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高崎から小淵沢へ抜けるツーリング(1)

8月のことですが、あの雨連続の合間を縫って高崎から碓氷峠を経由して野辺山に至り、そこから小淵沢まで下って帰るというツーリングをしました。

ルートはこんな感じです。土地勘があるわけでもないので、基本的にメジャーな道を組み合わせたルートにしています。

高崎駅までは輪行です。輪行なので案の定お腹はご機嫌斜めでしたが、新兵器クイックビブによりそれほど慌てることもなく危機を脱しました。

ただ、電車降車後にトイレに行って動揺したのか、西口から出るはずなのに東口に出ていました。これは走り出して気づきました。上記のルート図には間違いを反映しています。

基本的にメジャーな道を選択したのですが、今回ちょっと工夫したことの一つが信越本線の南側を走ることです。国道18号はかなり高規格な道路なので、自転車はこちらの方が良いのではないかと思います。

いくつかルートの選択肢はありましたが、田んぼの中を走る気持ちの良い道を選びました。

磯部駅で休憩しました。駅は自動販売機とトイレが高確率で存在するので便利です。

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八王子西インター

久しぶりに秋川方面に自転車で出かけ、都道61号の戸沢峠などを走りました。途中にあるのが圏央道の八王子西インターです。

向かう方面により入口が違っており、高尾方面に行く場合は八王子西インター交差点から、鶴ヶ島方面に行く場合はその先の入口から入ります。

鶴ヶ島方面の入口は普通の丁字路のような感じで、ちょっと高速道路の入口らしくはありません。

歩行者や自転車の誤進入防止のため、看板やポールなどで入念に注意喚起がされています。

すぐ近くには美山トンネルというトンネルがあります。坑口上に旧道らしき道が見えるのですが、路盤に草が生えていてもう廃道化してしまっているようです。通るたびに自転車歩行者専用で開放してくれたら通るのになあ…と思っています。

天神トンネルと新天神トンネル

天神トンネルは山梨県の旧秋山村エリアを通る県道35号のトンネルです。ちょうど旧秋山村から上野原市街に向かう途中にあります。

どちらのトンネルも通行可能ですが、現在は新天神トンネルの方がメインのトンネルです。新天神トンネルです。歩道はないですが非常に路面状況も良く、便利そうです。

トンネルは道路幅に余裕がなくなるので自転車の通行の難所になりがちですが、今回のように旧道も通行可能である場合、交通量のない旧道をあえて通ることで安全に通れることが多いです。

旧道に向かってみます。

制限高3.5mの規制がかかっています。中型トラック以上だと通るのは厳しい高さかもしれません。

秋山側の坑口です。

トンネル内部はこんな感じで素掘り感があります。照明はちゃんとついています。

上野原側に開通記念碑がありました。

記念碑は漢文なのですが、左隣に書き下し文の記念碑が別途あります。読んでみるとトンネル開通の経緯がつづられており、なかなかに興味を引かれるものです。

道路の中でも特にこのような交通に苦労のある地域の道路が好きなのですが、何かとこういうストーリーが想像しやすいから興味を引かれるのかもしれません。

埼玉県自転車みどころスポットを巡るルート100 #52

今回は ”ときがわ里山ルート” を走りました。健脚者向けの景観ルートに対して一般向けという位置づけのルートです。

ときがわ町は”自転車歓迎の店”というステッカーを掲示した駐輪ラックのある店が数多くあり、町全体でサイクルツーリズムに力を入れている印象があります。白石峠などの過激な名所もありますが、今回はときがわ町の里山の景観を見ながら走るルートです。

起点は明覚駅です。右折してしばらく県道172号を走り、玉川工業団地の中を抜けていきます。

その後嵐山渓谷方面に向かって北上し、1つ坂を越えます。

坂を下ると右折し…

すぐ左折して元の道をUターンします。ここに特にチェックポイントはありませんが、槻川の川面がちょっとだけ見られます。周囲ものどかな風景が広がり、雰囲気のいいところです。

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埼玉県道61号越生長沢線

自転車で行き止まりの県道の終点まで往復するというツーリングに時々出かけていますが、今回は間が寸断されている県道を走ってみました。

自然の影響や社会情勢の変化で、山を挟んで寸断されている道路は結構あります。パッと思いつくのは新潟-福島間の国道289号、前にも出かけたことのある群馬-新潟間の国道405号などです。

