凍結防止剤自動散布装置 まきえもん

長野県内の道路を走っていると気になるのは、時折道路の横に設置されている凍結防止剤自動散布装置です。よく「動作中は走行注意」といった内容の看板とともに設置されています。

凍結防止剤というのはいわゆる塩化カルシウムだと思いますが、動作中は危険と言われるとどのように動作するものなのか興味深い機械です。

しかしながらこの機械は厳冬期に動作するものなので、動いている様子を自転車で見学しに行くわけにも行きません。調べてみるとありがたいことに製造元の前田製作所様が動作中の動画をYoutubeに掲載して下さっていました。

実際の動作を見ると、内部の回転翼状の部品がかなりの勢いで塩化カルシウムの粒を打ち出しているのが分かります。装置の形状からいわゆるスモークマシン的に細かい粒を前方に吹き出す構造なのかと思っていましたが、意外でした。

動画では諸元はもとより動作フローまで紹介してくれているので、見応えがあります。動画の最後に真光寺ループ橋が出てくるところも長野感があって良いです。

関山駅

足をのばして妙高方面まで行ってみました。善光寺平から妙高方面に向かうと妙高高原周辺が最高点で、そこからは長い下りになります。下りの途中にあるのが関山駅です。

開業から130年以上経過しているという大変歴史のある駅です。

駅の周辺を何となく走っていたところ、旧関山駅の跡地が残っているのを発見しました。

線路とプラットホームが残っています。

この1つ次の二本木駅がスイッチバック駅ということは何かで聞いて知っていたのですが、関山駅もスイッチバック駅だったのは知りませんでした。

少し近くで撮影した写真です。

帰宅してから調べてみたところ、この関山-長野間は長野県で初めて開業した鉄道区間なんだそうです。開業以来の位置に割と明瞭な痕跡が残っているので、色々と想像が捗るスポットです。

切り干し大根(カレー味)

よく食べている切り干し大根ですが、毎回味はしょうゆとみりんの甘辛味です。これはこれで何の不満もないのですが、何パターンかバリエーションを持っておきたいと思ったので、カレー味の切り干し大根を作ってみました。

ちょっと茶色が薄い感じがしますが、これがカレー味切り干し大根です。味付けはカレー味にする時によく使うカレーの壺(辛口)、トマトピューレ、砂糖少々です。複雑な味付けにしてしまったのが災いしてか、味を決めるまでの微調整がかなり大変でした。

味付けに苦労した一方で”カレー味はどうか”という試み自体はうまくいったように思います。カレーの壺が好きなのでカレーの壺ベースで考えましたが、難しいことを考えなくて済むように缶入りカレー粉+コンソメパウダーくらいの味付けにした方が楽かもしれません。最近はカレー炒めの素になるような練り状の調味料もあるので、そういったものを活用するのも手だと思います。

エゾハルゼミ

最近自転車で標高の高いところに登っていくと、何かの生き物の鳴き声が耳に入ります。調べてみるとエゾハルゼミという夏前に活動するセミの鳴き声なんだそうです。こんな早い時期から活動しているセミがいるとは驚きです。

飯綱高原周辺でよく耳にします。
上の写真の場所で録音したものです。
P9 liteで録音したデータをFL Studioでノーマライズ後、フェードイン・アウトの加工を施しています。

録音はスマートフォンで録ったものなので迫力はいま一つですが、実際に現地で聴くとかなりの大音量です。周辺の雰囲気も相まってちょっと不思議な印象を受けます。エゾハルゼミは7月頃には活動しなくなってしまうそうです。

長野市戸隠支所

今まで近くを通過するだけだった戸隠支所の前に行ってみました。かつての戸隠村役場です。役場周辺にはJA・学校・診療所と公的な施設が集中しています。

支所目の前の道路は山を2つ越えて篠ノ井へ向かう県道86号ですが、戸隠周辺では規格もあまり良くありません。戸隠神社方面へ向かう県道76号とのアクセスは、並行する県道404号の方が改良が進んでいるので便利だと思います。

最近はさすがの善光寺平でも汗ばむ陽気になる日が増えてきました。夏場には戸隠一帯が自然冷却システムとして活躍しそうなので、今のうちに探検を進めておこうと思います。

両車線にあるハッピードリンクショップ

北信地域にもかなりの数が存在するハッピードリンクショップですが、中野市永江の国道117号沿いに珍しい形態のハッピードリンクショップがあります。

分かりやすいようにトリミングしてしまいましたが、道路の両側にハッピードリンクショップがあります。店としては同一でなく、長野市方面へ向かう車線にあるのが永江店、飯山方面に向かう車線にあるのが永江2号店です。

