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秋の奥裾花大橋

空気も冷え込んできたので鬼無里の方がどうなっているか偵察に行ってみました。奥裾花方面は5月の水芭蕉の季節がハイシーズンですが、紅葉もなかなかきれいな場所です。

奥裾花大橋周辺は紅葉が始まっていることは確認できましたが、まだ見ごろという感じではありませんでした。2024年は10/26の週末がチャンスではないでしょうか。

奥裾花自然園は11/4まで開園しているということなので、それ以降になると通行可能なのはこの橋までとなります。

新しく奥裾花渓谷の地学的な見どころを紹介する看板ができているのを発見しました。

鬼無里のアメダス

長野県は県土が広大なのでアメダスもたくさん設置されています。よく自転車で出かける鬼無里にもアメダスがあります。降水量のみを計測しているアメダスです。降水量のみなのは鬼無里が歴史的に土砂災害の多い地域だからではないかと思います。

植物に侵食されていますが、これがアメダスで間違いないと思います。

場所は鬼無里の東京(ひがしきょう)と呼ばれている地区です。国道406号からはちょっと坂を登ったところにあります。

アメダスの目の前には賀茂神社の参道が延びています。

鬼無里のアメダスは1977年からデータを取得しているようです。調べてみると1973年に鬼無里では大きな土砂災害があったということなので、それを受けて降水量をモニタリングするようになったのかもしれません。

災害があったのは飯縄山という鬼無里と小川村の境界付近にある山です。ややこしいのですがこの飯縄山は戸隠のある飯縄山とは別の山です。山の北側斜面が裾花川方面に向かって崩壊したという災害のようです。この災害については今まであまりよく知らなかったので、それこそ国会図書館などのリソースを使って調べてみてもいいかもしれません。

東京地区は眺めのよいところが多くおすすめです。

鬼無里の湯前公衆トイレの閉鎖

鬼無里と白馬の中間に鬼無里の湯という宿泊施設があります。この宿泊施設の前には公衆トイレがあって非常に重宝していたのですが、トイレが閉鎖になっていました。

最初は冬季閉鎖なのかと思いましたが、よく見てみると入口上の看板も撤去されているので使用が停止されているようです。鬼無里の湯の建物内にあるトイレは利用させていただけるようなので一安心ですが、今後少々注意が必要そうです。

5月の奥裾花渓谷

今シーズン初めて鬼無里方面に出かけてみました。

奥裾花自然園 観光駐車場

鬼無里と言えば奥裾花自然園の水ばしょうですが、水ばしょうの見頃は例年5月初旬から20日頃までとなっています。水ばしょうが終わっても、その後は新緑がきれいな時期なのでこちらはこちらでおすすめです。

自転車では奥裾花自然園手前の観光駐車場まで行くことができます。ピーク時は混雑するそうですが、今日は比較的空いているようでした。

観光駐車場は奥裾花自然園が開園している期間しか入れないので、奥裾花渓谷のサイクリングも期間限定となっています。春シーズンは4月初旬から6月末までなので、今がチャンスとなっています。

鬼無里の変化

以前来た時より変わったところがいくつかありました。

鬼無里の中心部に”町”と言われる地区があるのですが、町地区を抜ける国道406号の舗装がリニューアルされていました。

以前は路面が荒れ気味のセクションだったように記憶しているので、リニューアルはありがたいです。

長野市街から鬼無里に向かう区間でも部分的に工事が行われており、舗装の傷んだところや現代の基準においては狭い区間については随時改良されているようでした。

初夏の奥裾花渓谷

気がついたら7月も目前で、奥裾花渓谷をしばらく訪問できなくなってしまうので様子を見に行ってきました。

奥裾花自然園方面は例年7月-9月と11月-4月の間は通行できません。逆に言うと訪問できるのは5月・6月・10月のおよそ3ヶ月間ということになります。11月から4月まではいわゆる冬季閉鎖ですが、7月-9月までは途中の林道の集中補修などを行っているんだそうです。

