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新しくなった妙高大橋

国道18号の妙高大橋が2021年の8月に新しくなっているということだったので、見に行ってみました。妙高大橋は新潟県妙高市内、鉄道駅で言うと妙高高原駅と関山駅の中間くらいにあります。大田切川という川をまたぐ橋です。

調べてみると旧橋は1972年の建設で、2022年で建設から50年を迎える橋だったそうです。主要道路である国道18号の橋なので交通負荷も大きく、近年様々な部分が老朽化していたそうです。そこで旧橋の西側(妙高山側)に新橋が建設され、既に交通は切り替わっています。

供用開始から1年経過していないのでまだまだ新品同様といったおもむきです。歩道もあります。

隣に旧橋が見えます。

旧橋は老朽化が理由ということもあり、訪問した時には通行止めとなっていました。かなり大規模な建造物ですが、今後どうするのか気になります。

復旧した海野宿橋

東御市にある海野宿橋が2022/3/1より復旧し通行可能になっているということだったので、様子を見に行ってみました。海野宿橋は2019年台風19号で被災し、長らく通行できない状態になっていました。

写真のように舗装もきれいに打ち直され、万全の状態となっていました。写真向かって右側の堤防部分も強固に補強されていることが分かります。

こちらは1枚目の写真とは逆方向の小諸方面から上田方面を見た写真です。橋りょう自体は流失したわけではなかったのですが、舗装に関してはあわせてリニューアルされているようでした。

海野宿橋を含む海野バイパスは国道18号と国道152号を結ぶ区間でもあるので、通行できるようになったことで長和町や諏訪方面とのアクセスも改善したのではないかと思います。

東御市海野宿橋は3/1に開通予定

2019年の台風19号の被害で長らく通行止めだった東御市の海野宿橋がとうとう2022/3/1に開通するとのことです。

東御市道 白鳥神社線が3月1日に復旧完了。海野宿への主要アクセス道路が再開通。2019年台風19号で「海野宿橋」流出など被害

[トラベル Watch]

2021年度中の復旧を見込むということだったので、予定通りに復旧が完了することになります。

この橋が通行可能になると国道18号の海野宿入口交差点から直接海野宿方面に入ることができ、観光に非常に便利です。また海野宿入口交差点からはしなの鉄道の大屋駅まで右左折なしで移動できる海野バイパスと呼ばれる道路があり、こちらも良く通らせてもらっています。

ぜひ動画などで紹介したい道路なので、復旧後に自転車で走ってみるのが楽しみです。

長野県道174号 内村橋が復旧

2019年の台風19号災害で被災し、約2年間にもわたって通行止めが続いていた県道174号の内村橋が復旧し、本日より通行可能になったとのことです。

内村橋を含む県道174号は上田市丸子と鹿教湯方面を結んでいるルートの1つです。丸子から鹿教湯に向かう場合ルート選択はそれほど多くないので、渋滞解消など期待ができます。

従来の橋は歩行者用の橋と車両用の橋が分かれていたようですが、新しい橋は両車線にそれぞれ歩道がついています。

こういった話題があるとまた鹿教湯方面にも出かけてみたくなります。

羽広大橋

飯山市北部の”みゆきのライン”という道路沿いに羽広大橋という大きな橋が架かっています。高低差があり、下を流れる川を含めて美しい景観が楽しめる場所です。

このみゆきのラインはJAPAN ECO TRACKという人力による観光周遊ルートにも登録されている道路となっています。千曲川に並行する形で山側を走っていくルートなので、飯山方面から走って行くと単純な往復もできるほか、帰りは千曲川沿いの県道408号、または国道117号で帰るということもできます。

閑散とした道路で割と気に入ってはいるのですが、ところどころ路面状況が良くないのが惜しいところです。桑名川駅付近から飯山駅方面へ向かうと下り基調になって振動が身体に響くので、飯山駅から見て”行き”のルートに採用すると良いと思います。

海野宿橋の復旧工事

2019年に長野県内に大きな被害をもたらした台風19号の復旧も大分進んできた感じがします。その中の一つである東御市の海野宿橋の復旧工事現場を見て来ました。

海野宿橋は国道18号から分岐し、千曲川沿いを通る海野宿バイパスの橋です。この橋があるおかげで国道18号から直接海野宿の駐車場にアクセスできていたのですが、台風19号災害で護岸が損傷を受け、橋台がまるごと川に落下するという大きな被害になりました。

