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長野県道395号(1)

長野県道395号は稲荷山駅入口交差点と信州新町の国道19号川口交差点を結んでいる道路です。途中で旧信更町を抜けていく山道の区間もあります。今回は稲荷山方面から国道19号へ抜けてみました。

信更方面へは県道395号以外にも県道70号でも向かうことができます。県道395号は急勾配で幅員も狭いので、全線走破にこだわらないのなら県道70号をオススメします。

旧信更町の案内地図です。

県道70号でも信州新町に抜けられますが、今回は途中で左折します。行く先に千曲と書いてありますが、県道395号から分岐する390号に左折で入ると千曲市桑原へ降りていくことができます。

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長野電鉄屋代線跡の遊歩道

長野電鉄には2012年まで、屋代-須坂間を結ぶ屋代線という路線があったそうです。大体国道403号に沿うような線形になっています。

廃止になったのがつい最近ということもあり、綿内駅など鉄道施設の跡も良好に保存されています。先日ちょうどその綿内駅周辺を通りがかった時に、廃線跡が遊歩道化されているのを発見しました。

さすが鉄道の線路の跡で、横断線形は非常に優れています。とても見通しがよく走りやすい道路になっています。道路標示の真新しさから見るに、まだ整備されて間もなさそうです。

規制は歩行者用道路となっていますが、”自転車を除く”の例外があるので自転車も通行可能です。

ちょうど綿内駅跡の手前で終わってしまいますが、線路跡はまだ続いているので延伸も可能そうに思えます。

国道403号も割合走りやすい方の道路ですが、並行して遊歩道があるのであればこちらの方が安全に走れそうに思えます。平面交差が多少ありますが、それを差し引いても便利そうです。

屋代側の起点がどこなのかは不明なので、機会があれば現状の全線走破も試してみたいところです。

長野県道497号

大町市にある鷹狩山の東側を走る県道497号を走ってみました。道の駅ぽかぽかランド美麻と大町市八坂支所付近を結ぶ道路です。

道の駅ぽかぽかランド美麻の横にある起点です。

あまりメジャーな道路ではないと思いますが、一応起点付近には八坂に向かう道であることを示す看板が出ています。

スタートからはいきなり急な登りです。平均9%くらいの登りが3kmほど続きます。

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国道403号で聖湖に登る

以前麻績側から通った聖湖(猿ヶ馬場峠)に千曲側から登ってみました。

千曲側から登る場合は国道403号の治田小学校東交差点から約11km、平均5%の長い登りになります。頂上付近が平坦なので登りだけで見ると平均は6%くらいになります。

ほとんど勾配も一定で安定しており、木陰の区間が多いので暑い日でも涼しく走れます。唯一千曲側展望公園を過ぎてから1kmほどは平均勾配が8%くらいあるので、そこは少々辛く感じました。

最高点は不法投棄禁止という看板のあるコーナーだと思いますが、ここが猿ヶ馬場峠というわけではなさそうです。

このコーナーです。ここを過ぎるとしばらく下って聖湖です。
この看板が目立ちます。

聖湖に着いてみると、猿ヶ馬場峠は聖湖の近くの山中にあり、車道上に存在するわけではないようです。昔の善光寺道として登山道は残っているそうです。

この先に峠があるらしいのですが、SPD-SLでは辛そうです。

昔の道はとても興味のあるところなのですが、ロードバイクに乗る装備でそのまま見に行けなさそうなのが残念です。聖湖への道はそれほど交通量もなく、ボリュームのある坂を楽しく登れたのでルートパーツとして定番化しそうです。

林道李平線と本州のへそ

小川村と鬼無里を結んでいる県道36号は非常に気に入っている道の1つです。特に小川村側の星と緑のロマン館に至るまでの区間は、今まで走ってきた道の中でもトップクラスに気に入っています。

この道路には少し離れた所に並行する道路があります。林道李平線という看板を頂上付近で見かけるのですが、全線がその林道なのかは不明です。

位置的には県道36号よりやや美麻側、瀬戸川という川に沿って大洞高原に至る道路となっています。

長野市街から来る場合右折で入ることになります。

入口はオリンピック道路こと県道31号です。

この看板が目立ちます。途中に本州のへそという本州の”重心点”があるそうです。

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長野県道31号旧道の現地調査(3)

切石トンネル手前から切石トンネルの旧道を見てみます。

トンネルの前で旧道と新道がほぼ直行しているところです。旧道はまるでシケインのような半径の小さいS字カーブだったようです。

切石トンネル手前です。右手が旧道となります。トンネルの旧道は通行止めになってしまうことが多いですが、この道路は普通に通行できるようです。

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長野県道31号旧道の現地調査(2)

