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山清路大橋

以前から長野県道55号の山清路橋の下流にもう一つ大きい橋が建設中だったので気になっていました。先日付近を訪問したところ既に供用されていたので写真を撮影してきました。

橋の写真です。名前は新山清路橋(仮)だったところ、山清路大橋が正式名称となりました。ちなみに供用開始日は2020年12月13日とのことです。

国道19号方面の様子です。橋へのアクセス道路もご覧の通りかなりきれいに整備されました。

ちなみに旧山清路橋はまだ残っていますが、車両通行止めの規制がかかっています。旧山清路橋のために県道55号の筑北-差切峡-山清路区間は制限重量2tという厳しい規制がかかっていましたが、山清路大橋の供用で変化しているのではないかと思います。この辺りもそのうちチェックできたらしてみたいところです。

上田ローマン橋

秋頃のことですが、上信越自動車道の上田ローマン橋の写真を撮りました。

その名の通り、アーチが連続する古代ローマの水道橋のようなデザインの橋です。

位置的には東京方面から見て上田菅平ICの手前というところです。東京方面から走ってくるとこの橋が左カーブになるため、運転しながら橋のデザインを見ることができます。確か道路脇に”上田ローマン橋”の看板も出ていたように記憶しています。

自転車の視点だと菅平方面に向かう際に県道176号を選択するとくぐることになります。この橋を過ぎるといよいよ本格的な登り区間になるので、ランドマークとして印象に残る橋です。

中道橋(長野県須坂市・米子川)

須坂方面の探検をしていたところ、ローゼ橋を発見したので写真を撮りました。

中道橋という橋です。

ローゼ橋については千曲川に架かっている昭和橋をきっかけに知って気にするようになりました。その後も色々と調べていると長野県にはRC製のローゼ橋が多いそうです。

竣工は昭和36年3月ということですから、昭和橋の設計をした中島武氏の設計ではないと思われます。しかしながら、似た設計の橋りょうが後年に至るまで架橋されているというのは興味深いことです。

橋の下を流れる米子川は不思議なことに河原が赤くなっています。これは米子川の源流である四阿山(あずまやさん)に硫黄や銅の鉱床があり、そこから流れ出る水が酸性化していることが原因だそうです。

ここからかなり下って川の名称が百々川(どどがわ)と変わった辺りでも河川のph値は平均して4前後に達するとのことです。身近な物だとしょうゆやドレッシング並みということですから、特徴のある河川であることが分かります。

姫川橋

前から見に行ってみたかった土木遺産の姫川橋を見に行きました。以前エントリにした千曲川の昭和橋と同じ、中島武という技師の手による橋りょうです。

場所は大糸線の中土駅の北側ということで、行政的には小谷村ですが新潟県境に近いところです。

RCの無骨な感じと浅いアーチの組み合わせが美しい橋です。
橋の中ほどからの写真です。
ひめかわはし の銘板です。
土木遺産の銘板です。
解説板です。1939年竣工ということで、できてから80年以上経っていることになります。

鋼材がない時代だったゆえのRC造であったことは解説板を見て知りました。姫川橋のある県道330号・114号はかつての国道であったそうですが、今から80年も前にこの厳しい地形条件の場所に道路を開削し、橋を架けた人たちがいたことには感服するばかりです。

旧国道もかつての幹線の面影があり、沿道風景が面白い道路です。姫川橋はやはりスペック的には耐荷重に制限があるのか、このように大型車の通行を1台ずつにするよう依頼する看板が道中に出ていました。

犀川橋

長野自動車道で聖高原を越え、明科トンネルを抜けるとすぐに差し掛かるのがこの犀川橋です。その名の通り犀川に架かる橋です。

松本平に入り、ここまでの山間部から打って変わって突然視界が開けるので、印象に残りやすい地点だと思います。

写真はお隣の県道495号光橋の上から撮影しています。

昭和橋

春先の定番、千曲川サイクリングロードを利用して別所温泉までのツーリングに行ってきました。

千曲川に架かる橋のうち、ちょっと気になる橋があったので調べてみました。

ちょうどしなの鉄道の坂城駅付近にある昭和橋という橋です。狭いですが、コンクリート製の堅牢そうな橋です。

工事中なので車両通行止めです。
竣工は1931年だそうです。

ここしばらく補強工事中ですが、よく見てみると竣工は1931年(昭和6年)とかなり歴史のある橋のようです。

長野県のWebサイトで調べてみたところ、この昭和橋を始め似たようなコンクリート製の橋梁が県内に5つあるそうです。これらは中島武という技師の手による物で、【中島武設計のRCローゼ桁群】として土木学会の土木遺産に指定されているとのことです。