飯山方面の車線には歩道があるので、永江2号店には時々休憩でお世話になっています。

シャプトン 刃の黒幕

料理をほぼ毎日していますが、欠かせないのは包丁です。料理好きの方からオススメの砥石をご紹介いただいたので購入してみました。シャプトンの”刃の黒幕”というシリーズです。

シリーズは番手により10種類で展開しています。最も粗いものが120番、最も細かいものは30000番となっています。今回購入したのは1000番です。とりあえず1つ持つなら1000番か2000番ということでした。紹介してくれた方によると仕上砥の番手まで揃えれば鏡面加工のような研ぎもできるそうです。

ケース入りです。

この砥石のいいところは非常に作業性が良く、簡単にかえりが出ることです。今まで使っていたレンガ色の汎用砥石はかなり一生懸命研がないと刃がつかなかったのですが、この砥石は短時間で作業ができます。

また、事前に給水させておく必要がほぼ無いので、研ぐに至るまでのハードルが低いのも良いところです。結果として、毎週末ちょっと研ぐくらいの使い方でも無理なく運用できます。

弱点は入手性が少々良くないことと相対的に見て高価なことですが、これだけの機能を有しているので全く割高感はありません。

やはり刃物の切れ味がいいと料理もさらに楽しくなるので、料理が好きな方には絶対オススメの砥石です。

冠着駅

前から是非行ってみたかった篠ノ井線の冠着(かむりき)駅に行きました。駅名は近隣の冠着山からきています。冠着山は別名姥捨山とも呼ばれるので、オバステの名称の方がメジャーかもしれません。

とても静かな駅ですが、有人駅です。

行政的には筑北村に属しますが、交通アクセス的には麻績村に近い駅です。市街地からは少々離れており、山間の田畑の中に駅が立地しています。

駅前の県道494号です。戸倉上山田温泉方面と接続しているらしいのですが未調査です。

駅には無料駐車場があり、近隣の方はパーク&ライドで利用しているようです。

駅駐車場からの写真です。

緩いカーブになっているので、特急しなのや貨物列車などの長い編成が通ると迫力がありそうに思えます。

駅前にはきれいなお手洗いがあります。国道403号沿いはコンビニもそこそこありますが、2枚目の写真にある県道494号を走行する際など押さえておくと役立つポイントかもしれません。

期待通り静かで良い駅でした。

COMPUTEX2019のCEO基調講演動画

今回第3世代RyzenやRadeon RX5000シリーズが発表されたのはCOMPUTEX2019のCEO基調講演の中ででした。YoutubeのAMDアカウントがフル版の動画をアップロードしてくれています。

1時間少々の大ボリュームで前半がRadeonの話題、中盤はパートナー企業からのゲスト登壇、Ryzenの話題は55分前後からとなっています。

英語が部分部分しか分からないので見るのは毎度大変なのですが、力を入れて話しているポイントや、会場の記者の方々が注目する場面(皆さんが撮影機材を持ち上げるので何となく見当がつきます)をチェックするのが面白いです。

AMDが7nmCPUを発表

COMPUTEX TAIPEI 2019で、AMDが第3世代Ryzenの発表を行ったそうです。

【速報】AMD、新「Zen 2」アーキテクチャで12コアの「Ryzen 9 3900X」

[PC Watch]

アーキテクチャは第2世代RyzenのZen+からZen2に更新され、プロセスルールは7nmになりました。GPUの方ではRadeon VIIが7nmでしたが、CPUにも7nm製品が登場することになります。

Zen+は初代Zenと基本的な構造は変わらず制御面での進化がメインでしたが、今回はアーキテクチャそのものが更新されているので、性能面でも飛躍があるものと予想されます。

物理的なソケットは引き続きAM4が使用されます。同じ物理ソケットを長く使えるところはAMDが注力してくれているところです。

Socket AM4 Platform Longevity: Getting Ryzen 3000 Ready

[AMD Gaming blog]

今回の第3世代Ryzenの登場に合わせて新チップセットのX570が登場していますが、初代Ryzen登場時のX370チップセットでもBIOSを更新すれば第3世代Ryzenに対応できるそうです。

自分の環境では初代Ryzenの1600Xに全く不満はないのですが、このようなアップグレードパスが用意されているのはありがたいです。第3世代Ryzenの詳報はこれから色々出てくると思うので、楽しみです。