小川神社を過ぎて、横峯バス停付近から切石トンネル手前までの旧道を調査します。旧道の入口がまだ残っています。

左に曲がると旧道です。

ここはかなり長い区間の旧道がありそうだったのですが、通行止めになっていました。山際の道路なので落石の危険があるのかもしれません。

車止めの先に早速巨石が落ちているあたりが不穏な雰囲気です。

反対側の信濃屋商店さんの裏もすぐに通行止めになっています。

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長野県道31号旧道の現地調査(1)

先日写真判読で県道31号の線形が変わったと思われる所を調べましたが、現地も見てみたくなったので実際に走って見て来ました。まずは高府と小川神社の間の区間です。

新旧の橋が並行しています。

まずここは分かりやすい場所ですが、新道の隣に旧橋が残っています。

欄干を見るとかなり老朽化が進んでいそうです。鉄筋が露出している部分もあります。

同様に、旧橋が残っている箇所がもう1つあります。

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長野県道324号

長野県道324号は大糸線の簗場駅前から道の駅ぽかぽかランド美麻手前までを結んでいる道路です。美麻から仁科三湖の間は県道31号か33号がメインルートになると思いますが、この道路はほぼ最短距離で青木湖畔に出られるのが魅力です。

今回は簗場駅前から美麻に向かって走りました。標高は簗場駅前の方が高い片勾配の峠になっています。簗場駅前からなら登りは1.5km程度で済みますが、美麻側からだと平均11%近い坂を2.5km登ることになります。美麻側からは登っていませんが、このプロフィールを見る限り遠慮しておきたいところです。

直進すると県道324号という案内もされていません。

中綱湖の右岸側を通り、ちょうど中綱湖と青木湖の間で右折します。9割以上の車は大糸線の橋をくぐった後に国道148号に合流します。直進すると県道324号です。

道路は序盤こそ片側1車線ずつしっかりありますが、すぐに林道並みの規格になってしまいます。

面白いのは途中でヤナバスキー場のゲレンデを横切るところです。この設計の関係で冬季はどこかのタイミングで通行止めになるものと思われます。

このゲレンデ区間は短いですが12%近い急勾配区間となっています。ここを登り切ると登りは終わります。また、このゲレンデは人気の撮影スポットらしく、白馬方面を撮影されている方が複数いらっしゃいました。

美麻側の下りは引き続き林道並みの規格で常に10%以上の下りを下っていきます。ガードレールもほとんど無いので、オーバースピードで曲がりきれないなどということがないように注意が必要です。路面もかなり荒れているので、ブレーキングにも神経を使います。

ちょうど県道31/33号の青具交差点付近に出ます。

中綱湖からいきなり道の駅美麻まで戻れるのは便利なのですが、道路規格が過酷な割には車の交通量があるので積極的にはオススメできない路線だと思いました。自動車やオートバイの方も通る場合は脱輪などに細心の注意が必要だろうと思います。

仁科三湖から長野方面へは白馬に一度降りて県道33号で戻るか、木崎湖畔まで南下して県道393号→31号が良いのではないかと思います。

長野県道31号の旧道を写真判読する

いつもお世話になっているオリンピック道路こと県道31号ですが、小川村の中心部までは旧道と新道が完全に別々になっています。

小川村の役場などを過ぎると、沿道に線形改良の結果県道ではなくなってしまったと思われる旧道の痕跡をいくつか見かけるので、国土地理院の空中写真閲覧サービスの写真を使って比較してみることにしました。

比較対象にしたのは1977年撮影のCCB-77-3コースです。現在の道路線形については地物などを参考にフリーハンドで入力したものなので、精度は全く無いお絵かきであることをご承知おき下さい。

小川神社付近

[本エントリの画像は全て国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスを基にheboDJ.netが作成]
※クリックで原寸表示されます

小川神社付近では線形改良のために橋が1つ架け変わっているらしいことが読み取れます。大きくない道路橋なので微妙ですが、橋脚跡などが確認できるかもしれません。

興味深いのは小川神社付近です。現在も小川神社の参道と接続する急勾配の道路があり、道路に沿って人家や酒屋さんなどが並んでいますが、かつてはそちらが本線だったようです。この区間は改良で縦断・横断ともかなり線形は良くなったのではないかと思います。

横峯バス停付近

信濃屋商店さんというお店のある横峯バス停付近は大きく線形が変わっている区間です。かつてはかなり大きい逆S字になっていたようですが、ほぼ完全な直線になっています。

切石トンネル手前

切石トンネル手前もなかなか走って爽快な区間ですが、かつては土尻川の左岸に沿うように道路が走っていたようです。恐らく、極力橋が少なくなるように左岸に道路を寄せた結果こうなったのではないかと思います。

現在は横断線形を最優先して道路が通っています。土尻川に沿うように山を回り込んでいた区間も切石トンネルが整備されたため、直線に近い形で走行可能になっています。

こうしてみるとかなり大規模な改良が施されていることが良く分かります。旧道は廃道化せずに生活道路として使われ続けているものが多いので、改めて走ることも可能です。実地の調査も計画してみたいところです。