だけGrossbeatを呼び出すのも現実的ではないので方法を調べてみました。

フォーラムなどを当たってみたところ、Grossbeatのタイムスロット上で右クリックをするとタイムスロットエンベロープという形でスロットの種類をオートメーションクリップで指定できることがわかりました。
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タイムスロット上で右クリックをしてオートメーションクリップを作ります
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FL10.9 betaがリリース

また前バージョンと若干隙間が空きましたが10.9が出ました。
今回の10.9は比較的試用期間が長く、2013/3/1まで使えるそうです。

FL Studio 10.9 Beta
[Image-Line]

どの辺が変わったのかダウンロードして見てみたいと思います。

上の紹介にもありますが10.9なので10番台はこれで使い切ってしまいました。ということはいよいよ来年の前半にも11が出るのでしょうか。ここも楽しみなポイントの1つです。

FL10.8 Public betaがリリース

10.6が10/1までだったのでbeta版が存在しない状態が1日くらいあったような気がしますが、無事に10.8が出ました。
10.8は12/1で使用期限切れになるそうです。

【既知の問題】
・FL専用のMaxxプラグイン(Sawer, Toxic Biohazard, Groove Machine)をプロジェクトと一緒に保存すると、プリセットがロードできなくなる。
→VST版は問題ないようです。

・mp3のレンダリングに失敗する。
→別のバージョンのFLからlameenc.dllをFL10.8betaのフォルダにコピーすると直るそうです。

【改修された点】
・プレイリストトラックが最大99から199に増強

・コンテンツライブラリをダウンローダの中のタブとして表示できるようになった

・新しいフォントとアニメーション
→「UIにアニメーションなんか要らんのじゃ!!」という方はオプションでオフにもできます。

・大量のバグ修正


フォントが変わったので結構雰囲気も変わりました。

メディアプレーヤーとサウンドカードの罠

FL Studio Guruに上がっていた動画が面白かったのでご紹介します。

FL上とメディアプレーヤー(例ではWMP)で音が全然違うと思ったらメディアプレーヤーの方でEQ等々のエンハンスがONになっていた…という内容です。

動画中ではサウンドカードに搭載されているエフェクト類についても触れられています。こちらはコントロールパネル等からアクセスしないとどのようなエフェクトがかかっているのか分かりにくいから余計に大変そうですね。

BassDrum(デモ版)を試用

FL10.6betaに入っていたBassDrumデモ版をちょっと細かく見てみました。

ほぼ正方形の面白いUI配置になっています。

発音部はメインとサブの2種類があり、それぞれの音程をちょっと変えてあげると様々な音程・音色のキックドラムが作れます。

面白いのは中央にあるサンプルレイヤー部で、ノイズ音をキックドラムの音に合成して音色をアレンジすることができます。
任意のwavファイルを合成したりすることももちろんできますが、最初から8種類ほど使えるノイズ音が入っています。

大体好みの音ができたら最後の一味のような感じでノイズ音を加えてあげると楽しそうです。

類似プラグインのFruit Kickに比べるとかなり色々設定ができるようになっています。
いろいろできる分逆に音の設定に困ってしまう場合もありますが、プリセット音色も80個近く入っているので使えます。
各プリセット音色に対してサンプルレイヤーで多少雰囲気を変えれば好みの音も見つかるのではないかと思います。

デモ版と銘打っているので恐らく正式版は有償になるのではないかと思いますが、いくらくらいになるのかがちょっと気になります。

FL10.6がリリース(されていた)

今日来たニュースレターで初めて知りました。
うっかりしてました。

主な改善点や新要素としてはまずコードに大きく修正が入っていることがあるようです。
プログラムの根幹に関わる部分に手が入っているらしく、FL終了時にエラーメッセージが出る可能性があるそうです。
メモリリーク等のエラーを見かけたらぜひ報告してほしいとのこと。

プラグインとしてGroove Machineのシンセ部分を取り出したと思われるGMSと、Fruity Kickの上位互換風のキックドラム専用プラグインのBassDrumが加わっています。

その他、FL10.6と直接関係ないですが7/1-7/13の間40%オフセールの開催も告知されていました。
FL本体・Deckadance・プラグインなど全体的に安くなっています。

というわけでDeckadanceは今なら$59(house edition)または$107(club edition)で入手可能です。