埼玉県の西部にも似たような道路があって、今回の県道61号もそれらに似ています。ちょっと違う点として、寸断されている部分に一応舗装林道があって、一般車両も通れるようになっています。今回は越生側から吾野方面に抜けてみました。

まずは県道30号(旧道)の三滝入口交差点を曲がります。

三滝というのはこの奥にある黒山三滝という名所のことです。ちなみにこの三滝入口交差点なのですが、梅の開花時期になると越生梅林に向かう車で県道30号(旧道)ともども大渋滞になります。単に自転車だけなら、梅の季節は避けた方が良いと思います。

歩道橋に路線名が入っています。

道路は実質の行き止まりということもあって、地元の方、または観光目的の方の車以外はあまり通りません。割と静かな中を落ち着いて走れます。

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寄の新東名高速道路建設現場

神奈川県道710号の途中にかなり大規模な工事現場がありました。最初は砂防工事かと思ったのですが、新東名高速道路の工事現場なんだそうです。

工事期間はなんと2020年末までです。

こちらの写真の左端中段に標識のようなものが写っていると思うのですが…

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神奈川県道710号

地図を眺めていると、秦野-松田間に行き止まり県道としては結構長い県道710号という道路があることに気づきました。地形的にも面白そうなので見に行ってみることにしました。

県道710号へのアクセスは国道246号からになります。秦野方面から坂を下っていくと、”寄入口”という交差点があります。「よりいりぐち」と読みそうになりますが正しくは「やどりきいりぐち」なんだそうです。寄というのはこの県道の奥の方に広がっている地域の名称です。

寄入口交差点です。

緩い登りでのスタートになります。

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戸田交差点の工事進捗

久々に県道22号と国道129号が交差する戸田交差点を通りました。ここは付近を新東名高速道路の厚木南ICができる予定という関係もあって、既存の交差点の立体交差化が進んでいるところです。

立体交差の工事はすでに完了していて、左折して海老名に向かう車両と、右折して伊勢原に向かう車両は側道に入るよう指示が出ています。直進すると立体交差で戸田交差点をスルーしてしまいます。

交差点手前では歩道橋にも横断幕のような感じで標示がされています。遠目にアンダーパスの入り口が見えますが、自転車・軽車両の通行は禁止です。側道は自転車の通行も問題ないようですが、最終的には高速道路のランプウェイができますので、流出・合流する車と交錯するリスクを考えると歩道でランプウェイを迂回するのが無難と思います。

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県道520号で桂川右岸を走る

甲州街道こと国道20号を走るのが割と好きなのですが、交通量がまあまあ多く、自転車向きとは言いがたいかもと思うこともあります。国道20号は猿橋あたりまでは桂川の左岸側を走るので、右岸側の道を探検してみました。

まず相模湖ICを過ぎた後の吉野交差点を左に入ります。

橋を渡って突き当たりを右折すると県道520号です。これが上野原あたりまでの右岸のメインルートです。

途中までは規格もかなり良いです。

この規格の良い区間はわずかで、基本的には住宅地の中を縫っていくような狭めの道路です。抜け道として車がそれなりに通るので、対向車には警戒しておいた方が良いです。アップダウンはまあまあある、というところです。短い上り下りが続きます。

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串川沿いに走れる道がないか探検

結論から申し上げますと失敗でした。

いつも県道510号(旧)を宮ヶ瀬方面に走っていると、串川沿いにチラッと遊歩道のような道路が見えるような気がしていました。気になるので探検してみました。

県道510号はそれほど右左折できるところはないですが、割と代表的なこちらの信号で曲がってみます。久保田酒造さんの看板が目印です。

かなり急な坂を下りていきます。

串川に出ました。正面の風格ある建物が久保田酒造さんの建物のようです。

こんな感じでサイクリングロードっぽい道路はあったのですが、整備されているのは写真に写っている部分だけで、すぐ行き止まりになっていました。

県道510号も楽しいのですが、バリエーションルートとして川沿いの道がないか期待していたので残念です。串川沿いは地形も急峻で崩れやすいようなので、川沿いの道路整備は難しいのかもしれません。