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Operaのスピードダイヤルをバックアップしたい

Opera15以降、なんとOperaからはブックマークがなくなり、スピードダイヤルがその役割を担うことになりました。
この辺はやはり混乱もあったようで、18からは試験的ながらGoogle Chrome同様のブックマークバーが実装されるという話もあります。

で、このスピードダイヤルをバックアップしたいのですが頼みの綱のOpera Linkは相変わらずOpera12の情報を保持している上、時々なぜかアクセスができなくて使い勝手が悪いです。

先日なんとなくOperaのユーザーフォルダをのぞいていたらどうもスピードダイヤルの情報を記録しているらしい*.dbファイルを見つけました。

\Users\[ユーザ名]\AppData\Roaming\Opera Software\Opera Stable内にある”favorites.db”と”favorites.db-journal”がそれです。
どうもSQLiteのDBファイル(とジャーナルファイル)のようです。SQLiteのDBファイルの中身をのぞけるソフトで見てみると、確かにスピードダイヤルの情報が格納されています。

SQLite Database Browser
[窓の杜]

試しにこの2つのファイルを移動させてみたところ、スピードダイヤルは空になりました。
また元に戻すとスピードダイヤルは元に戻りました。
原始的な方法ですが、この要領でDBファイルをコピーして保存しておけばOperaを入れなおした時などでも対応できそうです。

Operaユーザにとっては超既出情報だったのかもしれませんが偶然発見してうれしかったのでまとめておきました。

OperaのChangelogの掲載場所

Chromiumベースの物になって以降Changelogの詳細版はメジャーリリースの時しか更新されなくなってしまったようです。

Opera Changelogs for Windows
[Opera.com]

こちらが従来のChangelog置き場です。

ですが、Opera自体のアップデートは結構細かくかかっています。
アップデートの詳細については、デスクトップ版開発チームのblogに詳しい情報が載るようになったようです。

Opera Desktop Team
[http://my.opera.com/desktopteam/blog/]

直近ですと23日付のエントリに短いながらChangelogがくっついています。
さすがにアップデート毎に中身を取り上げることはないと思いますが、動向はチェックしているので何か興味深い修正が加わったらエントリにするかもしれません。

Opera16が登場

いきなり1バージョンアップというのも戸惑いますが16が出ました。
Chromiumが29になったほか、フォームの自動入力機能が復活したそうです。
Opera15のChromiumは28だったので、Chromiumがバージョンアップすると1増えるメジャーアップデート扱いになるんでしょうかね。

「Opera 16」正式版公開、フォーム自動入力が復活、試験機能の設定切替に対応
[Internet Watch]

この他に試験機能のオン・オフも切り替えられるようになっていますが、見てみると現状でも56個の試験機能があります。
中にはMac用のなんかもありますがすごい数ですね。

Opera15系のアップデート

ChromiumになったOperaですが、本家のChrome同様アップデートは細かくなっているようです。

Opera 15 to be even better!
[Opera Desktop team blog]

上の記事は直近の15.0.1147.148リリース時のものだと思いますが、従来のChangelogのコーナーは15リリース時から更新されていません。
マイナーアップデートはともかく、メジャーな変更が入ればblogの方でとりあげてくれると思うので、そっちを当てにした方がいいんでしょうかね。

Opera15がリリース

Nextは先んじて公開されていましたが、Chromium Operaの安定版がとうとう登場です。

「Opera 15」の安定版リリース 「Opera 12」も並行して提供継続
[ITmedia]

昨日の晩にこのニュースを見た時にそういえば自動アップデートがかからなかったなと思いましたがそれもそのはず、12系と15系は分離し、12系も当面はセキュリティリリースのみ行うそうです。
レンダリングエンジンがBlinkになりかなり高速になりました。

また、Nextで採用されていた通りスピードダイヤルはフォルダのように使うこともできるようになっています。
その他、ページを仮保存できるスタッシュ、ニュースを配信してくれるディスカバーが追加されています。

意外だったのは現状で結局ブックマークが実装されておらず、スピードダイヤルにブックマークインポータが標準で用意されている点です。
Nextにブックマークがなかったのは単純に未実装なだけかとも思いましたが、やはりOpera的には脱ブックマークという方向性があるのでしょうか。

130703_01
インストーラのアイコンがかわいい

130703_02
揃い踏み

ContentBlockHelperがChromium Operaに対応

いつも愛用している広告ブロックエクステンションのContentBlockHelperが6/17付の8.1.2.15でChromium版のOperaにも対応してくれました。

ContentBlockHelper
[工房らくだ舎]

Operaにインストールしたい方はこちら

色々なルールで広告やスクリプトをブロックできるエクステンションなのですが、特にCSS規則を利用できるのが大変柔軟性が高く重宝しています。
ありがたいことです。

Opera NextのLink機能がちょっとアップデート

Nextも時々アップデートがされますが、直近バージョン(15.0.1147.44)でLink機能が強化されました。

Opera Linkで同期しているブックマークを15.x系のスピードダイヤルにインポートすることができるようになっています。
15.x系からはスピードダイヤルをフォルダのように使うことができるので、ブックマークのフォルダを作っている場合はそのままスピードダイヤルのフォルダとしてインポートされます。

15.x系からはいわゆる従来型のブックマークは実装せずに、スピードダイヤル(とスタッシュボックス)で同様の機能をまかなおうということなのでしょうか。

Chromium版のOperaが登場

Opera Next15.0としてChromiumベースのOperaが登場しました。

Opera、Chromiumベースのデスクトップブラウザ「Opera Next 15」公開
[ITmedia]

あんまりバージョンアップがニュースになることのないOperaですが、今回は大きな方向転換ということもあって結構記事が出ています。

早速入れてみましたが、使用感はなかなか快適です。期待できる軽快さがあります。
SpeedDialに結構手が入っており、SpeedDialをフォルダのように使ったり、お気に入りに入れるほどではないけど一時的に情報を保持しておきたい場合向けのスタッシュボックスという機能が追加されています。

Opera Linkは現状完全に引き継げていないようで、同期をかけるとお気に入りへのリンクを一覧表示するWebサイトにアクセスができるようになっています。

Opera12.15がリリース

Android版のOperaはベータ版ながらWebkit採用のものがリリースされているようですが、デスクトップ向けはまだまだなんでしょうか。

今回の12.15はマイナーアップデートで、検索窓のデフォルトのサーチエンジンがサードパーティ製のアプリで上書きされる問題に対応しているそうです。
その他、レポートされているセキュリティ上の脆弱性の修正も含んでいるそうです。

changelogもいつもどおり出ています。

OperaがWebKitベースに

ちょっとびっくりするニュースでした。

Operaが独自路線を転換、ブラウザエンジンをWebKitに切り替え
[ITmedia]

PrestoはOperaの独自性を象徴する部分でもありましたが、なかなか自社のみでWebKitやGeckoあたりと戦っていくのはさすがに効率が悪いという判断なんでしょうか。
ちょっと前にWebKitベースのモバイル向けブラウザを作っているというニュースがあって、その時は「またOperaの人たちが面白い実験しているよ」くらいにしか思わずにスルーしていたのですが、HTMLレンダリングエンジン変更の前兆だったんですね。

Opera、新モバイルWebブラウザ「Ice」を公開へ
[ITmedia]

Prestoがなくなってしまうのはちょっと寂しい気もしますが、WebKitベースのOperaもなんだか楽しそうです。