一時は落橋の恐れがあるということで、橋の下を走っているしなの鉄道が運休するなどの影響がありました。

2021年9月時点では道路の路床部分の工事が進んでいます。橋と路面がつながるとかなり元に戻ってきた感じがします。

工事現場のフェンスに見学できるように1ヶ所開けている面があります。
今までの経過も写真で見られるコーナーがあります。

今回の復旧に当たっては、損傷を受けた護岸については今までの護岸に加えて外側に増加装甲のような護岸を追加したほか、路盤についても改良した土を使い耐久力を高めているということです。

近年工事の情報公開が盛んで、私のような道路や土木構造物が好きな者にとってはありがたいです。

笄橋(こうがいはし)

千曲川に架かっている笄橋のご紹介です。千曲川に架かる橋の中でも比較的小さめ・短めの橋となっています。

位置は坂城町と千曲市の境界付近で、橋の順番で言えば上流側の隣の橋が昭和橋、下流側の隣の橋は万葉橋となります。

右岸側の国道18号から渡ってみます。刈谷原交差点を川の方に入ります。

こちらが笄橋です。

堤防天端同士を橋が結んでいるわけではないので、橋を渡る時には坂を登ることになります。

左から上流側(上田方面)の様子、下流側(戸倉上山田温泉方面)の様子です。

左岸側から見るとこんな感じです。左岸側から見ると堤防からの距離は遠く感じます。

何となく埼玉県中西部の荒川や都幾川に架かる橋を思わせる簡素な橋です。あえて通行する理由はあまりないかもしれませんが、交通量はあまりないのでのんびり渡れるのは良いと思います。

親沢橋(小谷村)

長野県内にいくつかある中島武技師によるRCローゼ橋を見つけました。親沢橋という橋で場所は大糸線千国駅よりちょっと白馬方面寄りの道路です。

国道148号沿いではなく、並行する狭い道路に架かっています。この道路はかつての国道148号なんだそうで、親沢橋も架橋されたのは1937年、このタイプの橋りょうとしては日本で2番目に古い橋なんだそうです。

他のローゼ橋同様、シュッとしていて美しい橋です。
土木遺産の銘板です。

1937年架橋にしては新しい感じがしましたが、近年補修をしたとのことです。

反対側からです。橋の後ろには大糸線の線路が見えます。

橋の歴史もさることながら、この道路が糸魚川-松本間のメインルートだったというのはちょっと信じられません。昔は通行にさぞ苦労しただろうと思います。

犀川の旧明治橋の銘板

以前、犀川にかかる明治橋が現在とは違う場所に架かっており、橋自体の構造もトラス橋だったらしいということを航空写真をたよりに調べました。

明治橋の歩道部を通っている時に、旧橋の風景が銘板になっているのを偶然発見しました。

”トラス橋の明治橋”ということで当時の様子が絵で残っています。架設されたのは昭和9年(1934年)ということです。

現在の明治橋は1994年に完成したもので、1998年の長野オリンピックに向けて整備された道路の一環だったようです。

旧明治橋は銘板の情報によると橋幅5.5mとなっていますが、これはかなり狭かったのではないかと思います。一般的に地方部の道路は1車線3.0-3.5mを確保するのが通常なので、この”橋幅”が橋の有効幅員(実際に人や車が通れるスペースの幅)だったとしても通行には苦労したと思います。

狭い橋というと相模川の旧小倉橋のことを思い出しますが、あちらは幅員4.5mということでさすがの狭さです。

国道19号山清路地区の新橋

国道19号を松本方面に移動する際に、山清路付近で県道55号が旧八坂村方面に分岐します。その途中から犀川左岸を生坂村方面に走れることが分かったので、走ってみました。

道路自体は4輪車だと多少狭いかな?と感じるところもありましたが、自転車で走る分には快適でした。19号本線を走る場合でも生坂トンネル回避のために生坂村方面にう回はするので、この犀川左岸ルートは常用化しても良いように思いました。

途中で長野19号防災(山清路地区)事業の一環である橋りょう部分を下から観察することができました。

左岸側道路は全体的に快適に走れる道路でした。距離がかさむのを容認できればオススメです。
こんな感じで立派な橋が完成しつつあります。

山清路周辺も豪雨などにより土砂の流出が起きやすく、その度に長時間にわたって通行止めになりがちな区間だということです。このバイパスルートは災害の起きやすい危険箇所をカットするルート設計になっているそうなので、こちらも完成が待たれます。