コンクリートのローゼ橋は長野県内に特に多いそうです。見かけたら気にしてみようと思います。

旭山橋

鬼無里に向かう国道406号の頼朝山トンネル手前で、いつも眼下に橋が見えるのが気になっていました。天気はイマイチでしたが、見に行ってみることにしました。

雪ですが…

旭山橋と言います。旭山というのは長野市街の北西にある山です。北陸新幹線で東京方面から長野に来ると、長野駅手前で進行方向の左側にマルコメの本社工場が見えますが、その背後の山です。

かなり古そうな橋に感じましたが、1978年竣工だそうです。

雪で何が何だか分かりませんが…

山の斜面に沿って水力発電所があります。中部電力里島水力発電所というそうです。建屋の窓の形が西洋の建物のようでおしゃれです。

フェンスの向こうに見える橋が国道406号です。

近隣にある長野商業高校の野球場があり、野球場の周辺には散策コースのようなものも整備されているようでした。

行き止まりの道ではあるのですが、なかなか興味深い一帯でした。

出丸冠水橋

入間川に架かっている出丸冠水橋です。

位置的には入間大橋と釘無橋のちょうど中間地点にあります。川島町と川越工業団地を結んでいます。冠水橋なので幅員は2.0m規制となっていますが、位置が良いのかかなり多くの車が通行しています。入間川サイクリングロードから直接アクセス可能です。

川越側から走って行くと、出丸冠水橋を渡った後も直進し続けることで本田航空飛行場の横を通って上尾道路まで出ることができます。荒川の方も樋詰橋という冠水橋で渡るので、冠水橋が連続します。

全体的に狭いので4輪車向きではないですが、県道12号のバックアップルートとして重宝しています。

県道28号の改良

飯能市街の西側を走っている県道28号が工事中だったので、写真を撮りました。県道28号は岩倉街道方面から飯能市街を結ぶルートの一つで、ちょっとだけですが山道的な雰囲気があって気に入っている道です。

写真は大河原交差点付近です。岩倉街道方面から走ってきて大河原交差点のちょっと手前で線形が大きく左カーブになるようです。

入間川に新しい橋りょうもかかる模様です。青い建設機械はクレーンで、クレーン間に張ったワイヤで資材を吊り上げるんだそうです。

せっかくなので反対側(入間川の左岸側)も見に行ってきました。

反対側にはプレハブの展示室があります。恐らく工事の進捗写真や完成予想などが見られるのではないかと思います。

県道70号と交差した後、飯能西中学校くらいまで延びて交差するようです。道路の方はかなり完成に近づいている様子でした。何も書かれていない青看板が新鮮です。

この県道28号なのですが、現道は大河原交差点の先で左折し、あまり幅の広くない橋を渡って丁字路で県道70号と接続する形態になっています。明らかにボトルネックになっていると思われるので、この改良は期待大です。橋りょうも含めた完成は9月頃になるようでした。

初夏?の座架依橋

初夏というには季節が早い気もしますし、実際の気温は真夏並みで何だか不思議な感じの天気です。この暑くなり始めというのがくせ者で、暑さに体が慣れていないときに高負荷をかけると体調が一気に悪くなってしまいます。

というわけで、毎度の相模川沿いを走りました。

一回青梅市街まで出て、国道411号→都道46号とつないで高尾経由で小倉橋辺りまで出ました。写真は高尾の多摩森林科学園前です。朝のうちに走ると新緑を透過した光がきれいです。写真は歩道で撮っていますが、車道は木のトンネルのようになっていて気持ちが良いです。

毎度の座架依橋です。丹沢の山が山影風に見えるのが春夏の特徴的な風景です。山がはっきり見える冬が割と好きではありますが、遠くにかすむ感じも悪くはないです。

川遊びの人なども出ていて、今の時期らしい景観です。6/1から鮎釣りが始まるので、鮎の釣り人が登場するといよいよ神奈川も夏間近という雰囲気になってくると思われます。

とは言え冒頭に書いた通り気候的には完璧に夏だったので、ジャージには塩分が浮いてくるレベルの発汗でしたし、10時間くらい外にいて水分は2.5Lほど摂取しました。あの水は一体どこに行ってしまったのでしょう。