奥裾花大橋から林道大川線の分岐に向かう途中です。

人為的な騒音が全くない中を走れるのが楽しい路線です。今の時期は鳥の鳴き声に加えてハルゼミの鳴き声も聞こえてきます。

少々注意したいのは野生動物で、奥裾花に関しては野生動物遭遇率は相当に高いです。この時もニホンザルやタヌキに遭遇しました。鈴などの音の出るアイテムのほか、自転車の場合前方のライトを点けておくと動物の方から逃げてくれます。

おなじみのダイナミックな露頭です。中央下部に自転車が写っていますが、比較すると壁の高さがお分かりいただけるのではないかと思います。

国道406号の偵察

今シーズン初めて国道406号で鬼無里を経由して白馬方面に抜けるルートを走行してみました。

鬼無里の中心部では農協の建物がなくなっていました。

松厳寺の正面です。
バス停に面影が残っています。

国道406号は雪が多かったためなのか、記憶よりも路面が全体的に荒れ気味でした。特に白沢洞門近くの標高の高い区間は荒れている部分が多く感じました。

一方で白沢洞門以降の白馬側の斜面は一部舗装が打ち直されており、下る場合特に安心感が増したように感じました。

そのほか、長野県全域を対象として設定されている”Japan Alps Cyclingプロジェクト”のルート案内看板が新設されていました。

看板は設置したてです。

この近辺のルートは県道36号で黒姫-戸隠奥社-大望峠-鬼無里交差点と移動して鬼無里交差点から国道406号で白馬駅まで向かうという経路になっています。

2022年の奥裾花自然園は4/29開園

鬼無里の奥裾花自然園は毎年ミズバショウの開花時期と紅葉の時期に限り開園する、ちょっと変わった自然公園です。

2022年については春の開園は4/29からということです。奥裾花ダムから奥裾花自然園の駐車場までの道も開放されるので、奥裾花渓谷を見学できるのはこの時期だけとなっています。

連休中はイベントも様々開催されるということなので、善光寺御開帳とあわせて鬼無里もオススメしたいところです。

鬼無里のe-bike

鬼無里の中心部にある旅の駅鬼無里に立ち寄ったところ、最近よく見かけるe-bikeの貸し出しが開始されていました。

パナソニックのXU1というモデルが2台配備されているようです。調べてみるとこの形式はアシスト状態で60kmくらいの航続能力があるようなので、鬼無里周辺の散策には十分なスペックと言えそうです。

さすがに白沢洞門や大望峠まで行くかと言われると微妙なところかもしれませんが、鬼無里の湯や奥裾花ダムあたりまでなら行ってみると面白そうな感じです。

ヘルメットの貸し出しもしているとのことなので、手ぶらで行っても問題ないようです。

鬼無里に限らずですが、最近長野県内では貸し自転車、特にe-bikeの整備が各地で行われているような感じがします。

奥裾花大橋 (2021/10/16)

鬼無里も紅葉の季節が近づいているので、奥裾花大橋まで様子を見に行ってみました。

まず谷の辺りはこんな感じで、色づきはじめというにもまだ早いくらいの感じでした。

100mくらい標高の高い奥裾花大橋ではこんな感じで、一応色はついていますが鮮やかな感じではありませんでした。今年の紅葉は平年よりは少し遅めらしいです。

奥裾花大橋ではいつも奥裾花自然園の状況を看板で確認することができます。春先はミズバショウの開花状況、秋は紅葉の状況といった具合です。

今年の奥裾花自然園は11/7まで開園しているそうです。

鬼無里の柳沢峠入口

国道406号を鬼無里から白馬方面に走っているといつも気になる看板があります。

柳澤峠入口という看板です。位置的にはちょうど鬼無里の湯の辺りです。

以前図書館でチラッと読んだ鬼無里村史によれば、国道406号開通前の白馬・糸魚川方面へのルートの1つと書いてあったような気がします。

現在通行できるかどうかは不明ですが、途中までは舗装路になっているようです。長野市の行政地図情報で調べると峠の頂上までは”鬼無里南31号線”という市道として認定されているようです。また、地理院地図でも柳沢峠の名称は図示されています。

大ざっぱながらGPXファイルを作ってみました。

登山に関しては全く経験がありませんが、登山の心得があればこういった近代以前の古道もトレースできて楽しそうだな、と思うことはあります。