かねてより3月下旬に通行止め解除という情報のあった国道19号水篠橋付近の通行止めですが、2023年3月29日の13:00に解除になる旨の発表がありました。
上のツイートにも但し書きが付いていますが、周辺斜面の変動量の計測は当面行われ、危険な兆候があった場合には改めて通行止めになるということです。
まだまだ油断はならないもののとりあえず規制なく通行できるようになるのは大変喜ばしいニュースです。4月以降は松本方面にも自転車で出かけやすくなると思います。
かねてより3月下旬に通行止め解除という情報のあった国道19号水篠橋付近の通行止めですが、2023年3月29日の13:00に解除になる旨の発表がありました。
上のツイートにも但し書きが付いていますが、周辺斜面の変動量の計測は当面行われ、危険な兆候があった場合には改めて通行止めになるということです。
まだまだ油断はならないもののとりあえず規制なく通行できるようになるのは大変喜ばしいニュースです。4月以降は松本方面にも自転車で出かけやすくなると思います。
2022年の12月に供用開始となった柳沢バイパスを通行してきました。
県道414号は中野市から飯山市に向けて千曲川の右岸側を通る道路です。元々谷街道と呼ばれる旧街道が通っており、現在の県道414号はそれに沿った線形になっています。
高社山寄りの旧道とは別に信州中野駅付近から新しいバイパス路線が延伸してきており、飯山市街に向けて最後に残っている低規格な区間が中野市柳沢の一帯です。この区間は現道のすぐ近くまで人家が迫ってきており、現道をそのまま拡幅するのは難しそうです。
そのため、街道沿いの人家を避ける形で川沿いにバイパス線が計画されており、柳沢バイパスという名前になっています。
県道414号を信州中野駅方面から走ってくると、北陸新幹線の高架をくぐります。その先で左側に分岐するのが柳沢バイパスです。
今回供用されているのは距離としては600-700mほどです。バイパスはすぐに行き止まりとなり、左折すると折橋という橋を渡って国道292号に接続します。
最終的にいつ頃飯山市街に至るまでが高規格な路線になるのかはまだまだ見通せませんが、自転車的には重宝するルートなので延伸に期待したい路線です。
国道19号の信州新町にある三篠橋が長らく片側交互通行となっていましたが、とうとう本復旧工事が完了し、通常通り通れるようになる見込みということです。規制解除時期は明示されていませんが、2023年3月下旬を見込んでいるということです。
この区間はこの3年ほど規制や全面通行止めを繰り返して来たので、ルートとして少々選択しにくいところがありました。
[hebodj.net]
市道でう回するなど、通る場合は工夫して通っていました。
[hebodj.net]
ここが通常通り通れると長野県北部から松本方面ネットへのアクセスは非常に容易なので、喜ばしいニュースです。
北国街道の旧川田宿を訪問しました。旧川田宿は現代の住所で言うと長野市松代若穂川田にあります。
北国街道というと現在の国道18号と大体ルートが同じなのですが、この北国街道には東脇往還と呼ばれる支線のようなルートが存在します。東京方面から国道18号を移動してくると矢代宿(現在の屋代駅付近)で分岐し、本線は善光寺方面へ、東脇往還は松代方面へ向かっていきます。分岐した路線は牟礼宿で合流することになります。
今回訪問した川田宿は矢代宿の次の次に当たる宿場です。現在の国道403号からは離れているので、意図して訪問しない限り宿場町の町並みは目に入ってきません。
本陣や蔵造りの建物など当時をしのばせる建造物が残っています。また、そのほかの建物もリニューアルはされているようですが、構造自体は宿場町らしい風情を残しているものが多いように感じられました。
宿場の端には高いところに小さな社がまつられており、これは火災予防を祈願した秋葉神社だそうです。
近くにあった説明板にもある通り、立派な天然石の上にあります。家の屋根くらいの高さなので、高さ3mくらいはありそうです。高いところにあるので近くでじっくりと見ることはできませんが、確かに獅子の精巧な透かし彫りが施されています。
現在の軽井沢から直江津を結んでいた旧街道の”北国街道”に興味があり、よく自転車で旧道を走行しています。ルートは現在の国道18号とほぼ同じなのですが、一部に全く違うルートを通っている場所があります。
しなの鉄道北しなの線の古間-牟礼間がその一つで、旧道は現在も通行可能だそうですが未舗装路らしいということでした。手持ちの自転車では走行できなさそうだったので、今回はウォーキングで探検をしてみることにしました。
ルートはこんな感じになっています。
まず北しなの線の古間駅からスタートです。旧信越本線の駅ということもあってホームの有効長が長く取られています。かつて使われていたホームもまだ残っています。
ルートは環境省が指定する”中部北陸自然歩道”の一部になっています。信濃町の穂波という地区から先が未舗装路になっています。
