一部で報道等もされていましたが、川崎駅の周辺で車道を減らして臨時に自転車道を作る等安全対策の社会実験が行われているとのことでした。
県道川崎府中における安全対策の取組について
京急川崎駅周辺における社会実験終了について
[川崎市ホームページ]
期間はもう終わっているのですが、社会実験は継続されているとの情報を得たので、自転車ツーリングがてら見てきました。
自転車道が設置されている箇所は京急川崎駅周辺の県道9号沿い、京急川崎駅入口交差点から幸町交差点までと京急川崎駅前交差点から幸町交差点までです。
ちょうど県道9号がJRの線路をアンダーパスでくぐる地点です。
結構長いアンダーパスになっているので、下っているとかなりスピードが出そうです。
過去には下っている自転車が絡む交通事故も起きているとのことでした。
仮のガードレールで作った自転車道はすっかり認知されているらしく、様々な自転車が整然と通行していました。
こちらは川崎駅東口側にあった誘導用の路面標示です。一方通行が意識しやすくなっています。
川崎駅東口側の入り口です。
実際ここから幸町交差点まで自転車道を通ってみましたが、さすがに1車線分使っているだけあって不安のない幅員です。
交差点手前は自動車の車線に右折レーンがあるので多少狭くはなります。
こちらは京急川崎駅前の様子です。
自転車道の延長部分真正面に柵が立てられており、ここからは押して歩くよう促す表示が出ています。
自転車道の出口にあたる京急川崎駅前と幸町交差点にはそれぞれ誘導の人が常駐していました。
逆向きに進入する自転車に声をかけたり、歩道を通行する場合は降りて押すように呼びかけを行っているんだそうです。
幸町交差点の自転車道出口です。進入禁止の塗装で逆走が発生しないよう呼びかけています。
スペースの都合等でなかなかどこの都市でもできる取り組みではないのかもしれませんが、誘導員の配置や逆走防止の標示等、社会実験とは言いながらも本気度の伝わってくる内容でした。
ここって昔から自転車事故多かったんですよねぇ
車道を走ると怒られ、歩道は降りるのを徹底されてないしで
むしろ対策が遅すぎるに過ぎる気もしますが
やっぱ近年の自転車問題によるニュースで自転車は車道を走るものっていう認識が生まれたからなのかな
特に危険な箇所なのでこういった珍しい措置をとったんでしょうかね。
混雑している京急川崎駅周辺は降りましょうという案内がなかなか秀逸だと思いました。