なんと5年ぶりくらいにミキサーを新しくしました。
候補はいろいろ検討したのですがRodecのMX-180 Originalになりました。
当blogでDeckadanceを推していることを考えるとMIDIコン兼用みたいなミキサーにするべきなのでしょうが、
ミキサーはミキサーらしい方がいいと思っているのでひときわ男らしいRodecのミキサーになりました。
買ったそばからえらい気に入ってしまっているのですが、とりあえず写真と簡単なインプレッションをどうぞ。
まず梱包箱ですが普通のダンボールにシールが貼ってあるだけです。
ベルギー製。そう、Image-Lineとご出身は一緒です。
何気に50年近い歴史のある老舗です。
全体はこちら。天板は傾斜しているので本体は三角柱のような形状です。
天板の大きさはSL-1200よりちょっと大きいくらいです。
幅は19インチ(48cmくらい)に設定されており、天板の両サイドにねじ穴も開いているのでラックマウントも考えられているようです。
チャンネルフェーダーとクロスフェーダー。
チャンネルフェーダーはミキシングコンソールなんかによくある縦長で中央がくぼんだ形状のものです。
フェーダーカーブはマニュアルに情報がないので詳しくわからないですが、緩い傾斜になっていると思います。音が自然に入ってくる印象です。
クロスフェーダーは非常にノブが小さいです。
あとなぜかセンタークリックがついています。スクラッチなどをする人にはこの仕様はちょっと不向きかもしれません。
こちらのフェーダーカーブはまあまあきつめの傾斜になっている印象。
イコライザなどなど。
ツマミ類は梨地のプラスチックのような触感です。詰まって配置されているように見えますが先端が細いツマミなので、そんなに窮屈には感じません。
イコライザは3バンドで+-12dbというDJミキサーにしては珍しい仕様です。-側が切れにくいのではないかと思いましたが、思ったよりは全然ばっさり切れる感じがします。
イコライザと左右バランスにはなぜかセンタークリックがついていません。
ヘッドホンジャックとマスターフェーダーなど。
ヘッドホン出力のCUE/MASTERのバランスはボリュームで行います。
マスターは2系統、モニター用出力もマスターフェーダーの脇でボリューム調整をします。
レベルメーターと電源スイッチ。
レベルメーターは2系統あり、左側がCUEされているチャンネル、右側がマスター出力のどれかになります。
チャンネルごとにレベルメーターがあるわけではないので、CUEしている間にレベルを合わせるということになります。
-37dbから反応するので結構元気良く光ります。
電源スイッチは心配になる小ささです。DJ中に誤爆して電源オフすることを避けるためかもしれません。
超ムード満点なトグルスイッチ。
トグルスイッチってかっこいいですよね。
裏面。
電源はユニバーサル電源なので日本でもOK。マスター出力はピンかXLRで出します。
また、エフェクタをインサーションケーブル(片側がフォンプラグ1個で、反対側がピンプラグ2個等のY字になったケーブル)2本で接続可能です。
チャンネル部。
1-4のチャンネルはそれぞれPhono1系統、Line2系統、マイク1系統を接続できます。
また各チャンネルごとにレコード出力を取ることも可能。
チャンネル5はマイク専用です。