全体的には林間の道で、広葉樹林の区間もあれば杉林の区間もあります。
途中に”明治天皇御野立所”という場所があります。これは1878年に明治天皇が北陸地方を巡幸した際に野立、つまりお茶休憩をした場所だということです。1878年時点では現在の国道18号ルートは使えなかったことが分かります。
続きを読む国道18号の太田切川に架かる妙高大橋は2021年の8月に新橋が供用開始となり、旧妙高大橋は通行できなくなりました。
地図を見ていたところ、旧妙高大橋の更に下にもう一本旧道の橋があるようだったので見に行ってきました。
この旧道の旧道とでも言うべき橋を通る場合、事前に国道18号の脇道となっている旧北国街道に入っておく必要があります。
この道路は橋の長さを節約するため、一旦川に向かって坂を下り、短い橋で川を渡ってまた登るというルートが採用されています。高低差があることに加えて、横断線形もあまり良くない点が昔の道路という雰囲気を感じさせます。
北国街道と直接関係なさそうですが、眼下に見えた妙高はねうまライン(旧信越本線)の線路沿いに何か石碑のようなものがありました。良くある工事完工記念の石碑なのかもしれませんが、アクセスできないところにある石碑なのでちょっと気になりました。
松代の南東方面にある皆神山を訪問しました。皆神山は松代の市街地背後にポツンと独立してそびえている山で、その立地と四角錐のような形状からパワースポットと呼ぶ人もいるとのことです。
車道で頂上付近までアクセスできます。路線としては長野市道松代東339号線という名称です。
路線延長としては1.6kmほどとそこまで長くはないですが、標高差が約200mあります。全線の平均勾配が12%近くあるというかなりの急勾配路線となっています。
実際に登ってみると路面状況がそこまで悪くはないので、純粋に勾配のみが通行における難しさの要因となっています。
急勾配のためかなりゆっくり登っていたところ、遅さが災いしたのかアブや蚊などの刺すタイプの虫に頂上に至るまでずっとまとわりつかれ、非常に苦しい走行となりました。路線全体通して日影が多いということもあって、虫の出る時期は要注意かもしれません。
私はこういった極めて急勾配の路線は好んで走りませんが、大体急勾配路線は路面状況が悪いところが多い中、比較的路面がきれいという点では貴重かもしれません。市街地にも近いので急勾配チャレンジが好きという方にはオススメできそうです。
今日12/6の9:30より、中野市内の長野県道414号バイパスの一部が供用開始になっているということです。千曲川右岸側での中野市-飯山市間のメインルートとなるルートです。従来は長野電鉄木島線が並行していましたが、木島線廃線後はその跡地の一部も利用する形でバイパスの整備が進んでいます。
この事業は2013年から継続して実施されているということで、かなり長いスパンで進められているようです。過去にもエントリにしたことがありますが、当ブログでの初出は2020年3月のことです。
現道は住宅地の中をぬっていくちょっと狭い道路で、道路に対して大きな車も通るので四輪車だと不便を感じることがあるのではないかと思います。
柳沢バイパスが開通すれば前後の区間は既にかなりの高規格道路になっているので、千曲川右岸側でも中野-飯山-木島平-野沢温泉という交通ネットワークが便利になると思います。
以前のことですが、栄村から野沢温泉村・木島平村を経て志賀高原に至る長野県道502号の下見を行いました。このルートは全長が50km近く、大半の区間で標高が1,000m-1,600mとなる特殊なルートです。
何となく走りに行って遭難などのトラブルが発生しても嫌なので、区間を区切って少しずつ様子を調べています。行政的には途中のゲートなどを境に5つの区間に分けて管理しているようです。北信建設事務所管内のルートはこのようになっています。
今回見に行ったのは通行止め情報で⑧-5と記載されている区間の栄村側の入口です。県道502号の北端にあたります。
行き先の表示が付け替えられるようになっている案内看板がありました。通行止めなどの事情が発生した場合には行き先の内容が変わるものと思われます。
県道の起点にまだ”豊田村”の表記が残る古そうな看板がありました。これによると県の通行規制情報で⑧-5と表記されるのがC区間、⑧-4がB区間、⑧-3はA区間と呼ばれているようです。
県道の入口です。志賀高原を抜けて国道292号に至るまでは70km近い山道を抜けていく必要があります。
地形図や標高データで確認する限りは⑧-5区間(C区間)の登りは長いとは言え、そこまで急勾配にはならないようでした。⑧-5区間のみ通行して野沢温泉から降りるというルートでも結構楽しそうな気がします。まずはこのルートから行ってみたいところです。
県道502号は例年11月初旬から5月末までが冬季通行止めで、通行できる区間の方が少ない路線です。このルート周辺の踏査は来年以降のお楽しみにしたいと思っています。