DJ風にミックスをしてみる(1)

いよいよDeckadanceのメイン部分、DJ風に曲をミックスする操作の解説を始めましょう。
相手が音なのでややこしい部分が多々ございますがよろしくお付き合いください。

なお、オーディオの設定はマスター出力がスピーカーから出て、モニター出力がヘッドホンから出るという想定で書いています。

まずはデッキAで適当な曲を再生しましょう。
練習なので長尺のものがいいです。

そして、画面中央のクロスフェーダーを左いっぱいまで寄せます。
クロスフェーダーはマウスでつかんで動かせます。
これでデッキAの音だけが出ている状態になりますね。

次にデッキBに曲を放り込み、再生します。
そして、デッキB側にあるヘッドホンのマークを押します。

すると、マスター出力ではデッキAの曲のみが流れていますが、
ヘッドホンではデッキBの曲が流れているという状態になります。

次にピッチ合わせをします。
ピッチ合わせとはいってもデッキBのBPM表示の下にあるSYNCボタンを押すと自動的にデッキAにBPMが同期します。

曲同士のBPMは合っているので、後はデッキAの曲に合わせてデッキBの曲を送り出すだけです。
曲の送り出しは慣れないとなかなか難しいですが、以下の方法が比較的簡単だと思います。

各デッキの波形が表示されている部分をドラッグすると、曲の早送りや巻戻しができます。
マウス左ボタンを押しっぱなしにしておけば曲を進めずにホールドすることができるので、曲の頭や
展開の変わるところなど、分かりやすい部分でホールドしておいて、タイミングよくマウスボタンを離すとやりやすいです。
ちょうどアナログレコードに手をかけて止めておくようなイメージですね。

送り出してみてスピーカーとヘッドホンからデッキAの曲とデッキBの曲がそれぞれうまく混ざって聴こえるでしょうか。
DJをやったことのある人なら別ですが、最初は左右の耳で別の音を聴いて合っているかどうか確認するのは難しいものです。
キックの音がはっきりしているものを練習に使うなどして、やりやすい環境で始めるのがいいと思います。

さて、練習しているうちにタイミング良く送り出せるようになってくるとは思いますがどうしても曲同士がずれるなあ、
という感じになると思います。
次のエントリでずれの修正について解説します。

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